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『新聞記者』を観た

菅長官と対決・望月記者原案の映画「新聞記者」 参院戦直前なのに…「よくぞここまで」

6/26(水) デイリースポーツ

アップリンク吉祥寺でこの作品を観た。
内容についてはすでにあちこちで語られているので多くは記さないが、ここまで重厚な見応えの作品は久しぶりだ。掛け値なしの傑作。
重要なシーンで登場する、日比谷ミッドタウン屋上から見渡す霞が関の官庁街、その向こうに見える国会議事堂が印象的だった。
屋内でも望遠レンズを多用するカメラワークも人物の内面をよく映し出している。

作中には影の主役である総理をはじめ官邸首脳は一切登場せず、その手先として汚れ仕事を担う官僚組織と記者との暗闘に焦点が当てられている。姿を見せない「彼ら」の存在をかえってリアルに浮かび上がらせ、「本当にこの国ではこの種のことが今も起こっているんだろうな」と感じさせる説得力を生んでいるように思う。

終演後に拍手が沸き起こるというのも珍しい経験だった。

これが参院選の最中に、国内最多のスクリーン数を誇るイオンエンターテインメントの配給で公開されているのはすごいことだと思う。

  • あああああああああああ……、
    観たかったんですけど、1週間くらいしかやってなくて都合がつかなくて行けませんでした。終演後に拍手……行きたかった……。

    ゆまりん

    2019/7/8(月) 午前 8:18

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    残念でしたね。いずれDVDや配信で観る機会があればぜひ観てください。

    記者役のシム・ウンギョンの好演が光っていましたが、日本のプロダクションに打診したところ2社から「俳優に反政権のイメージがつくのは困る」と断られたそうです。恋愛ものの作品に出演しても「恋愛のイメージがつくのは困る」とは言わないでしょう。
    個人的には、真木よう子か北川景子あたりがイメージとしてしっくり来る感じでしたね。

    良心と私生活との葛藤に苦しむ官僚役の松坂桃李はよく引き受けたと思います。

    Jinne Lou

    2019/7/8(月) 午前 10:41

  • 私もこれ観たいんですよ。でも近くの映画館でやってなくて…引きこもり中で遠くに行けないのでそのうちアマゾンで観たいです。終演後の拍手、と言うのもいまだかつてない経験なのでその場に身を置いてみたい気がします。

    亀井A子

    2019/7/8(月) 午後 1:20

  • 先ほどイオンシネマで観てきました。見応えあって良かったです。
    こちらでは終演後に拍手が沸き起こるということもなく、どよ〜んとした空気の中、皆うなだれて会場を後にしていましたが、それはそれで当然の反応だったという思いです。
    たしかに参院選の最中にこの映画が上映されたことは凄いことだと思います。
    「主戦場」も観たいのだけど、こっちじゃやってないのが残念。

    kiyory

    2019/7/8(月) 午後 11:44

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    > 亀井A子さん

    ぜひ観てください。エンドロールが終わるまで誰も席を立つ人がいなかったのも印象的でした。

    Jinne Lou

    2019/7/9(火) 午前 3:25

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    > きよりさん

    同じようなテーマを扱った作品にスピルバーグの『ペンタゴン・ペーパーズ』がありますが、こちらは過去の解決済みの事件を扱っているので、最後は新聞社側が勝利して大団円で幕を閉じます。しかし本作は現在進行中の未解決事件を描いていて、結末ももやもやと厭な予感を与えるものです。むしろすっきりしない後味を抱えて見終えるのが当然でしょう。そこに意味があると思います。
    『主戦場』も同じシアターでやっているので、近日中に観に行く予定です。

    Jinne Lou

    2019/7/9(火) 午前 3:36

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