|
この「革命」と「幻想即興曲」はよく間違えられる曲なのだそうです。 クラッシックファンにはまずあり得ませんが、バッハとベートーヴェンの区別が付かない方であればそれもあるのでしょう。 『この練習曲は11月蜂起における1831年のロシアによるワルシャワ侵攻にほぼ同くして公表された。ショパンは肉体的もろさのため暴動に参加することはできず、その怒りの感情を代わりにそのとき作曲した多くの作品にぶつけている。その中で最も注目に値するのが、この革命のエチュードである。失敗に終わったポーランドのロシアに対する革命が終結したとき、ショパンは「これは私に多くの痛みを残した。それを分かっていたのかもしれない!」と泣いた』 このような話もありますが、実のところ定かではありません。 そもそも、曲の愛称自体ショパンが付けた物ではないのです(この曲の場合はリストが付けました)。 当時の出版界は「曲の売り込みのため」に副題をつけましたから、作曲者の意図とは関係ない場合が多いですね。 では演奏に参りましょう。 最後に箸休めも用意しました。リフレッシュにどうぞ。 細かいところが独特です。 若いアラウですね、充実しています。自在に音がコントロールされていて、余すところ無く表現されています。素晴らしい。 凄まじい「うねり」です。 細かい表現の好みはあるでしょうが、こと「左手のためのエチュード」という意味に於いて、これほど左手の表情を追い込んで行く演奏も少ないのではないか。さすがはシフラ。 落ち着いて聴ける安定した演奏です。 左手の表情も細かく、行き過ぎることがありません。 全ての音がハッキリ聞こえます。 楽譜を見ながら曲を追うとしたら、最適な演奏です。 そして、まず目指す演奏としても最高の演奏。個性は後から作れば良いのですから。 不思議ですね。全曲通しで聴くのと、単独で聴くのとでは印象が違います。 通しであれば丁度良い表現なのですが、単独の場合はもう少しインパクトが欲しいですね。 とは言うものの、充分に素晴らしい演奏です。 充分に怪女であるリシッツァではありますが、これらの面々の中に入ると「女性らしい」と評したくなるから不思議です。 タッチのバランス、表情の繊細さ。 ホッと一息つける演奏です。 ブーニンです。 この人のショパンは安定しています。 若い方は、この人のCDでショパンを初めて聴いたという人も多いのではないでしょうか。アクのない演奏。入門編にも良いと思います。 ピアノが壊れそうです。 リヒテルが一番良い頃でしょうか。テクニックも冴えています。 スタジオでのレコード録音用の演奏ではないので、多分に表情はオーバーになっているのですが、熱狂した聴衆をさらにアンコールで喜ばせるにはこうなるのでしょう。 フレーズの作り方が好きですね。 スケールを聴くとホロヴィッツの色が見えてきますが、もしかするとこの曲はお気に入りだったのでしょうか。 とても生き生きとしているではありませんか。 相変わらずの演奏。さすがはリストの孫弟子です。 でも、演奏はオーソドックス。奇をてらう事なく音符を追って行きます。 スタイルとしては現代に通じるものがあり、古さを感じさせません。録音さえ良ければ、最新録音と言われても疑わないでしょう。 なかなか素晴らしい演奏です。 ただ、録音が今ひとつ締まりのない音になっているのはエンジニアの責任でしょう。 惜しいです。 この人は何を弾いてもこうなります。 品を感じられないのですが、こういう演奏の方が実は熱烈なファンを作るのです。 力強いのと粗雑なのは違うと思うのですが、逆にパンクロック系の方などとコラボするなど、色々なアプローチも考えられて支持されるかもしれません。 巧いです。そつがありません。 もしかするとお年を相当召してからの録音なのでしょうか。 ステレオでなくても良いので、一番脂ののっている時の演奏を聴いてみたいものです。 お疲れさまでした♪
この曲は8ビートでも16ビートでも乗りますし、劇的な曲なので合いますよね。 そういえば、その昔「運命‘77」などという曲もありました。 少々古すぎましたか。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- クラシック



