日記

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DTP

   ご無沙汰をしてしまった。主宰している「軸」をDTPにして、オフセット印刷にするために1ヶ月格闘していた。最初のデザインが大変だったのである。
  イラストレーターを使ったが、本格的に理解するとなると大変だ。
  いわゆるブリコラージュで使っているうちはいいのだが、プロの印刷所にデータを渡すとなると、それなりの仕様にしなければならない。これが素人には難しいのだ。
 バージョンはCCである。クラウドで、どんなソフトでも使えるのが有難い。
  タイトルをカラーにし、少しポップな俳誌になったが、これで時代にようやく追い付いた気がする。
  メディアの変化は必ずコンテンツの変化を促すから、これできっと俳句の何かが変わるだろう。新しい俳句の出現を期待している。




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新しいパソコン

 毎年12月にはパソコンを作り替えるのが習慣になってきている。数年は使えるのだが、規格や性能の変化を肌で知るには、やはり1年に1台は組んでおいた方がよい。もう年齢が年齢なので、世の中の変化に疎くなってきているところがあるから、私にとっては年末の大切な行事である。
 CPUはAMDの A10 5800K である。4.2GHzで、4MBのキャッシュが付いている。
 マザーボードは、ASUSの F2 A85-MPRO。スイッチ一つでオーバークロックできるという代物である。
 実はこのCPUとマザーボードは、すでに1年使い込んでいる。350Wの電源で、サブシステムとして使っていたのだが、あまりにも優秀なので、今回はレギュラーに昇格である。
 メモリは8Gを2枚載せて16Gである。
 昇格に当たってグラフィックボードを載せてやることとし、無難に同じASUSのHD7790DirectCUⅡOC を選択。要するにRADEONのHD7790である。電源も550Wにアップした。
 AMDの A10 5800K はかなり優秀だから、ゲームをやらない私にはグラフィックボードは必要のないものなのだが、イラストレータをCCにアップしたら、何とメモリーが足りないと言い出したのである。なぜ?と思ったら、CCは常に3Dの編集を前提にしているらしい。何なんだと思いつつ、メモリの増設を考えたが、エラーメッセージにはグラフィックボードを載せれば解決するかも、と書いてあったので、どうせのことにと少し贅沢をした。
 いやあ、初めからボードを使っていれば良かったなあ。やはりどこか美しいぞ。特に動画がなめらかだ。しかも、おまけとしてシムシティのダウンロード券が付いていた! シムシティは悴に最初に買ってやったソフトだったから懐かしい。誘惑に溺れそうである。
 すべては、俳句雑誌「軸」をカラー化するための準備である。あとは私のセンス次第だが、素人デザイナーでどこまでやれるか。まあ、だいたいカラー化すると、安っぽくなっちゃうんですよね。
 
 
 
 

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 11月29日は全国俳誌協会の吟行会。吟行地は新宿中央公園と東京都庁周辺である。
 文化学園大学に隣接する家庭クラブ会館で句会を行った。
 1位 街は冬人間だんだん膨れ出す            手塚玉泉
     冬東都積木の空が崩れ出す              〃
 2位 新宿は火薬の匂い人等枯れ      久野康子
       無頼派も老いて海鼠となりいたる         〃
 3位 冬木の芽詩の発酵は寡黙から            井上佳子
 1位の玉泉さんは「銀杏」に主宰。俳句の巧い人である。「積木の空」は、この日の都庁の特殊事情による。都知事への献金問題でメディアがカメラを連ね、緊張が走っていた。
 参加者は38名と例年より少なかったが、新しいメンバーも増え、若手の参加もあって熱のこもった句会となった。句会後は、新宿NSビルに新しくできたすし屋銀蔵にて懇親会を開催。ここでも俳論、文化論にと話の花を咲かせた。
 現在、俳誌協会は、設立五十周年記念句集を企画、製作中である。当協会としては久し振りのアンソロジーの刊行ということになる。「秋」主宰の佐怒賀正美副会長を刊行委員長とし、既に150名を越える参加者が集まっている。50周年にふさわしい句集が編まれるに違いない。
 

