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幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が。名作『白夜行』の興奮が再び! なるほどねぇ。阪神淡路大震災の時、東灘区に住んでいた私としては、 発端となった事件があの時に確かに起こりうると思える。 実際2号線には毛布が掛けられただけ死体がずら〜と並べてあったしねぇ。 それに阪神電車の北側では壊滅的な被害で女性が強姦されたってのは 噂として流れてきて、夜に女性は出歩かない方が良いと言われていた。 おまけに幽霊が出るっていうような噂まであったくらいだ。 さて本ですが読み進むうちに美冬の正体について考え、成るほど〜だから 「白夜行」の続編と言われているのか〜と合点がいった。 「白夜行」で雪穂や亮司の心の中は一切語られておらず、こちらが想像する ばかりだが「幻夜」では雅也の心の内が多いに描かれ、二人の接触シーンも多い。 雅也は美冬をほっといて食堂の有子を選べば良かったのにねぇ。 まぁもちろんそうなるはずはないけど。 しかし美冬はあまり魅力がなかった、壊れてるって感じだ。 正常な精神を持ち合わせている雅也にとっては最悪なストーリーだわ。 雅也が肉や魚が食べられなくなり、後で実際の殺人シーンが出てくるが おぞましい限りだな。 最後の方で加藤刑事との絡みはスッと流された感じでもう少しじっくり 描いてくれたら良かったのに・・・なんて思ったりして。 しかしそんな事をしているとますます長くなって重たくなってしまうわ。 通勤途中の電車の中で読むことが多いので持ち運びに悲しいかな重い。 3部目もあるとか無いとか、出ればやっぱり読んでみたいなぁ。
こうなればやはり3部目は雪穂=美冬目線の心理を描いてくれるのか!? |
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