引っ越します。

こんにちは。
穏やかな日々ですね。
季節の移ろいに合わせてお引越し。
今後のアミジロウ企画のお知らせやらは
下記アドレスのブログに移ります。
変わらぬご愛顧よろしくお願いします。

アミジロウ

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じゅんじゅんSCIENCE & アミジロウ
 ダンス小作品集「アソート」

無事終了しました。

沢山の方にご来場いただき感謝です。
踊りもフードもお客様も素晴らしく
本当に良い時間でした。
また次回も開催できることを願って。

皆さま本当にありがとうございました。

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敬愛してやまない振付家・高橋淳さんのカンパニー
”じゅんじゅんSCIENCE“ を招いての合同ダンスパフォーマンス。
今年も10分程度の小作品をお菓子の詰め合わせのように
お届け。なので題して「アソート」。
毎年説明しているけれど、最近ココを見るようになった人とか
去年見た気もするけど覚えてねーとか、いろんな事情が
あるでしょうから、今一度ここで色々お知らせ。

今日は長くなるよ。あとわからない言葉が色々出るかも。
気をつけるけどわからなかったらゴメンね。

高橋淳さんは90年台半ばにマイム研究所で知り合った仲間と
マイムとダンスを組み合わせたカンパニー「水と油」を立ち上げ。
ヨーロッパで人気を博して、当時のテレビ番組「たけしの誰でもピカソ」で
紹介されて、逆輸入的に国内での人気に火が付くことに。
僕が知ったのもその後で夕方のニュースの文化情報コーナーに
チラリと映像が流れて「うわっ、これめっちゃ面白そう!」って
なったのが始まり。とりあえず「水と油」って名前を覚えておいた。

結局、舞台を見たのはそれから随分経ってからの事。
2005年の7月。滋賀県は南草津の草津文化芸術会館。
期待値マックスで観に行った僕を水と油は完全に凌駕した。
ダンサーと椅子と机が縦横無尽に動き回り観ていたシーンが
次々に形を変え空間を歪めていく。そしてそれらの動きの
正確無比な事。例えばふと床に落ちたものを拾う仕草をした上を
車輪の付いたテーブルがすっ飛んでいくのだけど、そのしゃがんだ
頭とテーブルの天板の下面が3cmも離れていない(という印象)。
結構ぶん投げる勢いでテーブルは動いているが、それとは別世界で
しゃがむ人はいるという設定なのでまるで気にしていない。
そしてそのテーブルの行き先には別の人が椅子に座っていて
新たなシーンが立ち上がるという塩梅。
多層的に編み込まれたシーン構成が高スピードで展開する、という事が
目の前で行われており、僕はすっかり痺れてしまったのだ。

が、その翌年の2006年に水と油は活動を休止。
残念というよりは見とけて良かったという気持ち。
ちなみにその草津での公演は高橋淳さんは腰痛の為出演しておらず
まだ出会ってはいない。あと水と油は4人組だけど高橋さんと共同で
振付していたのが小野寺修二氏。今やカンパニーデラシネラを
率いて大人気ですが、その小野寺さんのワークショップを受けていたのが
先の「クロス×シーン」のゲストにも出て頂いた壱劇屋の大熊隆太郎くん。

さて、水と油が活動休止する少し前2005年の暮れ。僕は僕で
コンドルズでよく見てやりたいなぁとずっと思っていた「人と人が
もたれたり乗っかったりする動き」のワークショップにようやく出会う。
いわゆる”コンタクト”というやつ。これはこれでとても面白く是非とも
皆さんに経験してもらいたいのだけどここでは割愛。(クロス×シーンで
少しだけ取り入れていたのはわかる人にはわかるところ)
そのコンタクトの講師が京都を代表するコンテンポラリーダンスカンパニーの
monochrome circus の坂本公成さん。公成さんとの付き合いはそこから
徐々に始まるのだけど、公成さんがプログラムディレクターを務めていた
京都芸術センターの若手ダンサー育成プログラム”コーチング プロジェクト”と
いうのがあった。まだ経験の浅いダンサーがプロの振付家と本気で作品つくりを
行いその過程で多くを学ぼうという企画で、2007年度の振付家が高橋淳さんに
なったのだった。それだけでも「おおおっ!」ってなっていたのだが、追い討ちを
かけるように「振付助手 森川弘和」の文字。これまた僕の愛してやまないダンサーで
この方のワークショップを受けた時の衝撃も凄まじく、名刺を頂き2ヶ月後には
アミジロウ企画を立ち上げてワークショップを開催していたほど。

コーチングプロジェクトの作品稽古期間はおよそひと月半。たしか13時から22時で
週6日だったと記憶している。要は本気って事。30をとっくに過ぎていた僕は
一瞬ひるんだが「ええい、ままよ!」とオーディションを受けなんとか合格したのだった。
合格者は20台前半の女性が5人と男は2人。30代は僕だけ。当然最年長。

