Jimmyの明かり窓

今さらだけど、レスリーの映画評をHPから移し中

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前に「14歳」を読んだときも涙があふれた。
部屋に鍵をかけるしかしょうがなくなった自分。
泪を流しながら壁を叩く自分。
お母さんが精神安定剤を砕いて料理に入れるのを見ては壁を叩くじぶん。
そんな14歳の心が悲しかった。
登校拒否や閉じこもりの子供の心ってこんなのか?!って思った。
みんながみんなこんな状態ではないと思うけど。

「3月30日」も面白かった。
そんな閉じこもりのジュニアが芸人になってから
バイク事故を起こしてちょっぴり人間が変わるっていうか
大人になっていく話なんだけどね。

私は2丁目劇場や同期の話が興味深かった。
これは誰の事だろう?ベイブルースかな?
あぁ劇症肝炎で亡くなったってことはやっぱりベイブルースだぁ。
とか この良くしてくれる先輩芸人は板尾創路だな。
とか想像しながら読んでて、懐かしくもあった。

まぁよくあれだけひどい事故から復活できて良かった、良かった。

この頃、のどが痛くて何とか暮らしてたけど、リンパ腺まで腫れて来て
明日の日曜出かけるし、こりゃいかんと耳鼻科に行きました。
気候が不安定で風邪が流行ってるのかすっごい人で待ち時間が長く
そこにあった松本人志の本を読むことにしました。

ムム〜こりゃおおっぴらにひろげられないぞ〜ってな本でした。
人生の悩み、性の悩み、社会問題に松っちゃんが答えるって形だけど
ページの右側に大きな字で「クンニリングス」とか「オナニーについて」とか
「アナルSEX」「突然インポテンツ」そういった活字が出ててビックリだよ。
おこちゃま達、老若男女がいる待合室だからねぇ。

でも興味深く読んでて「クンニリングス」はしないといけないのでしょうか?の質問に
確か答えは、「した方がよいでしょう。様子を見てだが、だいたい時間はしてもらった
フェラチオの時間÷2」ってなんじゃその答え!

若いときは自分の喜びのためしていたSEXも今は相手の為にしているとか
オナニーは3年前まで日に2,3回やってたとか(書いたときから考えると多分33才頃までかな?)
今は落ち着きましたけど・・・ってさ。

真面目な質問もあったんだけどね、ま、1時間近くいたから
ちょうど暇つぶしに良かったわ。

あ、阪神、横浜に6−0で今日も勝ちました〜!!!
杉山が2シーズンぶりの完封で2勝目。シーツがホームラン2本打ったし良かった〜。

「虹」 吉本ばなな

★小説からの抜粋

私が22の時に祖母が脳卒中で死に、母は一人暮らしになった。
そして一年前、心臓発作で母が突然死んだ。

中略

私にとっていちばん悲しかったのは、棺の中に眠る母を見た時ではなくて、
少し前のある午後、デパートでさんざん悩んで、携帯電話から母に
「紫がいい?黒がいい?」「しましまがいい?無地がいい?」などと
何回も電話して、お互いに冗談を言いながら一生懸命選んだセーターとスカートが、
母のいない母の部屋の椅子の背にかかっていたのを見た時だった。
あの午後、デパートの婦人服売り場にいた自分がどんなに幸せで、
そういうたわいないことがどんなにすばらしいか、全然気づかなかった。

中略

しかし私には楽しい思い出があった。今は痛いけれど、やがて柔らかく
発酵していく思い出の数々が。かわいらしいそのデパートの場面も、
今はただ痛く苦しいが、いつかかけがえのない輝きを真珠のように淡く放つだろう、
そう思えた時、初めて涙が出てきた。
でもそれはいつなんだろう?そんな日は来るのだろうか、それは永遠のようにはるかに思えた。
あの時、店員さんは微笑んで「きっとこの柄がお母様にはお似合いですよ」ときれいに
包んでくれた。

きれいなリボンで飾られたプレゼントの意味とは、決して物質的な意味ではない。
そんな贅沢な時間を何かにそっと包みたいという人の心なのだ。
終わりが来るなんて永遠に思わずにいたいという祈りなのだ。
涙を流してセーターに顔を埋めながら、私は思った。


****************************************

凄くよくわかる。親を亡くした友達から、両親が健在であった私が、どんなに幸せであるか
よく聞かされていた。だから母や父と会うときはこの一瞬一瞬を大切にと思っていた。

それでも今になると母と待ち合わせをして、母が私を見つけて
笑顔でかけ寄ってくるシーンとか思い出すと泣けてくる。
そんな小さな一つ一つの場面だとか会話だとかが生きてきた証なんだな。
みんなこうして生きているんだ。

