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コトラーとはマーケティングという概念を体系化した大家であることは言うまではないが、この著を読み進めていく中で、間違いなく確信した事は、マーケティンフとは経営であり、その会社の社是・社訓であり、その会社の道徳・倫理であり、その会社の経営者であり社員であるということです。 この様な事は一言も書かれていませんが、私がこの著を読んでいてひらめいたのは、 「投資は将来利益への投資であって、将来利益が循環して巡って来るように戦略立てるのが経営者で、また巡って来た利益をもれなく刈り取る戦術を立てて実行するのが社員。」 あくまで、目先の刈り取りだけをしていたら、将来投資が切れた瞬間に赤字になる。 以下が私が重要と思った箇所の抜粋です。 ○企業はこれまで以上に生活者を理解し、新たな価値を創造して、顧客に満足と感動を提供できる製品やサービスを生み出す努力が必要です。 ○製品・販売主義から顧客・市場主義に転換し、企業は製品の製造だけではなく、顧客を創造し、顧客価値を高め顧客満足を高める必要がある。 「顧客志向の経営」「顧客起点」「顧客・市場主義」「顧客満足」「顧客価値」 ○新規顧客を獲得する費用は、既存顧客を維持する費用の5倍のコストがかかる。経営を安定させ。費用対効果を考えたとき、既存顧客を大切にすることは極めて重要。 ○営業活動のゴールは購入してもらうことではありません。顧客に納得してもらった上で自社製品やサービスを採用してもらい、期待した成果を実感して満足してもらう事が重要。 顧客との関係は、一度だけの購入とは限りません。継続的に利用してくれる顧客を創造することが、営業活動のゴールです。 ○顧客がその会社の商品を選ぶ基準は理性(理屈)だけでなく、情緒性が加味されます。 ○世の中をユニバーサル・デザイン(誰もが使いやすいモノや施設)にすることはもちろんですが、私たちの心の中にこそバリア・フリーの概念が必要なことを教えています。 お勧め度:★★★
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