荒野の狼

気張らずにありのままの自分でいよう。

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これは一月二十二日に行われた学童保育の会の講習会へ出席した時の私の感想報告書です。

  “子どもの小さなサインを見逃さないで”

            2010,1,22  学童保育の会   講師・岸 康裕 氏

講義内容は、岸先生の今までに体験されてきた、色々な事例を上げて年代別(低学年・中学年・高学年と分類して)に起こり易い問題と原因についての認識とそれにどのように対処し問題を乗り越えていったかの話でした。

低学年・・・親友の苗をはさみでちょん切ったM子の話
      聞き分けの良い子だったゆえの、親の安心感からほったらかしてしまい、まだ幼い子の心の           寂しさ、親の手の内の温もりを求めているのに気ずかなかった事が原因の事例。

中学年・・・2年間、自暴自棄で荒れ続けたI男の話
      夫婦共稼ぎの家庭、生活感の無い無機質な家庭の引き起こした。まだ幼い子の孤独感が引き            起こした事例。

高学年・・・運動が苦手で、友達づくりの苦手なT男
      家からお金を持ち出し男女問わずに、おごって友達としてのつながりを持とうとしたT男。

 年代別一つ一つの事例を抜粋してみましたが、この問題に岸氏はどのような所に原因があったかを
 探し出し、どのように問題のある子に対処していったかを熱心に話されていました。

   “この世でいちばん貧しいのは、食べ物やお金がないことではなく、
            自分なんてこの世に必要とされていないと思うことである“

これはマザーテレサの言葉であります。愛の貧困、これこそが小さな幼いこころをないがしろにされてしまった子供の叫び声だと思います。家庭の中の問題も勿論あるでしょう。

しかしまた、子供たちが一人で飛び込んでいく社会は学校生活です。その中での集団生活
子供たちの生活する時間の大半は学校に居る時間です。親のサインの見過ごしと同時にその子らに関わる先生方の目も重要な役割を担っていると思います。 

この事例を見て感じることは、事が起きる前に子供たちの投げかけてくるサインに少しでも気が付いてさえすれば・・・。ほとんど、事が起きてからの対処にすぎません。親の無責任さは当然責任を負わなければなりませんが・・・。学校生活の中での孤立感、・寂しさが虐めに・虐められに・進学教育の重圧が暴力に・要因は学校生活の中にもたくさんあると思います。

教室の中で忘れ去られた子、勉強の中で忘れ去られた子、自分はこの世界では必要とされていないんだ!と感じている子供たち。幼い胸を痛めている子供たち。

仲間に入りたくても自分から入れない子、そういう子供たちは誰かに声をかけて欲しいと
待っています。活発に話かけてくる子より、話かけられない子。いつもみんなの後について一人でいる子。

目立たない子に声をかけて欲しい。寂しさを抱えている子はその一言を! 声をかけてくれる事を待っています! そんな子に目を向けてほしい。送ってくる小さな信号を受けてほしい・・・・・。
講義を聞いていてそんな気持ちになりました。

  “インドにおいて、貧しさは経済的な貧困として現れているが、
      豊かな日本においては、精神的な貧しさによる家庭崩壊となって現れている。”
                              
                                   マザー・テレサ

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