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58回目の誕生日!

今日は七夕です。

今日は真夏を思わせるような太陽の日差しが届く暑い1日でしたが、七夕の日が晴れだったと言う記憶はあまりありません。

10年前の今日、長年お世話になっていたM先生のクリニックに検体を持って行きました。

あの日は、今日とは違って肌寒いくらいでした。

クリニックに着いた途端、身体が悲鳴を上げました。

突然の吐き気と激しい下痢に襲われたのです。

原因は、胃ガンでした。

不安と恐怖の中で手術をし、手術後に家族や兄弟たちに告げられたのは「余命半年、長くて1年」でした。

あの日から10年、みんなの想いに支えられて生きています。


そして今日は、私の58回目の誕生日でもあります。

しかし、お祝いも何もしませんでした。

妻は、赤飯だけを炊いてくれました。

イメージ 1
 
 
友人たちや兄弟たちからも、メールをもらいました。

殆どが祝福のメールでしたが、Aちゃんからのメールはちょっと辛いものでした。

Aちゃんのお母さんは、大腸ガンと闘っておられます。

昨年末に、Aちゃんからお母さんに大腸がんが見つかったとの連絡がありました。

その後、抗ガン剤の治療続けられていたようでした。幸いに、副作用も軽く、お母さんはお仕事(自営)を続けながら、治療をされていました。

しかし、今日、久し振りにAちゃんから届いたメールには、先月末くらいから抗ガン剤の副作用が激しくなり、今は抗ガン剤を休止している、お母さんも焦っていると書いてありました。

Aちゃんへは、まだ返信してしません。

何て言ったら良いのか、頭に浮かびません。


自分はと言うと、定年まであと2年となり、最長2年間取ることができる次のキャリア開発のための休暇を申請するかどうか悩んでいます。
 
 
 

 Hさんの指導と私の指導とは何が違ったのか?
 
 私は、プロのエンジニアとして派遣で身を立てて行こうとするのであれば、専門分野に於いては正社員なんかには負けない知識とスキルを持ち、自立出来る人材になって欲しいとの思いをS君にも望んでいました。
 
 S君には、そのことを理解してもらいたい一心だったのですが、それは単に私の願望の押し付けになっていたのかもしれません。
 
 まだ我々が望むエンジニアとしてのマインドがないS君に対して、最初から余りにも高いハードルを設定してしまったために、却ってS君のモチベーションを下げさせてしまったのではないかと思いました。
 
 S君の力量や経験等を良く考え、先ずはS君が少し頑張れば達成出来るレベルの目標を達成させ、徐々に高い目標に変えていくような指導をしていれば、今も一緒に仕事をしていたかもしれません。
 
 
 期限が来ても報告や相談がなかったことに関しても、S君の真面目さ故に「まだ完成していないものを見せるわけにはいかない。もっと、ちきんと仕上げなければ…。」と思ってのことで、
 
 報告や相談を「しない」からではなく、S君にとっては「出来ない」状況だったのかもしれません。
 
 言い換えれば、S君が期限内に出来なかったことに責任を感じて自分からは言い出せず、救いを求めていたのかもしれません。
 
 
 ものの見方や考え方にしても、我々にとっては当たり前のことでも、知識も経験もないS君にとってはなかなか理解出来ない、どうすれば良いのかも分からない、それでも何とか成果を出さなくてはいけないと、焦ってばかりの1年3か月だったのではないかと思います。
 
 しかし私の対応はと言うと、成果優先になり、とにかく結果を求めていたのも事実です。
 
 
 S君が去った後、私の指導の至らなさがS君の志と前途を摘んでしまったのではないかと反省しました。
 
 派遣社員は、場合によってはたった一人で契約先に出向き、すぐにでも成果を上げなければいけません。
 
 S君のことを通して、派遣社員として孤独感と責任感の重圧の中で頑張っている若者たちを応援するような仕事に携わってみたいとの思いが湧いて来たのでした。
 
 
 
