|
歯に着せぬ物言いで、非常に衝撃を受けました。過去には「鬼十則」だけを過去には目にした事はあったのですが、ピンとこなかったのですが、この著を読んで見て一言一言理解できた。 今後の私の人生で、この理解が行動に結びつく様にしていきたい。決意! お勧め度:★★★★ 電通「鬼十則」 一、仕事は自ら「創る」可きで、与えられる可きではない ●もともとサラリーマンなどという仕事はなかったのである。実際、サラリーマンというのは和製英語で、英語にはない。日本企業の高度成長を支えた三大特徴である年功序列、終身雇用、企業内組合のシンボルとして祭り上げられたのがサラリーマンであった。 ●ビジネスマンは自分のスペシャリティ、いわゆる専門職を持っているということである。反対に、サラリーマンにはスペシャリティがない。 出すぎた真似をしないことが模範社員であったのが、いまや逆になってしまった。仕事を創り出さない者、会社に利益を創らない社員はいらない、と言っているのである。 ●21世紀のビジネスには3つのSが求められているのが、私の持論である。 1.Stategy 戦略的発想と行動 2.Speed 決断と創造のスピード経営 3.Simple 単純化によるコア・コンピタンスの発見 サラリーマンは、給与を与えられる人 ビジネスマンは、給与を自ら獲得する人 二、仕事とは 先手先手と「働き掛け」て行くことで受け身でやるものではない ●旧日産の経営陣が長年達成できなかったことを1年で実現できたのは、志とやる気、目的と目標の明確化、それに基づく実行力と断行、責任の所在の明確化である。 ●創造力(creativity) 想像力(imagination) この二つのエネルギーが、歴史を創り、時代を変え、企業を再生させ、個人を生かすことは、はっきりしている。可能思考が世界を変えるのだ。知恵社会の原子核が、この創造力と想像力という二つの因子である。 三、「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己を小さくする ●日本人独特の戦後教育による平等主義が、プロ野球の世界にも現れている。この平等主義が、結局、日本人をダメにする。そもそも、人間の能力など平等じゃない。それを平等などという、おためごかしでごまかそうとするから、変な勘違いが生まれる。 .....人間は、平等なんかじゃないのだ。不平等にできているのだ。それが自然の原理原則なのだ。自然をよく見るといい。全てが平等ではない。全部が。それぞれ個性的なのだ。人間は生まれた時より平等だなどというオカルトを、まず、払拭することが大事である。 四、「難しい仕事」を狙え、そして之を成し遂げる所に進歩がある ●一度失った信用を取り戻すのは、並み大抵ではない。これは、アングロサクソンでも欧米流企業でも同じである。一見、不思議に思われるかもしれないが、信用は洋の東西を問わない。 そして、この信用は、厳しい仕事、難しい仕事をやりとげた時に初めて築かれるものだ。易しい仕事をやり続ける限り、一生かかっても信用は身につかない。そもそも、信用は他人が判断するものであり、自分が決めるものではない。しかし信用は他人が作るものではない。自分自身が創るものである。 難しい仕事に挑戦する人間は実はわずかしかいないのが現実である。だから本当は、競争相手が少ない訳で成功の確率は高いハズである。ただ、困難は多い。危険も多い。 五、取り組んだら「放すな」 殺されても放すな 目的完遂までは ●物事をやり始めて途中でやめれば、それまでの成果はゼロになり、初めの状態に戻ってしまう。 成功の道理はほとんどの人がわかっている。しかし、この当たり前のことをやり抜く人はごくごく少ない、という結論に行きつく。逆の言い方をすれば、成功することなんぞそんなに難しいことではないということである。何百年ものむかしから言い伝え、教え続けられてきたことなのである。 要は本人がやるか、やらないか、たった二つしかない選択肢のどっちを選ぶか、そして、やる方を選んだらそれを続け抜くことにつきる。だが、やり続ける人がほとんどいない。ただ、それだけのことである。 六、周囲を「引き摺り廻せ」 引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る ●「知」は、言と同義語である。考え方、思想で、「知」は言葉となって日常は使われる。 知行合一とは、自分の頭で自ら考えたことを自らの言葉で語り、その言っている言葉通りに、自らの意志で動くことである。ところが、この逆の言動の人がいかに多いことか、他人の考えや思想を他人の言葉で喋り、他人に言われて、いやいや行動する。 七、「計画」を持て 長い計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生まれる 想うことは実現する。イメージしないことは実現しない。だったら、いいことを想うことだ。想うこと、イメージすることというのは、欲望といってもいい。 「すべての事柄は、因果の法則によって起きる。いまのあなたは、過去のあなたがして来たこと、考えてきたことの総称に過ぎない。そしていま、これからのあなたの考え、行動が未来のあなたを決める。 種を蒔かなくては、実を成らせ、それを手に入れることはできない。これは、自然の法則である。時代が変わっても、この原則は変わらない。不易流行ということだ。 八、「自信」を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない ●器とは、度量のことである。または器とは、心の広さ、心の卍のことである。器は、人間の大きなダムみたいなもので、大人物は大概のことは受け入れることが出来る。 ●度量と自信は、勉強次第、努力次第で大きく変わる一面を持っている。大事なことは、器と自信は変わるということである。無限の大きさになる可能性がある。 器と自信は無限に大きくなれる。器と自信は、心の問題であるからだ。器を計る尺度は、志の大きさと強さである。この志により、信念が生まれ、それは自信という形になって人の言動に現れてくる。 九、頭は常に「全廻転」 八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ 十、「摩擦を怖れるな」 摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる ●ビジネスの一流、二流、三流の差は、気の配り方次第で決まる。三流は一方だけ、二流は四方、一流は八方に気が回るのだ。八方とは、四方と四隅。東西南北と北東・北西・南東・南西のことで、転じてあらゆる方面、あらゆることに考えが及び、気配りができることを八方に気を配ると言う。 気配りは、相手の心情、状況への思いやりであり、そこにはこちらのエゴがない。ところが、ご機嫌取りやおべんちゃらは、その場限りの日和見で相手への真心はなく、エゴの裏返しでしかない。 「責任三ヶ条」 ①命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認しその効果を把握するまでこれをなした者の責任である。その限度内に於ける責任は断じて回避できない。 ②一を聞いて十を知り、これを行う叡智と才能がなければならない、一を聞いて一を完全に行う注意力と責任感を持たねばならぬ。一を聞いて十を誤る如き者は百害あって一利ない。正に組織活動の癌である。消滅せらるべきである。 ③我々にとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。我々の仕事は突けば血を吐くのだ。我々はその日その日に生命をかけている。 |
全体表示
[ リスト ]







