Jimmyの明かり窓

今さらだけど、レスリーの映画評をHPから移し中

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「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。

まず作者 百田尚樹さんについて
「探偵ナイトスクープ」の構成作家として有名だけど
私にとっては『ラブアタック!』に出演してた みじめアタッカーとしての印象が強い。
その頃私は百田さんが大好きで大好きで何とか付き合えないものかと考えていた。ハハ
 
ここ数年ですごい売れっ子の作家さんになられましたねぇ
結局その頃のかぐや姫と結婚されてるそうで、何だかなぁ・・・状態です。
しかしいつの間に髪があんなふうになったんだろう?

「永遠の0」ですが本当に私達は戦争について知らない。
私は空中戦というのはそれぞれの飛行機がバラバラに戦っているのだと思っていた。
数機で編隊を組みそれぞれの役目があったんだねぇ。

どんなふうに空中戦をして無事に帰還する事ができるのか。
どんな思いで戦っていたのか。実際に戦った人々への確かな聴き取りの上で
小説にしてあるので本当にリアルでわかりやすかった。

前線に出ていない情けないエリート将校のせいで
作戦が失敗したり、何人もの人が亡くなったり。
どんなふうに特攻が成されていったのか。恐ろしい世界だ。
最初は特攻機が上手くぶつかったかどうか見届ける飛行機もついて行ってたんだねぇ。
 
今年3月に亡くなった私の父も戦争後半に海軍でラバウルに行っていた。
父は戦争が終わってから日本に帰るまで10ヶ月ほど帰還の船が来るまで
ラバウルで魚をとったりバナナを食べたりして待っていたそうだ。
そんな呑気な話はよくしていたけど悲惨な話は一つもしなかった。
話したくなかったんだろうか。
ラバウルやミッドウェー海戦がどんなものだったのか感じられ、
よくあの中で無事に帰って来られたものだ思う。
ユーキャンのDVD「太平洋戦争」ってのを見ると父は上手く
アメリカ軍の攻撃目標の島でない方にない方に動いていたようだが・・・。
この「太平洋戦争」は父が買って興味深く見ていた。
 
知らないことがいっぱいで勉強にもなるし、私なんか過去のこととして
あまり亡くなった人々の事を考えていなかった。
だけどこの本を読むと、リアルに人々の姿が浮かんで感謝せずにおれない。
戦闘シーンが長くて もういいわって思った所もあったけど、
最後まで読むと感動、感動です。
 
もう今となってはどうすることも出来ないけど
第二次世界大戦の軍部の馬鹿さ加減がよくわかる。
戦略のまずさや人間をコマのように扱う、ほんと腹立たしい!
色んな葛藤の中 立派に亡くなっていった方々に敬意を払わなくては。
十代、二十代の若者なのに覚悟がすごいよ。
巻き込まれた日本や世界中の人々に思いを馳せ
今も各地で内戦などあるがほんと悲しいことだ。
 
これを読めばぐうたらと過ごしている人も 悩み事がいっぱいで動けなくなっている人も
どんなに幸せな中で生きられているのか実感して
少しは熱く有意義に生きられるようになるのかもしれない。
 
 
早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!
(「BOOK」データベースより)

「そして誰もいなくなった」っぽく男女7人が芝居なのか、本当の殺人事件なのかと
疑心暗鬼の中物語は進んでいくが、結末が〜イマイチ!やっぱり何か古いんですよね。

途中ちょっと次は誰が殺されるのかな?とか興味を覚えて面白くはなるんだけど、
そう深みのある話でもないし、一人だけ劇団員ではない久我の独白が有り、最後は
急な感じで探偵役になって謎解きをする。その結末もえ〜なんじゃそりゃですよ。

そんな謎解きよりも由梨江っていう綺麗な女性に男性陣が何とかお近づきになりたいと、
男心の浅ましさや計算、妬みなどが垣間見えて笑っちゃったわ。
「白夜行」や「幻夜」とか読んじゃうと物足りんなぁ。

東野圭吾「宿命」

 高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。(「BOOK」データベースより)