 
 S君に対しては、他にも、間違っても良いから自分なりに考えて工夫してみることや、知識やスキルを高めるための自己研鑚の必要性などを繰り返し話しました。
 
 とにかく、S君にはプロとしての意識を高め自立を目指して欲しかったし、それを業務での成果に繋げて欲しかったのです。
 
 
 本来、挨拶や報告、連絡、相談と言った基本的なことや業務に対する取り組み方、自己研鑽の必要性などは先方の会社で指導すべきものです。
 
 先方の会社には定期的にS君や我々と面談し、その結果を双方にフィードバックする役目の担当者のTさんと言う方がいましたので、
 
 Tさんを通しても会社としてS君のスキルアップや意識改革に取り組んで欲しい旨をお願いしていたのですが、このTさんが期待外れでした。
 
 Tさんは、S君に対して我々の真意(S君の考え方を変えて欲しい。我々が望むエンジニアとしての行動が取れるように指導して欲しい。等)を伝えるのではなく、
 
 「挨拶ができないと言われた。」とか「質問や相談がないと言われた。」とか、ただの告げ口程度になっていたようでした。
 
 なので、S君も指摘されたことだけに対しては改善が伺えましたが、本質的な部分の変化はなかなか見えませんでした。
 
 
 ところが、一度、我々が「おっ!」と思うくらい明らかに変わる兆しを見せたことがありました。
 
 それは、Tさんと共に責任者のHさんが来られて話をされた後でした。
 
 Hさんは、我々の真意を理解してくれました(同席していたTさんは、その時も理解できなかったようでしたが…)。
 
 そして、我々との話の後で、S君に対してS君自身がどうしなければならないのかを諭してくれたようでした。
 
 この時は、我々もS君に対して期待をし始めました。
 
 しかし、それも束の間のことで終わってしまい、少しずつは成果も上がるようにはなりましたが、暫くすると言われたことを言われた通りにやるだけのS君に戻ってしまいました。
 
 
 もしかしたら、親子以上ほどの年齢差がある私相手だと相談もし辛いのかもしれないと、後半は若い主任の下に付けたのですが、やはり目に見える変化は感じられませんでした。
 
 正社員であれば、それなりの時間とエネルギーをつぎ込んで教育することも出来るのですが、派遣社員に対して求めるのは先ず契約した業務での成果です。
 
 また、正社員であれば、本人の資質に業務が合っていなければ担当替えをすることなども可能ですが、派遣社員に対してはそうは行きません(法律上も)。
 
 
 そうこうしているうちに、契約を継続するかどうか決める時期になりました。
 
 S君は若いし、良いところもたくさんあります。
 
 我々が望むエンジニアとして業務への取り組み方が変わるのであれば、目の前の成果よりも将来性に期待しようとも思いましたが、悩んだ末に契約の打ち切りも止む無しと先方に伝えました。
 
 
 契約期限の1ヶ月半くらい前に、再び責任者のHさんが見えました。
 
 いつものTさんが来られなかったのでどうしたのかなと思ったら、退社されたとのことでした。
 
 やはり、Tさんは会社への報告やS君を含む他の派遣者に対するアドバイスも、ただお客(派遣先)の言ったことを伝えるだけで、お客の本当の要望を汲み取ることが出来ず、いくら指導しても改善しなかったので退社してもらうことになったとのことでした。
 
 そして、会社として監督不行き届き状態になり、S君に対する適切な指導も出来なかったことを詫びられました。
 
 また、今後は自ら指導するから何とか契約を継続してもらえないかと言われました。
 
 しかし、その時には既に契約の打ち切りを決定していたので、その要請を受けることは出来ませんでした。
 
 Tさんは、残念だが致し方ない、あと1ヶ月半だがS君には最後までしっかり役目を果たさせると約束されました。
 
 
 そしてその日、TさんはS君とじっくり話し合われたようでした。
 
 すると、次の日から前回Tさんが指導された時と同じように、いやその時以上にS君が変わろうとする姿勢を見せ始めたのです。
 この時、私はハッ!としました。
 
 なぜ、私はS君を変えられなかったのか?
 
 それに対し、なぜTさんはS君を変わろうとする気にさせられたのか?
 もしかしたら、S君の契約を打ち切らざるを得なくしたのは、本当は私の指導にこそ原因があったのではないだろうか?
 
 

 S君に対する最初の印象は、口数の少ない、真面目そうな人物と言う感じでした。
 
 当然ですが、我々の仕事をするとなると素人同然です。
 
 勿論、我々の製品知識も持ち合わせている訳ではないので、先ず1週間くらいをかけて製品に関する基礎的な知識や、業務システム等を教え、
 
 その後は、製品を生産している現場に通わせると共に図面や手順書などを参照させて、製造手順や作業内容の理解に努めさせました。
 
 
 S君を受け入れてからこの時期までに、三つの問題が顕れました。
 
 一つは、きちんとした挨拶が出来ないのです。
 
 朝出勤しても、ボソッと何かは言うのですが、隣の席にいても聞き取れません。
 
 これでは、挨拶とは言えません。
 
 その後は無言のまま席に着いて、パソコンを立ち上げ、始業時間まで物思いに耽ると言った感じです。
 
 二つ目は、自席で手順書や図面を見たり考え事をしている時、興味が湧いてこないの、睡眠不足なのか、それとも集中力が足りないのか、上の瞼と下の瞼が仲良くなるのです。
 
 何回か注意し、かなりきつい言葉で叱咤したこともありました。
 
 三つ目は、質問がないのです。
 
 S君にとっては、見るもの聞くものの殆どが初めてのはずなので、「これは、どう言う意味か?」、「なぜ、こんなことをするのか?」、「この部品の材料は何か?」とか、質問があってしかるべきなのですが、全くないのです。
 