踊りは決して上手くはないけどさっぱり動けないわけじゃないし、
芝居はそれなりにやってきてるし、マイムベースの高橋さんの作品なら
割といけるんじゃないかと踏んでいた思惑は稽古が始まりあっさりと崩れる。
世界で勝負する振付家の要求は当たり前だけど厳しく、動きはもちろんのこと
立ち姿、少しの間の取り方など演技的なところも全てダメを出されまくる。
そうなるとやる側としてはどんどん萎縮してしまい、当然それは外にも出て
作品の構成としては主役だったけど「脇役のオーラが出てきてる」と言われる始末。
(よく覚えてるなぁ、俺。キツかったよね。ふふ)
今でこそ笑えるが、当時は相当に凹んでこんな目にあうために仕事辞めてまで
参加したのかと行き場のない悲しみに暮れていた。が、いうても本番は近づいて
くるし高橋さんのダメは止まらない。もちろん僕以外もダメはもらいまくってたし
作品の方向性に疑問を持ち続けているダンサーもいたりでかなり煮詰まっていたように
思う。(あんまり周りをよく見る余裕はなかったけど)
僕自身よく思い出せないけど本番1週間前くらいからなんか開き直れてきて
少し楽になった。あれはなんでなんだろう。
そういえば何かを吹っ切りたがった1人の女性ダンサーは場当たりの日の
朝一番に会場入りしてリハ室に全裸で寝っ転がっていたりした。

そんなこんなで迎えた本番はとても素晴らしく満席のお客様に沢山の
拍手を頂いた。それはとても嬉しい事だったけど、それでも傷だらけの心は
簡単には癒えず、以降高橋さんは畏怖の対象として心の中に居座ることとなる。
その後、踊る機会をちょいちょい頂き踊っているけど、ずっと意識の片隅には
高橋さんがいて「この踊りを見たらどう思うのだろう」と考えてしまうようになった。

そして7年後の2015年、いろんな偶然が重なってじゅんじゅんSCIENCEを招いて
作品を見ようという話が持ち上がる。僕が「見たいなぁ」と言ったらお世話に
なっていたスタジオのオーナーが「じゃここに呼んだら」と言いだしたのだ。
個人企画の興行なんて、しかもゲストを呼んでなんて初めてで正直ビビっていたが
やっぱりこの時も「ええい、ままよ!」と電話をかけたのだ。
電話する間柄ではなかったので高橋さんもびっくりしていたが、快く話は
聞いてくれた。そして「ドリンクとフードを用意するなら」という思わぬ条件を
出してくる。え、踊り見たいだけやのにそんな手間のかかることまで。
どうもヨーロッパなんかでは飲みながら観たりするのはよくある事で、酒やご飯が
入るとお客さんもリラックス出来て見終わった後も作品を褒めたり貶したり
わいわい出来て結果、楽しい時間になるらしい。難解な作品もおしゃべりして
咀嚼すれば喉ごしの良いものになると。で、東京でもそのスタイルでやっているとの事。
今だからこういう風に説明も出来るけど、聞いた時はなにがなにやらでピンと来ず
とはいえ用意しないと来てくれないしで、頭を抱えたが、スタジオのオーナーさんから
ケータリングをしている方を紹介してもらいなんとか格好をつけた。
そんなこんなで開催は決定したが、そこからはしばらくモヤモヤ。というのは
この時点でコレは「じゅんじゅんSCIENCE京都公演」なのだ。もちろん観たくて
呼んでるからそれでいいのだけど、もう一方で「オレどうすんだよ」と。
色々と踊る機会をもらって踊っていたけど、じゅんじゅんSCIENCEと並んで踊れんのか。高橋さんの前で踊れんのか。容赦なくダメを出されるか、それともふーんって
言われて終わりか。どんだけ自信ないねんって思うかもしれないけど、
もうトラウマだからね。
なのでモヤモヤしていたが、これからも踊りたいならここは逃げてはいかんぜよ!と
なんの思い入れもないが坂本龍馬的に自身を鼓舞して踊ることを決める。
初めて互いの作品を見せ合った時はビビったけど、暖かく見てもらえた。
そしてじゅんじゅんSCIENCE の作品はとても面白く、本番が終われば皆が
やんやの喝采。本当に良い会になりました。本当に嬉しかった!
そして味をしめた僕は翌年もまたこの会を開催する。去年は初年の時より
多少勝手が見えてたぶん、夢中になれず、しんどいことにもきっちりと気がついて
大変だったが、作品はたくさんの方に褒めて頂いた。
後日の高橋さんのブログでもえらく褒めていただき、あまりの嬉しさに
思わずスクリーンショットを撮ってしまった。
そして辛い時に見直してはニヤニヤしている。

さて今年はどうであろうか。
今回はなんといっても森川さんが参戦である。

森川さんの身体に魅せられてワークショップをした。
じゅんじゅんSCIENCE が観たくて公演を企画する。

僕の中の2大ダンスの巨人が揃い踏み。
きっと素晴らしい時間になるやろう。楽しみじゃ。
その中で僕はどのように踊るのか。ともかく一生懸命やるぜよ。

長くなりました。最後まで読んでくれた方にはぜひご指南を。そして会場にも足を運んでくれよな。待ってるよ!
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さて、開催まであとひと月ほどとなってまいりました。
気になる最寄駅より会場までの道のりをご紹介。
迷える方は迷う前にこちらをチェック!

White Cloud Kyoto への道(阪急烏丸駅から編)

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写真:山下一夫

アミジロウ
俳優、ダンサー。俳優のたしなみとしてクラッシックバレエを学ぶが
身体は硬い。2005年頃からコンテンポラリーダンスを始める。
バー弓子、FOuR DANCERSなどのダンスイベント、Monochrome Circus、
schatzkammer の作品などに出演。
劇団ステージタイガー所属。小劇団への振付やワークショップの講師なども
行っている。

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