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戦場のピアニスト

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ポーランドに在住したピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン著の実話の映画化です。
監督はあのロマン・ポランスキー。製作、脚本も兼ねてます。

この映画、当時試写会の一番前の席で観たもんだから、目の前全部スクリーンで、見上げる首がだるくて仕方なかった思い出があります。

ナチス占領下のワルシャワ。
エイドリアン・ブロディ演じる主人公のピアニストが、家族、友人が殺されていく中、奇跡的に生還する様を映画は淡々と静かに描いてます。

やはり思うのは、主人公のピアニストは何故 "戦争の傍観者" でありつづけたのか?
身を潜めてる最中にも仲間のユダヤ人たちはレジスタンスとなり、抵抗を続け戦って命を落として行きます。
途中でその主人公の臆病ぶりに、いまいち作品に共感できない感も出てきました。
しかし、それも人の性格、個性なのだと思えば許せるものです、主人公自身は悪くないのだから。
事実、シュピルマン自身が綴った原作本ではナチスへの復讐心が一片も垣間見れないようです。

それより、命がけで主人公を救おうとする存在。
隠れ家を提供する、ゲットーの外に住んでいるポーランド人。後半登場するドイツ国防軍将校など。
あんな悲惨な時代でも、人間への希望を象徴する存在です。
そういう意味ではこの作品は、後からじっくりこみ上げてくるという感動でしょうか。

原作本「ザ・ピアニスト」は戦後すぐポーランドで刊行されましたが、ドイツ人将校に救われる内容から、スターリン体制下の東欧諸国では許されず発禁。
50年を経た1999年にようやく再刊されています。

この本にはシュピルマンを救った後、ソ連軍に捕われ収容所で死んだドイツ人将校、ヴィルヘム・ホーゼンフェルト大尉の日記の抜粋が巻末に収録されてます。
日記からは、ドイツ人でありながらナチスに反対であり、苦しみの日々を送ったホーゼンフェルトの姿が浮び上がっています。

  • 顔アイコン

    へぇ〜、本ではそうだったんですか〜?この映画では、主人公の情けない表情が目に焼きつきました。たしかに「こういう人」の話なんですよね。こっちゃんは好きですよ、コレ(ToT)戦場のハーモニカ奏者こっちゃん

    koc**anni*uni*u

    2005/4/15(金) 午前 10:57

  • おお〜!この感想を聞いて、興味が湧いてきました!どなたかも、この映画を見たとき、深くこみ上げてくるものがあったと聞きました。いずれ観たい映画の一つに、入れておきます。

    [ すちる ]

    2005/4/15(金) 午後 0:17

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    そうなんです、ハーモニカ奏者さん。^^ けど原作に忠実な映画化でしたよ〜。しかしブロディの演技は良かったね。オスカー取って納得だ。自分も知らないうちに好きな映画になってます〜。戦場のタンバリン野郎でした・・・。^^

    Kaz.Log

    2005/4/15(金) 午後 5:18

  • 顔アイコン

    すてぃやんさん、この作品は観ておくべき作品ですよ。^^ こういう経験をしたユダヤ人も居たのですね。ラストのドイツ人将校が不憫です。時間があったら観てください。^^

    Kaz.Log

    2005/4/15(金) 午後 5:23

  • 本当にあのドイツ人将校が気の毒でなりません(´-`)彼もまたあの時代が生んだ犠牲(被害)者です。この作品が映画化されて良かったと思います(・‐;)

    furpico

    2005/4/16(土) 午前 0:42

  • 顔アイコン

    そうっすね、最後の将校は哀れでしたねぇ。でもシュピルマンのあの行動は正解だったのでしょうね。ラッキーというには不適切かもしれませんが・・・

    Kaz.Log

    2005/4/16(土) 午前 3:26

  • 顔アイコン

    かずろぐさん、戦場にタンバリンはいらないんじゃないかなぁ・・・(^o^;戦場のアルト・リコーダー奏者こっちゃん

    koc**anni*uni*u

    2005/4/16(土) 午後 11:35

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    ・・・いらないよね、やっぱり。^^ でもアルト・リコーダーもいらな・・・あっ、いいです。^^

