那珂八幡宮
鎮座地 筑前國那珂郡仲原 福岡市博多区那珂
御祭神 八幡神 誉田別尊・応神天皇
神功皇后 気長足姫尊・応神天皇母皇后
玉依姫 竈門神・神武天皇母皇后
御祭礼 春大祭 4月15日 秋大祭 10月15日
〜 由緒 〜
社頭案内によると
「神社の西麓には元宮と称するところがあるが、那珂八幡宮の祭祀のはじめは分からない」
と、ある。
また、
「この祭地は、昭和60年3月から7月にかけての調査で、全長75米、後円部直径47米の、
4世紀前半に築かれた九州では最古の前方後円墳の墳頂にあることが確認された。
福岡平野では最大級といわれる古墳の主体部は、社殿の下にあるため構造は不明であるが、
主体部の北側より出土した木棺墓からは青銅製の三角縁神獣鏡1面、硬玉製勾玉1個、碧玉
製管玉2 、ガラス製小玉1個が出土した。
その他の出土物には銅戈、鋳型片(弥生中期)、弥生時代の土器や鎌倉時代の土師皿、石鍋
などがある。 」
とも記されており、同社は、古墳・神王墓上に鎮座する。
古代の土器などが古墳を形成する築土斜面一帯から出て来ていたことから社が設けられたの
のだろう。
西側斜面の「元宮」とされる辺から、何かしら、特に霊験を感じさせるものが出てきた事か
ら祭祀は、始まったのかもしれない。
現在の社殿は江戸中期以降に国学が盛んになって以降、里人の篤志家あたりの発声で整えら
れたのではないかと、常夜灯の紀年や拝殿の絵馬から想像する。
元宮では、形を変えながら古墳築成からなんらかの祭祀がつづけられていたのかもしれない
とも考えられる。だとすれば、現在の社殿とは違える方向となる元宮の位置からの拝祀が、
この古墳・神王墓に眠る主に祈りを捧げる古代からの方向であったのかもしれない。
那珂八幡宮 画像集
一ノ鳥居と回り 参道・境内 本殿・拝殿 元宮・武内大神祠
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