Jimmyの明かり窓

今さらだけど、レスリーの映画評をHPから移し中

ブエノ的ゲイ映画評

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「ブエノスアイレス」的映画とは、つまり解かる人には解かるけど、ポルノでは無い、人間と人生が描かれているゲイを題材とした映画の事です。それと変り種映画とか印象深いものを取り上げていこうかな♪ 以前書いたHPからの抜粋がありますが、あしからず。
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◆「イン&アウト」◆

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1997年 アメリカ
監督:フランク・オズ

高校の英語教師のハワード・ブラケット(ケヴィン・クライン)は生徒から人気もあり、
3年間交際した婚約者のエミリー(ジョーン・キューザック)との結婚を3日後に控えていた。
二人の教え子のキャメロン・ドレーク(マット・ディロン)は今はハリウッドスターで
彼がゲイの兵士を演じた戦争映画「ホモに生まれて」でアカデミー男優賞にノミネートされていた。

授賞式の当日、グリーンリーフの町中の人がキャメロンが賞を取るんじゃないかと
ワクワクしながらテレビを見守っていた。キャメロンは見事主演男優賞を受賞。が、
スピーチで「この賞を恩師であるブラケット先生に捧げます。彼はゲイだ。
ゲイの先生に捧げます。」と言ったのだ。

おかげで町は大騒動。次の日学校にはマスコミは押しかけて来るし、
生徒や友達や町の人からゲイだと思われ、学校からも退職をほのめかされ、
婚約者にまで疑惑の目を向けられてしまう。
疑惑を晴らすべく結婚式を行うハワードだったが・・・。

********************************************

この話は、トム・ハンクスが「フィラデルフィア」(93)でアカデミー主演男優賞を受賞した際、
スピーチでゲイである恩師に感謝した実話を基に、脚本家ポール・ラドニック
(彼自身、ゲイを公表)が脚本を執筆したものなんだって。

途中まではけっこう笑える。疑惑を向けられ男性的に振る舞おうと『男を磨くためのテープ』
を聞くところは笑える。真の男は絶対に踊らない!というテープの声に従って、
ダンスを必死に我慢するのだけど、我慢しきれず踊りまくってしまう所なんて
ケヴィン・クラインめちゃくちゃ面白い。

彼に付きまとう梨元のようなテレビレポーターが「僕も本当はゲイだ。
みんなに言ってスッキリしよう。」なんて言いながら告白するのも面白い。

結婚式での事件で、わ〜面白くなってきた!と思ったら、そこからかなり失速。
キャメロンが町にやってきて、どうして「先生はゲイだ」と言ったのか?
どうしてハワードはこうなったのか?ぜんぜん描けてなかった。

母親を慰めようと友達が集まって、それぞれの秘密を言い合う所は、妙に感心した。
誰だって人に言えない秘密ってあるものかも。

途中で、どうして題名が「イン&アウト」かわかるところが有るんだけど、なるほど〜とチョッと失笑。
ゲイだとか何とか、カタチじゃないよ、そういうものにとらわれない愛を持とうよ、
偏見はやめようよって、最後は言いたいんだろうけど、温かいけど、
う〜ん生ぬるい展開で面白いのに残念な気がする映画でした。

1997年NY批評家協会賞:助演女優賞 (ジョーン・キューザック)
1997年放送映画批評家協会賞:助演女優賞 (ジョーン・キューザック )
 

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1997年(香港)   監督 :シュウ・ケイ 

ロー(ジョージ・ラム)とサニー(陳小春)はゲイカップルだが考え方は全く違う。
オープンなサニーに対してローは幼い頃から自分でも気づいていたのに
周りの人々に言えぬまま46歳になってしまった。

ある日、エイズで亡くなった友人キムのお葬式をめぐって二人は大げんか、
そしてサニーは家を出てしまう。その頃ローの幼なじみでカナダから戻ってきていた
チュン(クリスティーヌ・ン)がカナダへ帰ると聞き、みんな自分の元からいなくなると
あせったローはチュンに結婚を申し込む・・・。