    Kaz.Log

    2005/4/17(日) 午前 3:00

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    はじめまして、こんばんは。こっちゃんのとこから来ました。この映画、とても意味の深い映画だと思います。この記事の中の、ナチスへの復讐心がないというところに感動します。恨みからは何も生まれないと思うので・・・。ファン登録します。これからも映画レビュー楽しみにしています。

    伏見 行則

    2005/4/20(水) 午後 7:08

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    こっちゃん宅からようこそ、どうもはじめまして〜。^^ 復讐心が無いというのもシュピルマンの人柄を表していますねぇ。その気持ちが全ての人にあったら、戦争なんてなくなるかもしれません。そういう意味でも意義ある作品ですね。・・・では、こちらも寄らせてもらいます。

    Kaz.Log

    2005/4/20(水) 午後 8:49

  • はじめまして。映画館でみて、しばらく席をはなれられませんでした。派手さはなく、ほんとうに「人間らしい」人間を描いていたな~と思います。あの、静かな感動は今でも忘れられないですね・・・

    [ yuj*an*8* ]

    2005/5/5(木) 午後 9:52

  • 顔アイコン

    yujianさん、はじめまして。コメントとトラバありがとうございます。^^ おっしゃるように静かな感動でした。また実話だからこそ胸を打つ作品でしたね。

    Kaz.Log

    2005/5/6(金) 午前 1:30

  • 後のほうに出てくるドイツ兵とのシーンがよかったです。あのシーンがあったからこそ人々に反戦を訴えることができると思うな。

    [ cak*st*r710*2* ]

    2005/5/22(日) 午前 9:02

  • 顔アイコン

    あのドイツ人将校との関係は、あれこそ戦場における人間同士の触れ合いだと思うんですよ。小説を読んであの将校がナチに否定的だったというので、あのシーンも納得しました。

    Kaz.Log

    2005/5/22(日) 午後 2:25

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    この映画を見て、主人公はレジスタンス行動もせず、時流の荒波に流されるままだなと弱さも感じたのですが、柳に雪折れなし、というか、この受身的な姿勢ゆえに生き延びることができたのかなあと思ったりもしています。なにせ彼はレジスタンス要員ではなくて一介のピアニスト。だからこそ助かったのだし、戦後ナチスに文句をいわない姿勢は政治色のないピアニストならではの態度かもしれないなあと感じました。

    poeko

    2006/2/22(水) 午前 8:44

  • 顔アイコン

    >ぽえこさん。う〜ん、そうですね、自分も映画を観ていて、なんかじれったい感じを受けましたが、元来アーティストっていう方はこういうものかもしれませんね。政治色の強い方も居ますが、普通はこのシュピルマン氏のような方が多いのかもしれませんね。

    Kaz.Log

    2006/2/22(水) 午後 7:25

  • 確かに主人公ひたすら身を隠し、助けを求めていただけですよね。
    ドイツ人将校のエピソードが一番胸に迫りました。幼い子どももいた彼にこそ生き延びて欲しかった。。
    TBさせてくださいね。

    pu-ko

    2008/2/3(日) 午後 4:38

  • 顔アイコン

    >pu-koさん。そうですね、でもこれが彼なりの戦いだったんでしょうかね。
    あの将校とのエピも後になれば皮肉なものになりましたなぁ〜。
    TBどうもです!(・ω・)bグッ

    Kaz.Log

    2008/2/3(日) 午後 6:46

  • 顔アイコン

    例えば、大日本帝国下の朝鮮で、

    逃げている朝鮮人労働者が憲兵につかまったとします。

    その朝鮮人が、音大出の歌手で、

    綺麗な声で憲兵の前で「アリラン」を歌ったとします。

    憲兵は、その朝鮮人を許すと思いますか?

    私が思うに・・・、

    「ふざけるな!」と叫んで確実に朝鮮人の首をはねた。

    ドイツ人将校の前で、シュピルマンの壊れたピアノ演奏は、

    正にそういうことであったという認識が、

    現代の日本人に欠けていると思います。

    [ atarashiiikikata ]

    2010/12/23(木) 午前 11:41

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