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8/3(土) 朝日新聞デジタル

先日観た映画『主戦場』でインタビューに答えていたテキサス親父ことトニー・マラーノは、グレンデール市に設置された少女像に関して「米国では、ブサイクな女との情事の際は紙袋を相手の頭に被せろというジョークがある。像を訪れた時、私は紙袋を持参した。この醜いゴミの頭には、紙袋がお似合いだからだ」という主旨の発言をしていた。

この記事にある「少女像の頭部に紙袋をかぶせる男性」の意図も、そういうことなんだろう。この一件の根底には、度し難い女性差別もあると思っている。


「内地から来た妓はだいたい娼妓、芸妓、女給などの経歴のある20から27、8の妓が多かったのにくらべて、半島から来たものは前歴もなく、年齢も18、9の若い妓が多かった」(山田清吉『武漢兵站』/1978年 図書出版社)。


山田は当時の慰安所で慰安係長をしていた軍医の一人である。「前歴もなく」というのは遊郭などで働いていたプロではないという意味で、若くて性病を持っていない女性が求められたためだという。その多くは日本軍の意を受けた業者から「工場で働ける」などと騙されて連行されてきた貧しい農村出身の少女たちだった。未成年者を売春業に従事させたり身柄を売買したりすることは反倫理的であるだけでなく、当時の国際条約にも違反している

少女像が「プロパガンダ」だと主張する人は、上記の事実についてどう説明するのだろうか。彼女らがカネのために自ら進んで1日に何人もの兵士を相手にしていたと思うのだろうか。後世に記憶されるべき苦難を、彼女らが全く味わわなかったと主張するのだろうか。

感情論ではなく、事実関係を踏まえた論理的な説明を聞いてみたいと思う。

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