 かと言って、分かっている訳ではなく、こちらから問い掛けないと質問がないのです。
 
 「今は何を聞いても良いんだから、分からないことや疑問に思ったことがあったら、その場で質問するんだよ!後回しはダメだからね!」と言いました。
 
 その後も、新しい仕事を任せる度に同じようなことを繰り返し言う羽目になりました。
 
 
 それなりの仕事を任せるようになってからも、幾つかの問題が出て来ました。
 
 報告や連絡がないのです。
 
 仕事が遅れていても、こちらから「どんな状況なの?」と問い掛けるまでは、なしのつぶてです。
 
 仕事を任せる際には本人に期限を決めさせて、その後は自己管理させていました。
 
 勿論、S君の力量は分かっているので、それなりの余裕は見ていた積もりです。
 
 「納期を約束することは、契約することだよ!契約を守らなかったらどうなる?信用も取引もなくなるだろう。あなたが派遣社員じゃなくて、請負の立場なら、もう明日からの仕事はないよ!」
 
 「出来ないなら出来ないで、何で報告しないの!」
 
 こんなことも、何回か繰り返して言いました。
 
 全く出来ない訳ではないのです。
 
 注意すると暫くの間は出来るのですが、そのうちに元に戻ってしまうのです。
 
 また、決してやる気がないとかルーズとかではないのです。
 
 朝も始業の15分前には出勤するし、注意した際等に問いただすと、それこそ涙を浮かべそうな顔付きで「やる気はあります。」と言います。
 
 時々は身体を動かすような仕事も任せたのですが、そんな時は積極的に取り組みます。
 
 また、会社のルールもしっかり守るし、同年代の社員との付き合いも良好に見えました。
 
 では、なぜこんな両極端とも言えるような状況が生まれるのか?
 
 S君を受け入れてから3ヶ月目くらいに、そんな疑問と共に、我々の期待とS君の成果との埋まりそうもないようなギャップの深さを感じ始めました。
 
 
 一昨年末から私と同じチームで一緒に仕事をしてきた派遣社員のS君が、今月末で契約切れとなり先週の金曜日で勤務を終えました。
 
 我々の部署は、製品を作るための手順書を作成したり、新しい工法や設備(手工具の類から自動機まで様々)の開発/設計などを行う技術部門で、S君もエンジニアとしての派遣でした。
 
 
 S君が派遣されて来た時は24歳で、大学を卒業後に現派遣会社に社員として入社し、我々のところに来るまでは半導体製造メーカに派遣され、海外勤務も経験したと聞きました。
 
 我々が先方の会社に派遣社員を要請した時、当人が学生時代から我々の業界で仕事がしたいと望んでいたこと、ちょうどそれまでの派遣先との契約更新の時期とも重なったことから、S君が選任されたようでした。
 
 S君にとっては望んでいた業界での業務に就けることもあり、それなりの決意と希望を持って来てくれたのでしょうし、
 
 我々も若い人が来てくれることに大いに期待したのですが、残念ながら1年と3ヶ月での終了となってしまいました。
 
 仕事がなくなった訳でもなく、むしろずっと長く頑張って欲しかったのですが、我々とS君との間に生じてしまったギャップが埋まらず、先方の会社とも相談した結果、やむなく契約を打ち切ったのです。
 
 この結果を招いた原因は、S君の資質や考え方の甘さ、先方の会社の対応にも問題がありましたが、我々(と言うか私自身)のS君に対する人材育成の至らなさもあったと思っています。
 
 
 S君の契約打ち切りを決めた時、一人の若者の志と前途を摘むような気がしてならず、「なぜ、この結果を招いたのか?」と自問しました。
 
 そして、2回か3回に分けて思うところを書いてみようと、キーを打ち始めた次第です。
 
 
 我々がS君を受け入れる際に、本人と先方の会社にお願いしたことは、
 
・エンジニアとしてのマインドとプロ意識を持って業務を遂行すること。
 要は、何でも見たい、聞きたい、知りたい、やってみたい、真理を探究したい等々、好奇心が旺盛で、常に知識とスキルを高める努力をすることです。
 
・俗に言う「報・連・相」を心掛けること。
 目的を確実に達成するために必要な報告、連絡、相談をきちんすることです。
 例えば、業務の進捗状況(特に遅れている時)や問題が生じた時の報告や連絡、自分だけでは問題の解決が困難な時や良いアイデアが浮かばない時の相談とかです。
 
・セキュリティ面を始めとした会社のルール、社会のルールが守ること。
 
 そして何よりも、若さを活かして何事にも積極的に取り組んで欲しいと言うことでした。
 
 言うのは簡単ですが、特にプロ意識を持って自己研鑽に励んでいるような人材は正社員にだって少ないし、私自身もとても胸を張れたものではありません。
 
 しかし私は、プロのエンジニアとして派遣で身を立てて行こうとするのであれば、専門分野であれば社員なんかには負けない知識とスキルを持ち、自立出来る人材になって欲しいのです。
 
 例え、今は素人同然であっても、そこで得られるものは貪欲に吸収し、知識を深める・スキルを高める努力をして、やがては派遣社員であろうと派遣先で名指しされるほどになって欲しいのです。
 
 実際に、今、我々の職場にエンジニアとして派遣されている何名かの中には、プロとしての高い意識を持ち、社員を凌ぐ成果を上げてくれている人もいるのです。
 
 
 私は、S君に対してもそんな期待を持って指導を開始しました。
 
 

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