正月に帰省した際、父から北京の炸醤麺の話を聞いてきた。 父が1943〜44年に住んでいたのは東四牌楼の近くの胡同。2004年に行ってみたらこんなところだった。 何度も聞いてる話だけど、再度確認したかったのは「面湯」。当時の北京で炸醤麺の麺を茹でたおゆを飲む習慣があったのか、ということ。 なぜ僕がそんなことにこだわってるかというと、それが盛岡の白龍のルーツを知る手がかりになると思うからなんだ。味の記憶は曖昧だけど、食べ方だったら主観が入りづらいからね。 で、今回も「北京ではそんなもの飲まなかったな。白龍のおやじは満州で覚えてきたんじゃないか」という答えが返ってきた。 炸醤麺のHP活動を始めた1997年頃は、北京に何年も住んでいた人に聞いてみても、そんなもの知らないって言われたものだった。でも今、北京では面湯を飲むよね。去年は画像付きのBLOG記事を2つもみつけたよ。これとこれだよ。 この習慣は北京に昔からあったのに、日本人が行くような店ではしなかったということなのかな? まさか最近になって、旧満州(中国東北部)から伝わったってことじゃ無いよね? 北京にいる皆さん、教えて!
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この記事に
そうですね。今でも面湯を飲む習慣がありますよ。水餃子や炸醤麺を食べ終わったら。
[ smi*i*gf*ce0126 ]
2008/1/12(土) 午後 11:31
返信する↑に同じ・・・飲むそうですv(。・ω・。)♪
2008/1/13(日) 午前 8:21
返信するLeeさん今「老北京炸醤炸醤面大王」のような外国人が行くレストランでも面湯を出すのは知ってるよ。Leeさんのおばあさんも昔からやってる習慣かな?
あとね、なんで数年前までは、北京に住んでいる日本人が知らなかったのかというのも謎なんだよ。
[ ジミー荒川 ]
2008/1/13(日) 午後 0:19
返信するうじゃさんからも前に教えてもらったよね。西安人の旦那さんも飲んでいたんだよね。それに両親は北京人だったね。機会があったら、中国北方では広い地域で昔から続いている習慣なのか聞いてみて。
[ ジミー荒川 ]
2008/1/13(日) 午後 0:22
返信する水餃子を作ったとき、「蕎麦湯とおんなじでしょ^^」と老師が言っていました。北京の老師と東北の老師でした。
2008/1/13(日) 午後 4:52
返信するそういえば 父も水餃子を食べたあと 必ずゆで汁を飲みますが。。。
でも 麺のゆで汁は 飲まないですよねぇ!!何故なんでしょう?!^^;)
2008/1/14(月) 午前 7:56
返信する未音さんは、炸醤面の食べ終わった後の碗に、茹で汁を注いで飲むというのを見たり聞いたりしたことはありませんか?
[ ジミー荒川 ]
2008/1/14(月) 午前 8:38
返信する餃子の茹で汁は台湾にも伝わったんだね。餃子の茹で汁は中国各地の目撃談を聞いたけど、炸醤面の茹で汁のほうは、なかなか見た人の話が聞けなかったんです。
[ ジミー荒川 ]
2008/1/14(月) 午前 9:10
返信する北京に住んでいる日本人、特に駐在員の方は、餃子のゆで汁を飲む習慣すらご存知ない方が多いと思います。
頼まないと出てきませんし、そもそも駐在員の皆さんはあまりローカルフードを召し上がりませんから。
面湯は、私も海碗居で初めて飲みました。
ブログにも書きましたが、ここは何も言わなくても出てきましたよ。
ゆで汁をお碗に注ぐかどうかですが、同僚の中国人に聞いてみたところ、「人による」とのことでした。
つまり、そうする人もいるということで、実際私の同僚もミソを多めに入れて、最後に面湯を注いで食べるのが好きだと言っていましたよ。
[ ayazi ]
2008/1/14(月) 午後 2:27
返信する長いこと北京にいながら、面湯は気がつきませんでした。
でもコメントを見ているうちに中国人の友人の家に行った時、
確かに炸醤面の食べ終わった後の碗に、茹で汁を注いで飲んで
いるのを見たことを思い出しました。
その時はお湯を注いでいるのだと思ったのですが、面湯だった
のですね。
2008/1/14(月) 午後 6:49
返信する中国語ジャーナルという雑誌の今月号の作文添削コーナーに「北京で炸醤麺を食べた後に面湯を飲んだ。日本の蕎麦湯のようだった」という、日本人の作文がのっていました。なお原文は最初「一杯面湯」だったのですが、中国人の老師が「面湯は椀で飲むので「一椀」と数える」と添削しています。
2008/1/14(月) 午後 10:27
返信するここ数ヶ月で北京における面湯の普及具合がわかりました。
ayaziさん、碗に茹で汁を注ぐのは好みによるのでしょうが、日本で、やきそばや盛りうどんを食べたあとの器に、茹で汁を入れて飲む人の数に比べれば相当数いるんじゃないでしょうか?
[ ジミー荒川 ]
2008/1/16(水) 午前 0:30
返信するほんおじさん、面湯は最近北京で増えたというより、気が付いた日本人がたまたま3人現れたということかもしれません。
[ ジミー荒川 ]
2008/1/16(水) 午前 0:32
返信する花猫さん、中国語ジャーナルを立ち読みしますね。
炸醤麺は1碗じゃない?わんこそばは113椀。
[ ジミー荒川 ]
2008/1/16(水) 午前 0:36
返信する皆様の目撃談、なかなk参考になります。これは自宅の話ですが、手打ちうどんを作るときにできる「麺湯」でそのままうどんを食べると結構旨いですよ!豆汁も今は飲みやすくなりました。天壇北口のものはやはり旨いです。
[ 龍心 ]
2008/1/17(木) 午後 6:03
返信する龍心さん、BLOGにもコメントありがとうございます!
麺マニアでも無い普通の人のコメントは貴重です。
龍心さんも麺を打つんですか!?
[ ジミー荒川 ]
2008/1/17(木) 午後 11:29
返信する映画の中で「ミェンタン」と言ってめんを茹でた汁のスープを飲むシーンを見たことがあります。
私は北京の一般家庭で水餃子といっしょに餃子を茹でた味のない汁をスープとして出されました。これは茹で汁を飲むと茹でたそのものの消化を助けるからだということでした。蕎麦湯のようにちょっと味を付けて飲みたいと思うのですが、みんなふつうに飲んでいました。彼らは、ただのお湯を飲むよりは良いと思っているようです。
[ 美涼 ]
2010/6/7(月) 午後 11:54
返信する美涼さん、北京では普通の家庭で今も残ってる食習慣のようです。店では、むしろ復活しているんじゃないかって思うのです。
[ ジミー荒川 ]
2010/6/9(水) 午前 0:16
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