****************************************

この小説は本当はタヒチをからめながら、日本で幸せを見つけるために
もがいているまじめな男女の話なんだけど。
文中にもあるように
「本当にひかれあった男女が、一見複雑でも実はそうではないという状況設定で
共に生きていこうと決めたなら、それは良い結末をむかえることができるかもしれない。
問題はたくさんある、しかし、芯にある本当の姿を見極めることができてさえいれば・・・・
私は思案しながら、顔をあげて、もう一回星を見た。」


そう・・・私も思う、不毛でない不倫というものがあっても良いはずだ・・・と。

「半落ち」 横山秀夫

警察の指導官である梶総一郎警部が、自宅で妻を殺して自首してきた。
梶夫妻は数年前に息子を白血病で失っていた。
半年ほど前に妻はアルツハイマー病を発症し、急速に痴呆が進み
「息子のことを忘れてしまう前に死にたい。どうか殺して、殺して」と
梶に頼み、梶は妻を不憫に思い手にかけた。
ただ彼が妻を殺してから自首するまでに、2日間の空白があった。

その空白の2日間に何をしていたのか? マスコミが騒ぎ始め、
警察はこのスキャンダルを必死にもみ消そうとするのだが……。

***   ***   ***   ***   ***   ***   ***   ***

始めの方は警察と検事の確執や、新聞記者との取り引きがあり結構面白い。
途中からアルツハイマーの父親の介護を見守る判事とか都落ちした弁護士とか、
看守とか、語り手が入れ替わるやり方で、何かまとまりがないんだな。

分散したのをどこかでまとまりを付けるのかと思ったら、バラバラなままで終わるし。
空白の2日にしても、そりゃ気持ちはわかるけど、命をかけて隠すことかなって、
結局きれい事だなぁってしらけてしまった。
寺尾聡主演の映画も見る気なくした。


それはそうとして、この頃 私はかなりボケてきてて、何かを取りに行こうとして
忘れるなんてのはしょっちゅう。
シチューを煮ててそのまま忘れたり、恐ろしいわ!パソコン見てると忘れることが多いな。
家に帰るとテレビを付けて、パソコン付けて、紅茶を飲んで、新聞読んでって
いっぺんにしようとするし、テレビ見ながら、洗濯しながら、掃除したりするからなぁ。

ほんとアルツハイマーかなぁと思ったりしてたけど、これ読んでると
この奥さんは、まず日にちや時間が解らなくなってた。
時計が読めなくなったり、記憶が完全に飛んだりしていた。
う〜んすると、私はアルツハイマーではなく、やっぱりゆっくりゆっくり
老化してるだけなんだろうか?

「信長の棺」

『信長公記』を書いた太田牛一を主人公にして、
本能寺の変の真相や信長の遺骨はどこに行ったのか?
という謎をミステリー風に書いた作品と言うことなんですが・・・。

本能寺の変の少し前に太田牛一は信長から極秘裏に五つの箱を預かる。
が、信長死亡の知らせを聞いて、その処分に悩んだり、信長の妻や側室、
その他色んな人が安土城を逃げ出す様は面白く、出だしは良かったんだけど。
全体的には思ったほど面白くは無かった。ただ物語の発想としては面白いかな。
一応どういう結末に持っていくのかなって気にはなりますからね。

牛一はその後、秀吉に仕え隠居をしながら『信長公記』を書き上げる。
牛一は大変な信長びいきで色んな資料を集めながら苦労の末に書き上げるんだけど、
秀吉に散々手直しさせられ、自分や自分の側近仲間が陣中や戦場で真実と思って
書きためていた記録すら、見方と立場が変われば、かくも簡単に別の解釈が成り立つことに驚愕する。

信長の最後の調べを進めるうちに「奇跡には必ず裏があるもの。
歴史とは勝者の作り話に過ぎない」というのは印象的。
最後の方で五つの箱の中身が解るんだけど「なんや、そんな当たり前の話し」って感じでつまらない。
本能寺の変の真相はま、光秀謀反に秀吉の陰謀をちらつかせ、
以外といえば以外だけど、驚く程のものでもない。
安土城の天守閣の解釈は面白かったな。

信長好きの私としては牛一の信長への思い入れは強く、そこら辺は共感。
作者、加藤 廣(かとう・ひろし)さんは官僚出身の経済評論家で75歳で
この作品で作家デビューされたとか。
テンポが悪く、歴史ミステリーとしては中途半端かな。

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