|
1979年:アメリカ 監督:ジェームズ・ブリッジス 出演:ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス 全米公開直後の1979年3月、スリーマイル島原子力発電所で事故が起こり、これ以上ないほどの
迫真性を観る者に与えた。原発を取材中のTVキャスター、キンバリー(フォンダ)とそのクルー(ダグラス、バルデス)は偶然、事故の現場に立ち会うが、上からの圧力によってそのニュースはNGとなる。そして調査の後、運転を再開した発電所では技師ジャック・ゴデル(レモン)が原発の欠陥を発見していた。その事を知ったキンバリーは彼の協力を得て、この事件を世間に公表しようとするのだが……。 原発の内部告発を題材にした作品だが、堅苦しい社会派モノではなく、サスペンスをふんだんに織り込んだ陰謀劇に仕上げ、エンタテインメントたらんとしている所が潔い。原子炉の危機を訴える技師が発電所に篭城する終盤は、レモンの力演もあって迫力あるものになっている。(allcinema より) あぁ〜1979年の時点で作られた映画なのに・・・まるで今と同じ。 そこで生活している人々の事は思惑の外で、会社の都合だけで物事が進められていく。 マスコミも訴訟や大問題になる事を恐れ取り上げようとしない。 検査の手抜き、隠蔽体質、恐ろしいねぇ。 サスペンス風に作ってあるので、もう最後までハラハラした。 映画の中では内部告発しようとしたジャック・レモンの言葉を専門的で分からないと 言っているが福島の原発事故の後なので悲しいかな言ってる意味がよくわかり、 おまけにもし問題が本当に起こったらただでは済まない事態に至る事まで わかってしまう。あぁ〜 チャイナシンドロームとは冷却水の供給が止まりメルトダウンを起こすと、 核燃料が溶け落ち、その影響がアメリカの反対側の中国まで及ぶという意味。 もちろん実際地中を貫いていくことなどないけど。 この映画のヒットでその後「〜シンドローム」って言い方が流行ったとの事。 映画の中で電力会社は何重にも安全なシステムがあるから事故は絶対に起こらないと 言っていたが日本の電力会社も同じ事を言っていた。私たちは愚かにもそれを信じていた。 会社の都合で告発者を交通事故に見せかけて殺そうとしたり、あげくは狂人に見立てて、 SWATまで呼んで殺そうとする。 ジェーン・フォンダとマイケル・ダグラスの活躍が頼もしい。 日本も情報公開を迅速かつ正確にし、人間有りきで考えてもらいたいものだ! 1979年:カンヌ国際映画祭(男優賞)
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 映画
- >
- 映画レビュー


