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足立山麓にあるグループホームの花見に行きました。
9人の高齢者の方々とその家族、施設長さんをはじめ福祉施設の職員、福祉ボランティアの方々の和気藹々とした花見でした。
写真の女性は大晦日に八坂神社で初詣での方々に辻立ちをしていたとき、20歳のお正月に着物を着て初詣でされていた女性で、握手をさせてもらった女性と花見会場で再会したのでした。
人生最初の「投票」を「じみさんに入れる!」と張り切っておられました。
ありがたいことです。
そのとき一枚写真を撮りました。
目のパッチリとした豊かで個性的で美しい女性です。
私は若い頃、老人病院に勤めたことがありますが9人のお年寄りの脈を全員とりました。
90歳以上の方々の脈をとりましたが脈が規則正しく「整」で、十分な緊張のある脈拍が伝わってきました。内科医としていつも思うのですが90歳を超える人というのは本当に心臓の強い人だな、ということを今日も感じました。
花見の合間におじいちゃんとおばあちゃんと音楽にのって一緒に体操をしました。
桜の花のようにほのぼのと温かい光景でした。
少年に夢を 青年に希望を お年寄りに生きがいをもてる社会づくりを目指さなければなりません。
「収入が無いのに介護保険料が上がった!いざなぎ景気を超える景気の拡大と言われながらどうしてこんなことになるんでしょうか?」と訴える家族の方もいました。
文芸春秋3月号の丹羽宇一郎さん(伊藤忠商事会長・経済財政諮問会議委員)が「財界だって格差社会はノー」という論文を載せていらっしゃいますが、そのなかで「1989年にベルリンの壁が崩壊し共産主義の敗北が明確になると、資本主義の暴走が始まった。国際通貨基金(IMF)、世界銀行および米国財務省の間で広く合意された米国流の対外経済戦略(いわゆる「ワシントンコンセンサス)で「小さな政府」「規制緩和」「市場原理」「官から民へ」を世界中に広く輸出し(つまり他国へ押し付けて)、米国主導型の資本主義を押し広げようとするものだ(つまりアメリカの企業が一番儲かる)。」と書いてあります。
南米のアルゼンチンが官民あげてワシントンコンセンサスを忠実に実行した結果、(一時的な繁栄はありますが)国家が崩壊したということは有名です。
みなさんどこかでこの4つのフレーズを聞いたことありませんか?
「小さな政府」「規制緩和」「市場原理」「官から民へ」
自民党を強権でハイジャックした小泉・竹中ラインが果敢に言っていた基本的なフレーズ。。このフレーズこそワシントンコンセンサスの基本的な考えです。
「小さな政府」・・・
社会保障を受ける人は、自分の自己努力の足らない人である、という政府の冷たい論理である。
「規制改革」・・・
タクシー業界はこの10年規制改革の結果、タクシーの運転手さんの年収は3分の2に減少し、勤務 時間は1.2倍に伸び、事故率は2倍に跳ね上がりました。普通の運転手さんの手取りは17〜20万円 くらいが平均です。働けど働けど生活が豊かにならない・・・。
「市場原理主義」・・・
ドンドン企業に任せた結果、たしかに効率が上がったかのように見えますが利潤を生まないことは 一切しない。
「官から民へ」・・・
典型的なのは郵政民営化法案です。過疎地の郵便局の切捨て。そして郵貯資金・簡保資金約350兆 円をマーケット市場に放り出す、という法案です。いずれハゲタカファンドのエサになることは火 を見るよりも明らかです。ますますゴールドマンサックス社が儲けます。わが町、北九州市の北九 州中央郵便局跡地がゴールドマンサックス社が支配することになりました。ご存知ですか?
前述の丹羽宇一郎氏の論文にもありますが、
アメリカ3大投資銀行のひとつであるゴールドマンサックス社の社長の昨年末のボーナスは何と!
63億円。
世界中にいる2万6000人の社員の平均ボーナスは実に7,000万円以上となっています。
ここ10年、アメリカの一般のサラリーマンは年収は停滞しているにもかかわらずゴールドマンサックス社のような巨大金融資本は膨大な富を、日本から、世界から集めて廻っています。
そのためにも最も有意義なアメリカの対外経済戦略が(そろそろおわかりのように)「ワシントンコンセンサス」なのです。
日本では規制緩和のための法律づくり、例えば労働法を含む規制緩和を行いました。
たくさんの正規社員がクビになり実に今、派遣社員やパート労働者などの非正規労働者(160万人)が労働者の3分の1になりました。
少ない収入、不安定な雇用、平均200万円の年収では結婚もできず、結果として子供もつくれない・・・。
そんな非正規雇用の方がますます増えています。
すべてアメリカの注文に応じた日本におけるワシントンコンセンサスの結果です。
一部の企業は儲けるけれども国民の財布はカラカラです。
実感無き景気回復が続いているのはそのためです。
国民の富はどんどんアメリカへ移転しつつあります。お金には色がついていないのでなかなか国民にはわからないのですが
「何かおかしい!」
と皆様方もお気付きだと思います。
一方、ヨーロッパの国々は1989年のベルリンの壁崩壊以来、統一通貨「ユーロ」をつくってドル$に支配されない別の通貨圏を作り上げました。今ではユーロが強くなり、アメリカのイラク戦争の失敗もありドルが弱くなっています。
だからヨーロッパの国々は経済的活性化も社会保障の充実も両立させた、人間の顔をした政治ができます。
元祖:保守党のイギリスですらワシントンコンセンサスの考えを拒否しています。
ましてやフランス・ドイツ・イタリア・北欧の国々はなおさらのことです。
「姿無き占領(対日洗脳工作が完了する日)著者:本山美彦 ビジネス社1500円)」
という本を読んでみませんか?
「改革!改革!」
という名の下に、姿無き占領が日本で着々と進行中です。
長くなりました。
楽しいときを過ごしたあと桜の園をあとにそました。。
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