闘病記(改)

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2010年10月10日は、手術後7年目であった。

【2010年10月11日のメモ書き】

昨日は7年前に手術をした日だった。

ガンの告知を受けて恐れ戦き、不安一杯で入院して手術!

そして、再発や転移の恐怖に怯えながら抗ガン剤の副作用との闘い!

辛かったし、生きるのが嫌になったこともあったし、どうしようもなくて何も考えられなくなったこともあったけど、

家族や弟妹たち、会社の同僚たち、友人たち、みんなに支えられて今日がある。

今日のあることを素直に喜び、明日からも元気頑張りたい!

○○(亡くなった妹のこと)が生きていたらもっと嬉しいのだろうけど(ケンカもしているだろうけど)…。

それだけが残念だ。


胃ガンは、普通なら5年間再発や転移がなければ完治となるのだろうが、

自分の場合は7年目を無事に迎えても医者からは「大丈夫!」と言う言葉はもらえていなかったし、3ヶ月に1回は腫瘍マーカの検査、半年に1回はCTと胃カメラの検査を受けていた。

それだけ、手術した時には症状が進んでいた証拠だったのだろう。

とにかく7年目を無事に迎えられて素直に嬉しかったが、その2年前に乳ガンで亡くなった妹の遺影を見ては、「お前が生きていてくれたら、もっと嬉しいのになぁ!」と悔やんだものだ。


そして、10月22日は退院して7年目の日だった。

【2010年10月24日のメモ書き】

10月22日は、退院後7年目だった。

あの日、病院から最寄駅までのたった数百メートルが歩けなかったこと、入院直前に開通した自宅近くの大きな橋をタクシーで渡った時に感動したこと、家に帰り着いた時の何とも言えない嬉しさを思い出す。

もう絶対に、病院のベッドは御免だ!!


入院中は、手術前も後も出来る限り身体を動かし病院内を歩き回っていたが、退院当日に病院から数百メートルの最寄駅までを続けて歩くことが出来ず、「これが手術後の身体なんだ!」と実感した。

また、入院直前(前日だったか?)に自宅近くの大きな橋が開通したので妻と開通式に出かけ、「果たして、無事にまたここを渡れるのだろうか?」などと思ったりしたのだった。

病院からタクシーで帰宅途中にこの橋を渡り、「良かったぁ!」と感動したのだ。

家に帰り着いた時の嬉しさは、到底ここには書き現すことが出来ないくらいだった。


*この記事は、2003年に胃ガンが発覚して以降、日々の体調や出来事等をメモ書きしたものを、読み返しながら書いたものです。

閉じる コメント(2)

私もこの4月で手術から7年になります。来月は検診があるのですが、行きたくない気分です。

>入院中は、手術前も後も出来る限り身体を動かし病院内を歩き回っていたが、退院当日に病院から数百メートルの最寄駅までを続けて歩くことが出来ず、「これが手術後の身体なんだ!」と実感した。

よく分かります。病院内では歩けても実生活は全く違いますね。

2015/2/22(日) 午後 9:35 [ たんこ ]

> たんこさん
手術後12年目に入った自分も、未だに検査は怖いです。
でも、検査でしか再発などは分からないし、「これで次の検査まで保証されるんだ!」と考えるようにしています。

手術後の体力の低下には驚きました。院内では結構動けていたつもりだったのですが、いざ外に出ると疲れ方が全く違いました。
ホントに、愕然としましたよ!

2015/2/23(月) 午前 9:33 まんじろう


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