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大地震の前兆として地殻変動の異常の観測方法を取り上げます。
地殻変動の観測についても微小地震や群発地震の観測と同様、国としても力を入れており、次のホームページで調べることが可能です。
国土地理院の「電子基準点がとらえた日本列島の地殻変動」です。
http://mekira.gsi.go.jp/
国土地理院では、各種測量の基準点として利用や地震調査研究、火山噴火予知研究のための広域地殻変動監視を目的として、全国に約20km間隔で約1200点の電子基準点を設置しており、GPSによる電子基準点の解析結果から、日本全土で進行している地殻変動をとらえることができます。
過去1年間と1ヶ月の地殻変動の状況がベクトルで表示(変化を矢印の方向と長さで表示)させることができます。
このホームページで過去(1996年〜2004年)の地殻変動情報を調べると水平方向では、伊豆半島あたりを中心として千葉から名古屋方向に半円形状左回りに地殻が動いている様子が分かります。
また、垂直方向では、関東地方は沈下し、名古屋周辺では隆起している様子が分かります。
最近の地殻変動情報を調べると1年間(2004.8〜2005.8)では同じ傾向ですが、1ヶ月(2005.7〜8)では逆方向に変動しているのが気になります(2005.5頃から反転)。
この地殻変動のデータを利用し、大地震の前兆となる地殻変動の異常を観測することになります。
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