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大地震の前兆としてラドン濃度の変化の観測について取り上げます。
ラドンとは、原子番号86、ウラニウム鉱石から発生する放射能鉱物。マイナスイオン化された放射線(ionizing radiation)のα線(alpha particles)を放出する唯一の天然気体です。大気中のごみ、水分などに付着して大気に漂い、呼吸気管に付着するとDNA(遺伝子核酸)に損傷を与えて、肺がん(lung cancer)になる危険性が世界保健機構(WHO)等により指摘されています。
日本の温泉地では特にラドン(ラジウム)濃度が高いことを宣伝している場所が全国に相当数ありますが、実は体に悪いのかもしれません。なお、一般の温泉水や井戸水など地下水も水道水に較べれば濃度が高いケースが多いようです。
詳しくは岐阜大学のホームページ
http://www.ed.gifu-u.ac.jp/~tasaka/html/what.html#top
乃木生薬研究所のホームページ
http://www.botanical.jp/library/news/166/index.shtml
放射線科学 1999年6月発行(屋内ラドンとその健康影響)
http://www.kenkobunka.jp/kenbun/kb24/iida24.html
等をご覧ください。
地震前兆現象としての地下水中ラドン濃度変化を世界的に有名にしたのは1966年のタシケント地震だそうです。深層地下水中のラドン濃度がM5.5の地震に先行して数年間上昇し続け、地震の直前に平常値の約3倍の最高値に達し、地震後はもとの濃度に戻ったことが報告されています。また、中国では1975年と1976年に発生したM7〜8クラスの5つの地震のうち4つについて予知に成功していますが、予知に成功した地震のすべてに共通して、地下水中ラドン濃度の前兆変化が観測されたとのことです。
日本で本格的に地震予知を目的とした地下水中ラドン濃度の研究が始められたのは1973年とのことです。東京大学理学部が中心となってラドン濃度の連続測定装置の開発が行われ、長期自動連続観測が可能となり、1978年1月14日の伊豆大島近海地震(M7.0)をはじめ、いくつかの地震について地下水中ラドン濃度の前兆変化が観測されたそうです。
兵庫県南部地震(阪神大震災)発生前の水中ラドン濃度の変化の記録が次のホームページで公表されています。
http://sakura.canvas.ne.jp/spr/george-i/research/kobe.html
このように、地下水中のラドン濃度が地震発生に至るまでに地殻で進行する変化に関する重要な情報を提供する例は増えていますが、地震の前に現れるラドン濃度変化のパターンは様々で、それらを統一的に説明することは今のところ困難とのことです。
水中ラドン濃度の観測データを公表しているのは、
先ほども紹介した岐阜大学のホームページ
http://lll.physics.gifu-u.ac.jp/
だけのようです。
つまり、残念ながら地域限定の前兆観測となってしまいます。
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WHOは、公衆衛生の観点から、具体的な対策プロジェクトを始めています。これらを、日本政府に知らせ、環境省、厚生省に、実証的な事実を確立させましょう。
WHO警告「ラドンはガンの原因」
http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs291/en/index.html
WHO 放射線に対するQ&A
http://www.who.int/ionizing_radiation/about/faq/en/index.html
WHO 飲料水の中の放射線 公衆衛生
http://www.who.int/water_sanitation_health/en/
WHO 劣化ウランのレポート
http://www.who.int/ionizing_radiation/env/du/en/index.html
放射能物質の飲料水のガイドライン
http://www.who.int/water_sanitation_health/dwq/gdwq3rev/en/index.html
2010/2/22(月) 午後 4:03 [ エコビレッジ・コスタリカ共和村 ]
ラドン
希ガス元素の一つで、天然には
Rn−222(名称はラドン、半減期3.8日、ウラン系列、α壊変
Rn−220(名称はトロン、半減期55.6秒、トリウム系列、α壊変)
Rn−219(半減期3.96秒、アクチニウム系列、α壊変)
が存在するが、ウラン系列のRa―228(ラジウム)がα崩壊して生成されるRn−222のみをラドンということもある。
大気中の天然放射能は、これらラドンとトロン及びこれらの娘核種によるものが大半をしめ、ラドン及び娘核種からの線量率は通常1〜20nGy/h(ナノグレイ毎時)程度といわれる。
日本の大気中濃度は、気象条件により大きな変動があるが約数Bq(ベクレル)〜数十Bq/m3の濃度である。
ICRPは家屋内のラドン濃度が200Bq/m3以下となるよう勧告し、国連科学委員会ではラドンの呼吸による年間被ばく量を平均1.3mSv(シーベルト)としている。
2011/7/17(日) 午後 4:31 [ 中国韓国の原発リスク ]
こんにちは
とても有用な情報でしたので当方のブログで紹介させていただきました
2012/2/17(金) 午後 0:55 [ max*mi*ian_*apa ]
2013年9月、岐阜のラドン濃度数値が異常に高くなったみたいなので、大地震が来るの?。過去にも異常に高い数値が観測されて、しばらくして地震発生しているので。数値異常⇒地震発生という繰り返し。
2013/10/15(火) 午後 8:45 [ 截拳道(ジークンドー) ]