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私のテーマ曲 さあ、記念すべき第一弾は自己紹介代わりのこの曲、J.シュトラウス作曲/喜歌劇「こうもり」序曲です。 「好きな作曲家は?」と問われれば、ブラームス、チャイコフスキー、ドヴォルザーク、ショパン、リスト、シューマン、ラフマニノフ、バルトーク、ストラヴィンスキー・・・と、挙げればキリがありませんが、「私のテーマ曲にするのなら?」と問われたら、やはりこの「こうもり」序曲でしょう。 この曲は、子供の時から廉価版レコードで何度も何度も聴いていました。 何よりもメロディが美しく、明るくて活気があり心が浮き浮きします。前奏からコーダまで、魅力満載な大好きな曲。 その昔、毎年ニュー・イヤー・コンサートに出かけていましたが、ウィーンのオーケストラが奏でるこの曲をどれだけ楽しみにしていたことか。 本当に新年を飾るにふさわしいですよね。 この序曲は、喜歌劇同様に大変有名な曲で、軽快な序奏に続いてオーボエのしなやかなメロディが登場し、次々とオペレッタの中のテーマが現れます。そこが「」の醍醐味。 第2幕の最後と同様に、鐘が6つ鳴るとワルツが奏でられ、「ロザリンデの嘆き」(第1幕)やポルカ風のメロディなどが登場、クライマックスでは今まで出て来たメロディが再び華やかに曲を盛り上げて曲が終わります。 「オペラ」と言うと大体暗いんですが(中には例外もありますが、大半は主人公やその相手役が死んで終わる悲劇です)、ところがオペレッタは違います。 喜歌劇は、その文字の通りにハッピーエンド。だから私は聴いていて元気になります。 でも、当の「ヨハン・シュトラウス2世」は大変だったようで、母に続いて弟(曲作りのパーチナーでもありました)に先立たれ、全くワルツやポルカを書けなくなってしまいました。 しかし、妻は強し。 「さっ、元気出して! 楽しい話を考えながら、明るい曲を書けばいいじゃないの。オペレッタを書いてみたらどう?」 と、発破をかけます。 そしてシュトラウスはこの妻の一言で自分を取り戻し、誰もが楽しめる「気軽で楽しいオペレッタ」を次々に書き上げたのですね。 人を明るくすると共に、自分自身をも悲しみから立ち直らせたオペレッタ。つまり、人を元気づける力という点で「折り紙つき」なのです。 では、サラリと「こうもり」を紹介しましょう。 この喜歌劇は「復讐」を目論んだ男のドタバタ喜劇。 仮装舞踏会で酔っ払った「こうもり博士」ことファルケが、こうもりの扮装のまま路上に放置されて酷い目に遭います。 悔しさのあまりに、悪友アイゼンシュタインに復讐しようと色々な罠を仕掛けるのですが、その顛末は・・・。 では、演奏に参りましょう。 指揮は小澤征爾。2002年のニュー・イヤーコンサート、ウィーン・フィルハーモニーとのライヴ映像です。 カルロス・クライバーも良いのですが、私はこの演奏の方が元気をもらえますね。 |

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