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はとバス

 〈はとバス〉に乗った。オープンバスでどこにも寄らずに都心を一回りするお気軽なコースである。12時に東京駅を出て、一時間で戻ってくる。それで俳句の吟行だというのだから、少々変わっている。
 東京駅丸の内南口の2番乗り場で乗車。二階建てのバスの先頭に腰掛けると、乗用車から見る景色とはずいぶん違う。見慣れた風景が異国の様相を呈してくる。
 青天井のバス冬日で満腹
 日比谷公園から霞ヶ関に向かい、国会の前から官庁街を抜けて汐見坂から愛宕山へ。官庁街には思いのほか落葉が多い。
 黄落の汐見坂から通じ合う
 東京タワーを抜けて、芝公園で高速に乗り、レインボーブリッジを渡り、二階バスからの景観を楽しむ。
 お台場を抜けて東雲で降り、新市場の工事現場を左に、晴美のかちどき橋を渡って、築地へ。場外市場は大変な人手である。
 新装なった歌舞伎座の前をとおり、銀座へ。なかなか進まなくなったバスの上にカラスの声が響く。
 冬日燦銀座の鴉オペラのよう
 これで1時間。ふだん何気なくとおっている道を旅行者の眼で辿り直してみるというのもおもしろいものだ。
 戻って、東京駅二階のレストラン、ブランルージュでフルコースのランチを楽しみ、そこで3時過ぎまで句会をさせて頂いた。
 未来は如何千代田区なべて黄落す
 

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 連句の会で「非懐紙」を巻いた。
 非懐紙は橋寮个考え出した形式で、懐紙の表裏に書くことを前提として定められている連句の式目(きまり)をすべて反故にし、自由に作ろうというのである。だから表も裏もない。月の定座も、花の定座もない。
 それで何が残るかといえば、付合の妙味と変化の醍醐味である。そこにすべてを賭ける。師匠の丹下博之先生は、「詩情を作りましょう」とおっしゃった。
 
 石を噛む冬の蝗の動かざる   原 伸一
   涸れたる川をなぞりゆく風  秋尾 敏
 乳母車眠る子乗せてゆっくりと 丹下博之
   三下半を胸に忍ばせ     柳田 萠
 
 四句目までを記す。あとは捌き手の伸一さんが校合中であるから遠慮しておく。
 伸一さんの発句は、冬の句としてなかなか迫力がある。大病を乗り越えられた方の句として読むと、さらに趣が深い。「冬の蝗」は初冬の季語であるから、本来は脇の句も初冬であるべきだ。しかし、そこは非懐紙であるから、あえて三冬の季語で出した。非懐紙であることを意識していますよという意思表示である。しかし、そのほかは発句に寄り添う。同時同場で、気分も発句の景を受けて詠んでいる。
 しかし、作者の自己表現がないわけではない。この座の連衆は、みな大先輩である。「なぞりゆく」には私の思いがある。この会に参加して五年が経とうとしている。ようやく連句の概要が見えてきたレベルなのだが、先輩方が培ってきたこの文化を、次の世代につなごうという志は持っている。
 第三は先生の句。「て」止めでないのも非懐紙であることを意識されてのことだろう。荒涼とした発句と脇の世界に、乳母車に眠る幼子を登場させて、みごとに転じられている。動作の主体を乳母車に置いているのもおもしろい。
 四句目は「来たぁ!」という感じである。さすが萠さん。これが歌仙なら、表からなんということを、ということになってしまうのだが、そこは非懐紙である。どこで何が出てきても驚くわけにはいかない。
 こうして十八句を詠んで夕方にみごと首尾。二時間半くらいであったろうか。充実した冬の一日であった。
 
 
 
 
 

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