デイリースポーツより 気持ちが完全に整理された状態ではなかった。それほど急を迫られた決断だった。それでも腹をくくって、苦手だった無数のフラッシュの光の中心で堂々と座った。「このたび現役を引退すると決めました」。この言葉を発した瞬間、赤星憲広が9年間の現役生活に幕を下ろした。
「この3年間は言葉に表せないくらいしんどかった。最初の6年の3倍長かった。最後の3年が9年分くらいに長く感じた」。07年に頸椎(けいつい)ヘルニアを発症してから、故障との闘いが続いた。そして今年9月12日の横浜戦(甲子園)の三回、内川の打球を右中間に追い、決死のダイブ。これが現役最後のプレーとなった。 「今でも夢にあのシーンが何回も出てくる。正直、僕は後悔してない。打った内川は太ももの状態が良くなかった。強い打球はないと考えて(右中間に)寄ってたけど、もっと寄ってたら、捕れればよかったのにとは思うけど」。現場で死ねれば本望か-。野球人生を断ったプレーに後悔せずとも、捕球できず悔しがるのが赤星らしかった。 本格的に引退を考えたのは11月下旬から12月初旬にかけてだ。それまでに全国各地の病院を訪ね、最良の治療法を模索し続けてきた。復帰への強い意志からの行動だったが、行く先々で「今のまま現役を続けることは危険」と診断された。 診断名の中心性脊髄損傷は一般人の日常生活には支障がないとされている。だが、トップアスリートの赤星が再び激しいプレーを試みた場合、生命にかかわる危険性もあるという。「今度やってしまったら(体のどこかの個所が)不随になる可能性もある。最悪、命にかかわる可能性もある」。慎重なプレーをすればいいのかもしれないが、「100%のプレーができないなら辞める」という流儀を曲げたくはなかった。 プレーへの後悔はない。ただ、ファンの前にもう一度、帰りたい気持ちは強くあった。「まだできると思っていたから、完全燃焼をしたとは言えない」。悲願の日本一達成など、やり残したことはある。それでも決断した。「僕を貫き通そうと思った」と涙はなしで、ユニホームを脱いだ。 症状をひた隠しにしてきた両親にも「『もういいよ』と言ってもらった」と9年間の労をねぎらわれた。そして赤星は「自分にお疲れさまと言いたい。ゆっくりしてほしい」と静かに話した。虎のひとつの歴史が完結した。
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阪神がんばれ
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寂しくなりますね。またV戦士が一人・・・
ヘッドスライディングの件同じように思います。
戻るときは足からやないとあかん!酸っぱく福本さんが行っておられますね。世界の盗塁王の言う事なんですからちゃんと耳を傾けて欲しいですね。
もうこんな形で選手が引退に追い込まれるのはごめんですね。
2009/12/10(木) 午後 8:04
つっちーさん。
そうなんですわ。福本さんがいつも言うてるでしょ。ホームベースなどの場合は、相手のタッチを避けるためにヘッドスライディングするのもありかもしれないけど、一塁ベースの場合は、駆け抜けたほうが速いから、危険なだけで意味ないですわ。
2009/12/10(木) 午後 8:19
赤星引退のニュースを聞いて・・・・・
あまりにも辛い報告に思わず涙が。
でも本人はこの何百倍も辛い思いをしてるんでしょうね。
赤星ありがとう〜。ほんとお疲れ様でした。
2009/12/10(木) 午後 10:26
kotueさん。
おそらく昨日の記者会見を見て、たくさんの人が涙を流したでしょうね。
本当おっしゃるように、一番つらいのは赤星選手本人です。彼は独身ですから、決断をするまで一人でかなり悩まれたことだと思います。
2009/12/10(木) 午後 11:02
昨日は会見みながら、ショックで呆然としました。
赤星選手、
本当にありがとう!
お疲れ様でした。
2009/12/10(木) 午後 11:40
KARRYさん。
ほんまショックやったわ。とりあえず今は体をちゃんと治療して、今後の生活に後遺症が残らないようにしてほしいです。
2009/12/11(金) 午前 0:17
そうですね、外から見ているだけでは当事者の本心なんて
絶対に解りません。
病気や怪我は同じ経験をした人でないと解らないと思います。
赤星選手は男気や誇りがあるので、
無念さや後悔の弁は語らないでしょう。
ご両親も息子さんを見ていてやりきれなかったでしょうね。。。
ヘッドスライディングを奨励するような報道はよくないです。
選手は期待されれば、それに応えたいと精一杯頑張るでしょう!
観客も、それを煽るような言動は控えるべきですね。
選手は命をかけて試合をしているのですから。。。
多くの人々が泣いたことでしょう。
赤星選手の今後の人生に恵みがありますように。
2009/12/11(金) 午前 0:59
脊髄損傷って整骨院の先生が言ってたんですが、日常生活でも支障あるんじゃないかなぁと…痺れたり、自律神経も通ってるとこだから代謝が悪くなったり急にほてったりという症状もあるかもしれないと…
確かにヘッスラは危ないですよね。福本さんがいつもおっしゃってますよね。
確かにガッツあふれるプレーで本能的に突っ込んでしまう選手もいますが…それを煽るのはよくないと思います。
2009/12/11(金) 午前 9:49
ナンサの翼さん、ポチありがとうございます。
解説者は自分のことじゃないから、ヘッドスライディングを「ファイト溢れるプレー」だなんて、賞賛するんですよね。でも現実には、肩を脱臼したり突き指するなどの怪我が多いみたいです。
赤星選手はおそらく後悔の気持ちもあると思いますが、それを言うのは余計に辛いから、記者会見の場ではあえて口にしなかったでしょうね。それに相手の内川選手にも気を使われたのでしょうね。
2009/12/11(金) 午後 1:24
がーねっとさん。
そうなんですか。日常生活に支障が出るのは、一番辛いと思いますわ。引退してからのほうが、時間が長いですからね。
福本さんがいつも言うてるでしょ。高校野球でも良くやってるけど、選手がやってしまうのは仕方ないとしても、解説者やアナウンサーが無責任に賞賛するのは、おかしいと思いますわ。
2009/12/11(金) 午後 1:32
スポーツに怪我は付き物でしょうけど33歳で引退は可愛そうです。(ToT)/~~~
2009/12/13(日) 午後 6:00 [ - ]
角々鹿々さん。
そうなんです。技術的に衰えたわけじゃないのに引退しなければならないのは、気の毒ですね。
2009/12/13(日) 午後 11:19