******************************************

口ひげさんことローは現実逃避で正直ではない人。どうして自分にこんなに正直でない人が
カウンセラーなどしてるのかと私は思ってしまう。

カナダから帰って来たチュンが初めてCDショップでサニーに会うシーン、
レスリーのCDをローに渡してる。『美少年の恋』の時もスターを夢見るKSは
「レスリーの事務所にスカウトされた」と言ってレスリーが象徴的に使われているんだな。
この時、チュンには二人の関係がわかり、正直に告白して欲しいのにそれができないローなのだ。

ローはサニーが家を出て行き、チュンがカナダに帰ると言ったので
すべてを失うような気がして結婚を申し込んだがバカだなぁ。
で、こういうのゲイの話しだから凄く分かり易いが、男女間でも良くある話しだ。
好きな人が事故で死んでしまったのでその時、親切にしてくれた人と流れで結婚しよう。
好きな人と別れた、寂しいから結婚しよう。そう言うのはやはり上手くいかない種を
抱えてるわけで離婚してる人多い。

46歳になって父親に真実を言うがそれは良いのだろうか?もっと早く言っていれば別だが
父親はこの時70歳位になっているわけで、どうなんだろうね・・・?

でもまぁ父親が少し理解を示していたからやはり真実を言う方がよいのだろうね?
結局チュンに諭されたり、お父さんが気持ちを譲ったり、サニーが自分から戻って来たりで
46歳のローの頼りなさ、情けなさが感じられた。
サニーがどうしてローが好きなのかいまいち私にはその魅力がわからない。
ま、そんなのは人それぞれなので何とも言えないが・・・。

ところで気になったこと、エイズになるキムのパートナーはフランシス・ン だけど
前髪をおろして凄く若い好青年のイメージだ。
結婚式に行く車の中で花嫁の右側に座っていたのはアニタ・ユンじゃないの?
こんな所でチラッと会えるなんてうれしいわ。

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1993年(アメリカ・台湾)    監督:アン・リー

ゲイのウェイトン(ウィンストン・チャオ)は台湾からニューヨークに渡って、
不動産業を成功させ、市民権も得ている。
彼にはサイモン(ミッチェル・リキテンシュタイン)という白人のパートナーがいて同棲していた。

息子がゲイとは知らない台湾の両親はウェイトンの結婚をひたすら願っていた。
ウェイトンの所有するアパートに住む上海出身のウェイウェイ(メイ・チン)は
何もかも上手くいかず、グリーンカードをほしがっていた。

サイモンは親を安心させなければならないウェイトンとグリーンカードが
欲しいウェイウェイの偽装結婚を思いつく。
しかし息子の結婚話を聞いた両親は台湾からニューヨークにやって来てしまう。
ウェイトンはサイモンをルームメートだと紹介するが・・・。

**************************************

ゲイカップルと偽装結婚した女性の三角関係ならよくある話しだし、結婚を喜んだ両親が
会いに来るってのは吉本新喜劇によくあるストーリーなんだけど、
それでもその両親が良い味だしてるし、結構心に残る作品になっている。

簡単な結婚式で済まそうと思っているのに父親の知り合いに無理矢理、
豪華な結婚式をさせられるけど、この結婚式が凄い!ものすごいパワーなんだけど・・・。

式の後、やっと二人きりになった部屋にみんながまたドヤドヤと押しかけ
マージャンしたり、変なゲームを押しつけたり。
ゲームの結果、全裸になってしまったゲイのウェイトンはあろう事か、
ウェイウェイと結ばれ、おまけに妊娠させてしまう。
そのまま両親がすぐに台湾に帰らなかったので三人の関係は
ぎくしゃくし、けんかになってしまう。

父親が実は英語がわかって三人が本気でけんかしてる時に、本当は息子がゲイで
パートナーがサイモンだとわかるが、父はサイモンだけにその秘密を打ち明け、
「知らないふりをしていたら上手くいく。」と言うんだけど、本当に話はうまく転がって行く。

