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ソナチネ Sonatine

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1989年に「その男、凶暴につき」で監督デビュー。この映画「ソナチネ」北野 武の監督作、第4作目の作品です。製作は1993年。
最新作「TAKESHIS'」で監督としては12本目になるわけなんですが、振り返ってみてこの作品「ソナチネ」は、自分としてはかなり好きな方なんです。ヴェネチア映画祭でグランプリを獲得した「HANA-BI」も良いと思いますが、いろんな意味で北野 武のテイストをふんだんに取り入れたこの映画は秀逸でした。


ストーリーは、沖縄を舞台にして、二つの組の間で繰り広げられているヤクザの抗争の助っ人として送られた男たちの顛末を描いてます。その幹部役の村上を演じるのが、役者ビートたけし
他のキャストも北野監督作品では常連の、大杉 漣寺島 進渡辺 哲、ほかに勝村 政信国舞 亜矢。面白いのは、殺し屋の役でチャンバラ・トリオ南方 英二が出演。
音楽担当は、これまた常連の久石 譲

まず持ち味である北野ブルーの映像美。沖縄という一種エキゾチックな場所においての地域性を上手に取り入れた構図。真っ青な海と砂浜、そして夜(影)との対比。これは文句なく映像美にこだわる北野監督としては、その本領発揮と言うところでしょう。

そして何よりも、この監督が一貫して作品に取り入れてる「生と死」「暴力」
セリフ少なく、突然の殺しのシーン、そしてそのあとの静寂。観ていて痛すぎるほどのリアル感は、この監督独特の世界観です。この世界観を理解するより、まず「慣れ」が大切でしょうね。

自分的には北野 武がこれほどヨーロッパで受け入れられるのが、いまだに謎なんです。それをどうこう理解しようとは思いませんが、黒澤 明亡き後、海外で活躍する映画人として北野 武には期待せざる得ないところでしょう。

蛇足ですが、監督作2作目の「3−4X10月」('90)、これも自分的に傑作です。この監督の描く「暴力」は、ある一種のカタルシス。
しかし2003年の「座頭市」を除けば、興行的にはほとんど失敗。・・・そこがまた面白いところですね。

  ★ Sonatine=奏鳴曲(ソナタ)のもっと簡単な形式

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    北野武監督のものはやたらと血が出るので「HANA-BI」しか観てません。最近の日本物では北野 武の作品と宮崎作品、それと「ルパン三世」がヨーロッパでもビデオやDNDになって、お店に並んでいましたよ。北野作品は15歳未満禁止でしたね。

    rinrin

    2005/10/4(火) 午前 2:35

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    >あっ、そうでしょうねぇ〜、15歳未満ねぇ。(^^; 「HANA-BI」しか観てないんですか?他にも暴力モノじゃない「キッズリターン」とか「あの夏、いちばん静かな海」とか、まだありますよ〜。^^

    Kaz.Log

    2005/10/4(火) 午前 5:38

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    北野武の映画は見ればそこそこ楽しめるんですけど、なぜか自ら進んで見ようとは思わない不思議な作品ですね。座頭市はなかなかだったけど、おいらはみんな評価してるタップは要らなかったと思いました。

    m52*8*17*

    2005/10/4(火) 午前 6:46

  • おはようございます。アタシは観てないな〜どれも・・・凶暴な映画だよね。。。

    mam*ob2**5

    2005/10/4(火) 午前 6:49

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    私もなぜヨーロッパでここまで武の映画が受けているのか、よくわからないんです。日本の映画に幻想を抱いているんじゃないかって感じたりもします。・・ってもともと「ソナチネ」位しか見ていないからえらそうなこといえませんけど。。。暴力ってものがどうしてこう受けるのか。まだまだ読解力のたりない私です。ほかの作品も見たらわかってくるのかな。。。

    poeko

    2005/10/4(火) 午前 10:02

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    こっちゃんはチョット違った北野作品が好きで、彼の作品で一番すきなのが「ドールズ」だったりします。ねぇ、かずさん「血と骨」観た?(^o^;こっちゃん

    [ こっちゃん ]

    2005/10/4(火) 午後 4:23

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    自慢じゃないけど、北野映画、1本も観てない(笑)。これぞ食わず嫌い。コメディアンとしてのたけしは好きなんだけどなぁ。映画の雰囲気も良く分からないし。知り合いに北野映画狂がいるけど、これまたよく分からない〔笑)。

    [ サミー ]

    2005/10/4(火) 午後 4:45

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    >mさん。ウン、不思議な映画だよね、北野作品は。(^^; 自分はこの監督の描く「暴力」が結構好きなんだよねぇ。賛否はあると思うけど。「座頭市」のタップは必要性は無いね。(^^; あれは武の「お遊び」だねぇ〜。

    Kaz.Log

    2005/10/4(火) 午後 7:20

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    >あきさん。おはよう・・・じゃなかった、今晩は。(^^; 観てないですか、北野作品は。(^^; そう、この凶暴性を敬遠する人も多いんですよねぇ〜。(^^;

    Kaz.Log

    2005/10/4(火) 午後 7:22

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    >ぽえこさん。確かにヨーロッパには日本文化を理解しようとする感覚がありますよね。それが映画にもあるんだろうけど。でもこの監督のどこが評価されてるのか、自分的にまだよく分かりません。・・・暴力は人間の本能的なものですからねぇ。う〜ん。

    Kaz.Log

    2005/10/4(火) 午後 7:26

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    >こっちゃん。おぉ、「ドールズ」ねぇ。でも唯一「ドールズ」だけは観てないんだよ。(^^; そのうち観るわぁ〜。「血と骨」もまだ観てない〜。でも近いうちに観る予定だよ〜。^^ 面白かった?

    Kaz.Log

    2005/10/4(火) 午後 7:30

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    >ジニさん。おぉ食わず嫌いですか。でも韓流も克服したんだから、この際、北野映画もどうです?(^^; 正直、自分的にはツマらない作品もあるけど、面白い映画もありますよ〜。^^

    Kaz.Log

    2005/10/4(火) 午後 7:33

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    とても重く残酷で暴力的な内容でしたが、それ以上に美しさを感じました。北野監督は映像での魅せ方を良く知っているなあ、と感じました。「キタノブルー」を満喫しました^^TBさせてくださいね

    ディンドン

    2009/2/2(月) 午後 10:16

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    >dingdongさん。あっ、北野映画、観ちゃいましたね。(・ω・)bグッ
    彼の描写は「痛い」ですよね〜、表現は独特ですね。
    TBどうも!

    Kaz.Log

    2009/2/2(月) 午後 11:39

  • 北野映画大好きです♪
    最近は『アウトレイジ』で、またバイオレンスな彼が戻って来ましたが、繊細さもこの映画のようにあるんですよね〜
    他の作品も観たくなっちゃいました♪
    トラバさせて下さいませ。

    恋

    2010/12/24(金) 午前 7:50

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    >恋さん。うん、そうですね、この映画は繊細さがありますね。
    バイオレンス映画で「繊細」って言うのも不思議なことなんやけど。(笑)
    んん、TBどうも!

    Kaz.Log

    2010/12/24(金) 午後 7:03

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