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小湊鉄道の終着駅、上総中野駅に到着です。
ここで第3セクターの、いすみ鉄道に乗り換えます。向こうから、いすみ鉄道の列車がやってきました。
上総中野駅周辺の地図です。
小湊鉄道というのはその名前から察せられるように、上総中野から南へ下った、外房海岸沿いの安房小湊まで、建設される予定の鉄道でした。しかし昭和3年に上総中野まで開通したものの、資金難や戦争により上総中野から先は建設されないままになってます。
一方いすみ鉄道は、国鉄時代は木原線という名前でした。こちらも内房の木更津と外房の大原とを結ぶべく、現在の久留里線と繋がって、房総半島を横断する鉄道になるはずでした。しかし同じような理由で、上総中野から先は建設されずに終わりました。
言わば、房総半島を横断するべく五井から安房小湊まで向かおうとした旅人と、同じく大原から木更津まで向かおうとした旅人が、ともに途中の上総中野でお金を使い果たして力尽き、その後は弱い者同士が手をつないで、何とか頑張ってるという状況になってます。
駅員もいない寂しい乗換駅で、お互い頑張ってます。
いすみ鉄道の、大原行きの列車に乗りました。第3セクター鉄道の標準的な車両で、車内はきれいですが、郷愁というのは感じられないですね。
でも途中の大多喜駅の車庫を通り過ぎる時に、国鉄型の古い車両を見かけました。「糸魚川」という行き先表示でピンと来た方は、相当なローカル線通ですね。
この車両は昨年まで新潟県のJR大糸線を走っていた、キハ52という車両ですね。しかも国鉄時代の色に塗りなおしてあります。この車両が走るようになれば、いすみ鉄道にも郷愁が感じられるようになるかもしれないですね。ただ、塗りなおし立てだから、ちょっときれい過ぎますね。
いすみ鉄道では「ムーミン列車」というのを売りにしてるようで。ムーミンパパとムーミンママの縫いぐるみが、社内においてありました。
いすみ鉄道の沿線も、このような鄙びた風景です。
JRとの接続駅、大原に到着しました。
大原からは、外房線・東金線・総武本線と乗り継いで、銚子に着きました。銚子に着いた時には、もう真っ暗でした。
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鉄道趣味
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車内から撮った、高滝−里見間の動画です。加速の鈍さや唸りをあげるエンジン音が、ローカル線らしくていいです。列車がすごく揺れるので、画面がブレて申し訳ないです。この乗り心地の悪さも、個人的にはローカル線の味わいだと思ってます(笑)
小湊鉄道の路線図です。
五井駅から今度は奥のほうまで一気に乗って、月崎駅で降りました。
このあたりまで来ると房総半島の中央部なので、かなり鄙びてます。
この駅も木造の相当古いものでした。
今度は五井駅のほうに逆戻りする列車に乗りました。このあたりは、ほとんど乗る人もいなかったです。 こういうローカル線では、最近はほとんどワンマン化されていて、車内アナウンスもテープの味気ない声なんですが、この小湊鉄道では今でも車窓さんが乗っていて、肉声でアナウンスしてくれるのもいい雰囲気です。
今度は上総鶴舞駅で降りました。この駅は「関東の駅百選」に選ばれていて、CMやミュージックビデオのロケにも良く使われているそうです。
今ではほとんど見られなくなった、木製の改札口が懐かしいです。
駅舎だけでなく、小湊鉄道全体を重要文化財に指定して保存してほしいくらいですが、文化庁はそんなこと考えないでしょうね。
駅舎の中は、まるでタイムスリップしたような雰囲気でした。このテレビは、今でも見れるのでしょうか?(笑)コンロの上にヤカンが置いてあるから、人が使ってるのかもしれないですね。
五井方面から近づいてくる列車を、窓越しに撮ってみました。ただ駅名票が邪魔になって、イマイチな感じでしか撮れなかったです。
ようやく終着駅の上総中野駅に向かう列車に乗りました。これは終着駅一つ手前の養老渓谷駅。ここにはネコが何匹か住んでるようです。この養老渓谷は小湊鉄道沿線唯一の観光地で、秋の紅葉の時期には訪れる人が多いから、車両も4両くらいに増結されるそうです。
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