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くっついたり、離れたりのゲイカップル、レスリー・チャンとトニー・レオンが
南米ブエノスアイレスで激しく愛し合ってはまた傷つけ合う、微妙にすれ違う恋物語。
この映画は好きな人と、バラバラしててどこが良いの?って人に
別れるんじゃないかな。私は大好きです。もう何十回、見ただろう。
私は「ブエノスアイレス」と「さらば、わが愛 覇王別姫」は何度見ても飽きる事がないのです。
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まさかレスリーとのSEXシーンがあるとは知らないで、ブエノスアイレスまで来てしまった
トニー・レオンはだまされたと言って苦笑いで怒ってました。
ウォン・カーワァイ監督らしく、ストーリーはコロコロ変わるは、時間はかかるは、
レスリーはアメーバー赤痢にもかかるし ワールドツアーのコンサートの予定もあったのでイライラ。
いつまでたっても終わらないので、レスリーはコンサートの為 途中で抜けてしまいます。
急きょ、台湾からチャン・チェンを呼んで来て、話を繋げるなんて、
あまりにもあまりとは言え、この年のカンヌ映画祭で最優秀監督賞を受賞し、
世界的な名作にしてしまうんだからウォン・カーワァイは凄い。
ファイはドアマンをしたり、厨房で皿洗いをしたり、自分で稼いでちゃんと
地に足付いた生活をしてるけど、ウィンは一回も働いている所は無い。
ファイと暮らしているときはファイに寄生してるし、別れている時はパトロンと一緒だったり、
町で相手を拾ってる、その日暮らしなんだなぁ。
そんなファイもウィンと上手くいかなくなると、町をうろついて刹那的な相手を探す。
「俺は違うと思っても結局孤独な人間は皆同じだ。」と自分を情けなく思いながら。
ウィンからの電話。ファイは「案の定ウィンからパスポートを返せと電話が・・・。
返すのはいいが、会うのが怖い。‘やり直す’ことになるから。」ぎりぎりだよね。
ずるずる関係を続けるか、新しい1歩を始めるか。会ったら別れられない・・・という微妙な思い。
同性愛を描いているけど、これは男女でも女同士でも普遍的な愛の物語だと思う。
レスリー演じるウィンの勝手気ままさ、退廃的な雰囲気、くず折れる時の体の動き
驚くほど美しいし、全てに上手いです。(顔はアメーバ赤痢のせいか痩せこけてますけど)
余りに上手くて、最初はレスリーとウィンが重なっていたけど、全然違うんだよねぇ。
それでないと、唐さんと18年も暮らせないよねぇ。
クリストファー・ドイルの映像も素晴らしいし、フランク・ザッパの音楽も良い。
アストラ・ビアソラはアルゼンチンタンゴをモダンにしたらしいが、物悲しくて、はまっていた。
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で、ここではチョッと違った見方を
色んな投稿を見ていて、ある男の人が指摘していたこと
「素晴らしい。あそこまで描いているとは。よくぞやってくれました。」
って何がかというと始めのSEXシーンでトニー・レオンが手に唾をつけて下へ持っていったから。
もう大人のあなたはわかりまね。男同士であの体勢ではつまり潤滑油的なもの
唾がいるってわけなんです。(ドキドキ)
これはよそにも書いてありましたが、私もすぐに気付いた事。
トニーとチャン・チェンが別れの抱擁をする所、
トニーは始め腕時計をしているのにカットが変わると腕時計なくなってるよ〜。
いったいあのカットの間にどれ位の時間があったのだろうか?ってか色々撮ったんだろうけど。
トニーは台湾のニュートラムに乗って最後のシーンを撮った時、本当にこの仕事から
解放されるのだと思うと、自然に笑みがこぼれてしまったんだって。
ファイの方が未来を見据えた所で映画は終わっているけど、いまだにブエノスアイレスには
ウィンとファイがもめながらも、生きているような気がしてならないんです。
レスリー追悼の映画館で見た時には何故か始めてトニーの方に感情移入して見た。
すると何だか今までの切ない気持ちより、未来に向かうスカットした映画に見えたのです。
