荒野の狼

気張らずにありのままの自分でいよう。

全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

  丁度今頃だったと思う、「医者から肝硬変が進んでいるって言われた」って、寂しそうに私に話た。
 
  C型肝炎は十年位たつと肝硬変か肝臓癌になって死ぬんだと、以前から言っていた。(その時は癌

  も・・・)以前私も彼に「入院してちゃんと医者に診てもらったらどう」と言うと「入院したら出て

  これなくなってしまうのが分かっているから入院したくない」と病院に通って診察を受けていた。

 「メッセージが出来なくなったら、俺は生きる張りを無くしてしまうから、俺は絶対入院はしない。」

  の一点張り。何度かメッセージをしていて倒れそうになったことがあった。そんな松沢牧師を、せつ

  なく寂しい気持ちで見ている事が何度かあった。この人は命をかけてメッセージをしているのだなと

  その時強烈に感じた。命をかけてこそ両刃の剣より鋭い御言葉が私達の体を刺し通すのだなと思う

  それが証拠に、いまだに松沢先生のメッセージが聴きたいとせつなく訴えてくる信者さんが多く

  いる。  

  松沢さんと私との間でやらなくてはならない事がひとつあった。それは三重刑務所に服役している

  信者さんのところへ面会へ行く約束事がありました。  今まで行こう、行こうとしてもなかなか

  行けず,延び延びになっていたので、このまま伸ばしていたら行けなくなると思い半ば強引に誘って

  行く事になりました。松沢さんもその時、そういう意識があったみたいでした。

  日曜礼拝を終えてすぐに車に乗り込み出発しました。新車に替えたばかりの車でクライスラーの黒

  のセダン。二人で乗っていると、まわりの人が危ない人だと思うのか寄ってこなかった。

  私は運転は慣れているので殆んど私の運転で松沢さんには体を休めてもらいました。 車中では

  いつもの通り、ふざけ合い、馬鹿を言い合ってとても楽しかった。

  三重の津に着いて、刑務所を確認してホテルに宿をとり、午前中の面会をしてすぐに東京へ帰るつ

  もりでした。 ホテルではまたいつもの通り11時になると携帯のスイッチを入れ、二つの携帯で

  相談ごと、愚痴話の相手を1・2時頃までしていた。 「牧師って大変だね」って皮肉まじりの

  労いの言葉をかけて寝た。 刑務所の面会はたった15分足らず、6時間かけてやって来てたった

  15分、分かっては居るけれど短すぎると思う。  帰りの車中でも又、神様の話を真面目くさっ

  て話しているかと思えば、音楽の話、そして男二人よれば女の話(裁かないでね!)・・・話に

  夢中になり過ぎて岐阜の下呂温泉方面まで走ってしまった。松沢さんは私をプロのくせにと罵ったり

  もうメチャクチャ! 松沢さんが天皇陛下に伝道しに行って、皇宮警察に捕まった話、小林先生や

  智恵子先生との家族以上に愛を注がれた修行時代のエピソードには腹が痛くなるほど笑い転げた。

  松沢さんが楽しそうに話していた姿が目に浮かんでくる。(心の中には寂しさが一杯詰まっていたの

  に)別れる時に、『大口さん またこの様な旅行しようね。つぎはアーサーも誘って。』

  この旅が最後の旅になってしまいました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

閉じる コメント(5)

>メッセージが出来なくなったら、俺は生きる張りを無くしてしまうから、俺は絶対入院はしない。

リラの少し荒い口調で、ここはコメントさせて下さい。
すげえ、こういう先生がいるんだ。そして、今はいないが、荒野の狼さんを通して、信仰で語ってるじゃねーか。すごいよ、松沢先生。辛かったでしょう。詳しいことは俺も知らない。女性も亡くなってしまい、多くの批判があったことは知っていた。わかってるんだ、残酷な現実だってことはさ。生きてる限り、神の前で一人立たされた時、誰を批判していても始まらないじゃないか。問われるのは荒野の声を聞いている俺なのだ。

2009/6/25(木) 午前 1:20 ☆リラ☆

顔アイコン

福音を語るために入院拒否なんだ、思いっきりわかる心情だ。福音で救われただ、それ以外何もできない人間がいるってこと、松沢先生だけじゃないってことくらい、わかるだろって思う。神を信じるってのは命を捨てることだ。自分を放り出してしまうことだが、性格は無限にある。俺は思う、神を信じた人間がどうなったとしても、問われているのは残された一人ひとりだってことを。泣く者もいる、激怒する者もいるはずだ。だけど、ここに思い出を語る狼がいる。神様は地獄のような、絶望の体験から、引き続いて福音を語る者を起こされる。荒野に叫ぶ者の声を使って。
荒野の狼さん、神様が共に叫んで下さっているよ。
主の祝福と慰めが、荒野の狼さんに、豊かに注がれますように!!!

2009/6/25(木) 午前 1:21 ☆リラ☆

顔アイコン

ありがとう!この言葉しか出ないぐらい嬉しい! 私はそれほどの者ではありません。昨日もアーサーと話してた。アーサーは松沢秀章をあまり語らない。語らない凄さを持っている。本物の凄さを、私はその一部分を語ったにすぎないのです。神を見つめるとは、どういう事なのか改めて教わったような気がしました。

2009/6/25(木) 午前 2:00 荒野の狼

今日は、ちょっとした用事で三重県の津に行ってきました。車に乗せてもらって、大阪からは約二時間で行けましたよ。帰りは、偶然にも刑務所の前を通り、狼さんと松沢先生の最後の旅した街だーと思って見ていました。。。長閑でした、久し振りに山や田園を近くで見ましたよ〜。同行した二人も、ヤクザあがりのクリスチャンでね、二人が歩くと目立っていましたよ(笑)。

2009/6/30(火) 午前 0:17 Fruit  tree

顔アイコン

そうでしたか・・・津っていう町は何にもない殺風景な町ですよね。
そんな町が私にとって懐かしい思いでの町になってしまった。今年の一月二十八日の日に仮釈放の柄請け人として津に行った時、居るべき人の居ない寂しさを感じました。そう思ってくれただけでも嬉しいな!

2009/7/2(木) 午前 5:34 荒野の狼


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事