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バッハは若い頃は宮廷オルガニストとして活躍し、生前は作曲家というより“優れたオルガニスト”として有名でした。 この「小フーガ ト短調」も含め、多くのオルガン曲がこの頃に書かれています。 バッハが亡くなってから100年後、メンデルスゾーンによって曲が発掘され、作曲家として評価されたのです。 ちなみに、“フーガ”とはひとつの主題を基に複数の旋律が後を追って展開する様式ですが、似たものである“カノン”が「カエルの歌」のような同じ旋律の繰り返しであるのに対し、“フーガ”はより自由に異なった旋律も登場してきます。 そのため音楽の奥行きがぐんと広がるのです。4小節半のフーガ主題によって展開されるこの曲は、バッハの最も分かり易い旋律として人気の高い曲。 私も大好きな曲です。10代の時に、リヒターの演奏によるオルガンのLPを買ったのですが、この曲を聴いて吸い込まれそうになったことを覚えています。 さて動画ですが、映像がまた美しいですね。 パリのラ・サントシャペルのステンドグラスも登場します。狭い階段を上るのが大変でしたが、本当に美しかった。まるで「この世の天国」の様でした。 この空間にいると、思わず祈りたくなる不思議な感覚を覚えます。 また、このパイプオルガンの音ですが、ステンドグラスから差し込む神々しい光のイメージがあります。私の主観ではありますが。 |

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