不思議でした。どっちにしても見た後、さざ波のように気持ちがザワツキ忘れられない映画です。
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初めまして。ランダムブログから来ました。思わずうっとりするよーなショットにメロメロです。美しければ何でもOK。この映画、DVDあります?あるなら今からレンタルショップに走りそうです。
2005/6/17(金) 午後 3:51
この映画、すごいいいよなあ。映像も独特できれいだし。
2005/6/17(金) 午後 6:09 [ kisama ]
初めまして、私もこの作品は好きです。 当時はショッキングな内容に注目されがちでしたが、 「人間同士の渇望」みたいなところが大好きです。
2005/6/17(金) 午後 6:56 [ sur*ace*a*er ]
覇王別姫は、高校生の時見て衝撃受けました!とにもかくにも、大ファンだったレスリー・チャンが自殺したのには、泣きました
2005/6/17(金) 午後 9:10 [ - ]
二人がタンゴを踊ってるシーン好きです。「摂氏零度」でレスリーがトニーとタンゴを踊る時、レスリーがスーとウィンの顔になるのが、ゾクリとしました。私も最初のSEXシーン、男同士ってこうやってするのねと妙にリアルな描写で見入ってしまいました。二人が暮らしたあの部屋、見にいきたいぐらい、「ブエノ」も「藍宇」も美術は同じウイリアム・チョンです。この人すごいわ、ワアー写真を見てるだけで、頭の中であの曲が流れる〜
2005/6/18(土) 午前 0:39
何だか「ランダムブログ」という機能が追加されましたね♪
2005/6/18(土) 午前 9:00
めいさん、始めましてコメントありがとうございます。もちろんDVDありますよ。良かったら見てくださいね。
2005/6/18(土) 午前 9:33
durrenmatt99 さん、始めましてコメントありがとうございます。本当に映像ゾクゾクします。滝なんかも迫力ありましたね。
2005/6/18(土) 午前 9:39
surfacepaper さん、始めましてコメントありがとうございます。 「人間同士の渇望」なるほど、うまい事言いますね。渇望か〜。
2005/6/18(土) 午前 9:43
korinさん、始めましてコメントありがとうございます。レスリーが亡くなった事、残念で残念で。「覇王別姫」もまたゆっくり書いてみようと思ってます。
2005/6/18(土) 午前 9:48
banimiさん、二人が暮らしたあの部屋へ私も行ってみたい。そう、映像と曲が結びついて 何とも言えないあのムードが思い起こされるでしょう。私はまたウィンを求めて映画を見てしまうんです。
2005/6/18(土) 午後 3:11
しゃらぽあさん、コメントに「ランダムブログ」って言う言葉が入ってて何の事かしら?っと思ったんです。ブログの所良く見てみたら、新しく始まったんですね。
2005/6/18(土) 午後 3:14
ブエノスの事は好きすぎて逆に語れません(><)もう何十回もビデオや劇場で観たり(DVDはまだ持ってません…)、サントラを聴いたり写真集を見たりしたけど、見れば見るほどますます好きになってしまいす。。。ウィンはレスリーにしか出来ない役ですね!レスリーじゃなきゃ、こんなに魅力的になってなかったと思います。
2005/6/20(月) 午後 3:09
かりんさんその気持ち、わかります。言葉で語り尽くせないですよね。レスリーの魅力、唯一のもの、より男らしく、より女らしく、可愛らしく、輝いて、麗しくセクシー、目の前から消えてしまって、本当に罪な人だわ〜。
2005/6/21(火) 午前 9:56
すみません、まだ見てなかったりします。でも夏休み中には確実に見ます。生理的に嫌悪しちゃった的なレビューになっちゃったら申し訳ないですが、多分また勝手にレビューしときますんで、気が向いたらどうぞ!
2005/7/3(日) 午後 0:02
狂介さん、レビューは自分が思った通り好きなように書いて下さいね。私の友達なんか「この映画のどこが良いのか分からん、ただダルイだけやん。」って言ってますから。
2005/7/3(日) 午後 6:29