やはり自分がゲイであることを両親に打ち明けることは大変勇気がいることなんだろうな。
それぞれが良い人で、心温まる味わい深い物語になっている。
アン・リー監督、テンポよく話が進んで、分かり易くニューヨークに住む
チャイニーズの人達の生活もかいま見えたりして面白かったです。


1993年ベルリン国際映画祭: 金熊賞 (アン・リー)

◆「ハッシュ」◆

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ゲイであることを隠さず、ペットショップで働いてる直也(高橋和也)は
2丁目で知り合った土木研究所で働く勝裕(田辺誠一 )と暮らし始める。
歯科技工士の朝子(片岡礼子)は子宮の摘出手術を医者に勧められ急に妊娠しようと真剣に思い始める。

朝子はおそば屋さんで親切に傘を貸してくれた勝裕を見て、二人の会話から
彼がゲイであることを知りながら結婚もSEXもしなくて良いから父親になってくれと頼む。
勝裕はそれも悪くはないかと思うが直也はいつも優柔不断な勝裕の態度に
イライラして二人はけんかになる。
それぞれの実家の話しも織り交ぜながら彼らが進む道を模索する物語。

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結構会話が面白くて、笑ってしまうところもある。
ゲイカップルとしてのシーンはキスしたり抱きしめ合うだけでぜんぜんたいした事ないんだけどね。

それぞれ30代になって何となく日々が流れていくあきらめの中で何かを見いだそうとしてるんだな。
朝子の生活なんて実に味気なく、悲しいくらい無味乾燥で虚しいSEXしてたりしてね。
だけどその解決法として、子供を求めるのは間違ってるよね。

勝裕の義姉(秋野暢子 )が子育てはそんな簡単なものじゃない!って怒るところあるけど、
それはその通りだと思う。
ゲイであることを知らない勝裕の同僚の女の子が朝子との関係を勘違いして
ライバル心バリバリでアタックしていくところ笑った〜。
ってかストーカーっぽくて怖いんだけど・・・。

直也のお母さん役の富士真奈美のトンチンカンぶりも面白かった。
片岡礼子は実に現実味があって良かった。

2002年ブルーリボン賞:主演女優賞 (片岡礼子)

◆「GONIN」◆

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バブル崩壊で多額の借金を背負っているディスコのオーナー・万代(佐藤浩市)は、
美貌の青年・三屋(本木雅弘)、今は用心棒をしている刑務所帰りの元刑事・氷頭(根津甚八)、
大越組組員ジミー(椎名桔平)、リストラで困っている萩原(竹中直人)との五人で
ヤクザの大越組の金庫に入っている大金を強奪する計画をたてる。

現金強奪は成功したものの、犯人が誰か突き止めた大越(永島敏行)は復習に乗り出す。
総長が雇った殺し屋の京谷(ビートたけし)と柴田(木村一八)は執拗に彼らを追いつめていく、
バイオレンス・アクション。

******************************************

ここでは佐藤浩市と本木雅弘がカップルで、ビートたけしと木村一八もカップルなわけ。
でもたいしたシーン無いから凄く残念なの。
もっくんの裸と佐藤浩市とのキスシーン。それとビートたけしが人を殺した後の興奮から
木村一八に服脱げって言って、服を脱がせて覆い被さるだけ。
私としてはもう少し露骨に絡んで欲しかった。
セリフとして面白いのは
「なめんなよぉ〜。」
「なめたらタツよ。」ってか。


それはさておき、とにかくこのメンバー豪華です。
佐藤浩市・本木雅弘・根津甚八・椎名桔平・竹中直人・ビートたけし・木村一八・
永島敏行・鶴見辰吾・室田日出夫。
それぞれが何とも言えない男達。椎名桔平、金髪で変身してるので別人のよう。
佐藤浩市良いわぁ〜。木村一八応援してるんだけど、次々問題起こすしなぁ。
やはり彼自身の内に問題を抱えているんだろうな。

特に、特に何と言ってもビートたけし!あのバイク事故の後で、
目にガーゼをつけたままクールで不気味。抜群の存在感!

ストーリーは単純だけど、モックンのお化粧した顔、綺麗だったわ。
男くさ〜い映画なのです。結構好き。

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