殺人事件と、二人の男の宿命が気になって早く結末が知りたくなりました。
レンガ病院にいたサナエと二人の男に関わることになった美佐子。
大会社、瓜生家と須貝家の人間模様。しかし医者になった息子。
人間関係を整理しないとネ。

遺産のある人は遺産相続も大変だねぇ。
親戚を集めての美術品などの相続の様子がちょっと面白かった。
外国土産の毒の付いたボウガンねぇ。

色んな糸で結ばれたストーリーが重なって
そしてやはりそれぞれの人間が描かれている。

結末近く、レンガ病院やサナエの関係がそう結ぶつくのか〜と思ったけど
でもでも最後の結末にはちょっとぉ〜そんな〜ベタな・・・って気がした。

しかしすべてが解き明かされて勇作、晃彦、美佐子の三人はまた新たな人生を
歩んで行くんだなぁと 前向きな気持になれたかなぁ。
 笑顔で手術室に入った父は、冷たい骸となって戻って来た。誰も予想していなかった、術中死。
さっきまで、あんなに元気だったのに――。それをきっかけに心臓外科医を目指した夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。
その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。あの日、手術室で何があったのか? 今日、何が起きるのか? 心の限界に挑む医学サスペンス。

「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持って
生まれて来てるんだ。誰もがそういうものを持って生まれてきてるんだ。」
父親が娘に言う言葉なんだけど、全人類一人一人に使命はあるんだろうか?
確かに特別な使命を持って生まれてくる人もいるだろう、
普通の人だってその人なりの使命はあるのかもしれない・・・。

けれど他人に迷惑ばかり掛ける人や、人を殺す人もいる。
親に殺されてしまう子供もいる。それでもそれぞれの命に使命はあるのかな?
使命はあったけど、上手くはたせなかったのかな?
う〜ん、自分の使命って何なんだろうね?

ストーリー的にはわかっちゃうけど、やはり東野圭吾は人間を描いているなぁ。
夕紀の成長もわかって、実際病院で研修されている先生の苦労やしんどさ、
また喜びもわかって面白い。

うちの弟も心臓の手術をしたので、手術室ではあんな感じだったのかと
臨場感があった。医師たちの努力ってすごいねぇ。
体力もいるし、細かい作業もあるし感謝です。

あの利用された看護師さんが可愛く、健気で最後の方に来て、
良い話しやなぁ〜って感動。

東野圭吾「幻夜」

幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編!
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が。名作『白夜行』の興奮が再び!

なるほどねぇ。阪神淡路大震災の時、東灘区に住んでいた私としては、
発端となった事件があの時に確かに起こりうると思える。
実際2号線には毛布が掛けられただけ死体がずら〜と並べてあったしねぇ。

それに阪神電車の北側では壊滅的な被害で女性が強姦されたってのは
噂として流れてきて、夜に女性は出歩かない方が良いと言われていた。
おまけに幽霊が出るっていうような噂まであったくらいだ。

さて本ですが読み進むうちに美冬の正体について考え、成るほど〜だから
「白夜行」の続編と言われているのか〜と合点がいった。
「白夜行」で雪穂や亮司の心の中は一切語られておらず、こちらが想像する
ばかりだが「幻夜」では雅也の心の内が多いに描かれ、二人の接触シーンも多い。

雅也は美冬をほっといて食堂の有子を選べば良かったのにねぇ。
まぁもちろんそうなるはずはないけど。
しかし美冬はあまり魅力がなかった、壊れてるって感じだ。
正常な精神を持ち合わせている雅也にとっては最悪なストーリーだわ。

雅也が肉や魚が食べられなくなり、後で実際の殺人シーンが出てくるが
おぞましい限りだな。
最後の方で加藤刑事との絡みはスッと流された感じでもう少しじっくり
描いてくれたら良かったのに・・・なんて思ったりして。
しかしそんな事をしているとますます長くなって重たくなってしまうわ。
通勤途中の電車の中で読むことが多いので持ち運びに悲しいかな重い。

3部目もあるとか無いとか、出ればやっぱり読んでみたいなぁ。
こうなればやはり3部目は雪穂=美冬目線の心理を描いてくれるのか!?

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