2006年:韓国
監督:イソン・ヒル
出演:イ・ハン(改名して今はキム・ナムギル)、イ・ヨンフン、キム・ドンウク
<ストーリー>
男性同士の同性愛をテーマに描く韓国製インディペンデント・ムービー。監督はこれが長編デビューのイソン・ヒル。夢を抱いて田舎の孤児院からソウルへとやって来た青年スミン。思いとは裏腹に、バイトに追われるその日暮らしの日々。そんな時、彼に一目惚れした青年ジェミンに声を掛けられ、久々に心をときめかせるスミンだったが…。 <allcinema>
<感想>
何かやっぱり最後まで観ると韓国映画らしい緊張感があった。
ただのロマンスで終わらせない様な緊張感。最後のほうハラハラしたよ。
私はこの映画好きだなぁ。
最初 車の代行でジェミンに出会い、部屋で飲まないかと誘われた時、スミンは断ったけど
顔は笑顔だったから悪くは思っていなかったのにねぇ。
スミンはジェミンが派遣切りにあった工場の経営者の息子とわかってから素直になれなくなった。
工場のリストラからスミンに一目惚れしていたジェミンは外してくれたけど、
他の人をリストラしたから そういった格差の理不尽さってのもあり
スミンは怒って工場を辞めてしまった。
印象に残っているのは、色々あってスミンがゲイバーで男娼となってから客としてジェミンがやって
きて嫌々寝た後、夜の街で指についたティッシュを眺め、取るシーンだなぁ。
何とも生々しく切ない!
結局ジェミンの一途な愛情を受け入れて二人の愛し合う姿も美しいし、
身も心も通じ合った後、海に行くシーンは幸せいっぱいでこちらまで嬉しくなる。
イ・ヨンフンは別に顔が良くもないけど切なくて素敵だった。途中から仕草や目つきで
かなりゲイっぽくなり、レスリー思い出したりして。
ジェミンが手を怪我してスミンの部屋を訪ねる辺り「ブエノスアイレス」に似てたなぁ。
二人でダンス踊るとか、車の後部座席を撮ってるシーンはアングルから色調まで
「ブエノスアイレス」だ。
映画出だしの川で裸で泳ぐシーン、キラキラと輝き音楽も良かった、が「僕の恋、彼の秘密」っぽい。
男娼達のたまり場は「美少年の恋」を思い出し、スミンを探してバスローブを着て
色んな部屋を探すシーンは「河」のゲイサウナみたいだった。
イ・ハン今は本名のキム・ナムギルでドラマなどで活躍されているけど、色っぽい人だわ。
この時より今のほうが体が引き締まり、髭のある顔が好き。
スミンは孤児院にいる時の後輩、また後輩に似た男娼のキム・ドンウクも好きだったんだろうけど。
キム・ドンウクは悲しい役回りだね。
ハラハラしたままラストにいくけど、ここからまた二人の未来は始まりそうで良かった!
|