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あのジョン・レノンがこの映画と次回作の版権を45万ドルで買い取った等の逸話も残っている、"キング・オブ・カルト" の名を今も誇る、メキシコの映像作家アレハンドロ・ホドロフスキーの傑作です。 この映画、最初はメキシコの映画祭などでささやかに上映されていたのですが、その異色かつ傑作ぶりが話題になり、71年のニューヨークのミニシアターでの上映(夜中の0時からの上映)にはアンディ・ウォーホールやミック・ジャガーら有名人がこぞって訪れた一作。 エル・トポ(もぐら)と呼ばれるガンマンの、奇怪かつ深遠な物語です。 【エル・トポ】 EL TOPO 1969 メキシコ
監督・脚本・音楽 アレハンドロ・ホドロフスキー 出演 アレハンドロ・ホドロフスキー / ブロンティス・ホドロフスキー / デヴィッド・シルヴァ ほか エル・トポ(アレハンドロ・ホドロフスキー)は流浪のガンマン。息子ブロンティス(ブロンティス・ホドロフスキー)を連れて旅をしている。ある日、村を襲った山賊を退治したのをキッカケに女マーラィ(マーラ・ロレンツィオ)と出会い、息子を置き去りにし女と旅に出る。 女にそそのかされたエル・トポは砂漠に住む4人のガンマン(哲学者、超能力者、自然主義者、聖者)と対決し殺してしまう。 やがて女の裏切りで命を奪われたエル・トポは20年後にフリークスの住む洞窟で僧侶として再生する・・・。 個人的にこの映画は、約3年に一度ぐらいのペースで繰り返し観てるのですが、観るたびに映画の内容の解釈に違いが出てくる一作なんです。 手っ取り早く正直に感想を言えば、この映画は "大傑作" だと思います。 この映画のビデオのパッケージ裏に書かれてる文句を引用するなら、「もしフェリーニが西部劇を、クロサワがキリスト映画を撮ったらこうなったであろう」・・・なんです。しかしこの引用は、あくまでこの映画の雰囲気を表すための引用です。 と言っても映画を観れば、ジョンレノンがどうだこうだ、「もしフェリーニが…」なんて文句は関係ないです。 難解な内容ですが、その鮮烈な映像美、ほとんど監督の頭の中でしか理解できないであろう深遠なテーマ。 象徴的な映像、アンダーグラウンド的な主張、そのどれをとっても観る者を惹きつけて離さない感覚を持ち合わせた映画といえます・・・まぁ、個人的にはですが。 ハッとするぐらい美しい鮮烈な映像、嫌悪感すら感じる残酷描写、哲学的な宗教観など、どの映画も持ち合わせない比類なき内容です。 映画の中には本物のフリークスたちが多数登場したり、エロティシズムな内容もあります。 この手の映画は声を大にして人にお薦めできませんが、何かの機会で観る事があれば、この作品の強烈なインパクトは充分に感じると思います。 物語りも難解ながら、鑑賞し終わった後で起承転結が明確である事が分かります。 これはもう "カルトムービー" の域を超えた傑作です。
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>pu-koさん。あくまで自分の主観ですけどね。でもこの映画は凄い映画です。それはハッキリ断言できる!(^3^) 機会があったら、どうぞ〜。
2006/4/12(水) 午前 2:26
>rinさん。好みによると思うけど、これはどうかなぁ〜?でも、あのフェリーニの作品に通じるところがありますよ。(^3^)
2006/4/12(水) 午前 2:27
ジョン・レノンが・・・というだけで食いついちゃいますよ。残酷描写は大丈夫かなぁ。
2006/4/12(水) 午前 6:19
へぇ〜 、そんな映画だったんだ〜。題名は聞いたことあるけどね
2006/4/12(水) 午前 7:14
これは昔予告編だけをみて、なんじゃこれは!とすごく印象に残っていました。そう、残酷で奇怪で。。。まさにカルトムービーというかんじ。でも傑作なのですね?似たような題名が多いですよね? エルシドとか。。
2006/4/12(水) 午前 7:25
難しい内容でも起承転結になっていると意外と見やすかったりしそうですですね。・・・といっても哲学的な映画は分かるかなぁwww
[ anv**_1996 ]
2006/4/12(水) 午前 9:25
そのビデオパッケージのフェリーニや黒沢への喩え、何となく判る様な、何か違うようなですね。
[ sim*lac*a1*84 ]
2006/4/12(水) 午前 10:37
読んでるだけでかなり難解ですなぁ〜。ん?命を奪われ、僧侶で再生(・∀・)??? でも、きっと『あぁ〜』とか『こうなのか?』と余韻を引きずる作品なんでしょうね〜。
2006/4/12(水) 午後 6:54
>くみょんさん。そうなんです、この当時のサブカルチャー的な映画でもあった感じかな。残酷といっても、今のと比べればマシですが、一種、なまなましいですね。(^ω^;
2006/4/12(水) 午後 7:18
>mっくす。聞いたことはあるでしょ。(^3^) そう、こんな映画なんだよ。
2006/4/12(水) 午後 7:19
>ぽえこさん。エル・シドはまったく別な映画になっちゃいますね。(^ω^; 予告で見たんですかぁ〜、そうでしょ、まさにカルトでしょ〜。でも、もうその域を超えてると思うんです〜。(^3^)
2006/4/12(水) 午後 7:21
>あんびるさん。この映画を理解しようと思わないで、その雰囲気だけでも充分です。(^ω^; 話しも後になってワリと理解できる感じ・・・かな?(^ω^;
2006/4/12(水) 午後 7:23
>simulacraさん。そうそう、その例えはあくまで例えです〜。(^3^)分かるような、違うような、ですよね。(^ω^;
2006/4/12(水) 午後 7:24
>あきさん。何回、じゃなかった、難解です。(^ω^; う〜〜ん、余韻というか、何というか・・・。でも不思議な一作ですよ。(^ω^;
2006/4/12(水) 午後 7:26
エラく力の入った解説ですね。ホントに傑作そーだね。タイトルだけは知ってたよ(^o^)/
2006/4/12(水) 午後 7:57
いや〜相変わらずタイトルも知らなかったmiyuちゃんです〜(^-^; でも3年に1回ってオリンピックよりもW杯よりも開催されてるじゃないですか?それは是非観たい!
[ miyu ]
2006/4/13(木) 午前 0:35
>こっちゃん。あっ、力が入り過ぎました?(^ω^; ウ〜ン、傑作かどうかは観る側の判断次第ですわ〜。(^3^)
2006/4/13(木) 午前 1:22
>miyuさん。観たくなりますか? 観ても責任もてませんよ。(^ω^; ははは、それだけお薦めしがたい一作です。(^ω^; 今度の鑑賞はオリンピック・イヤーです。(´▽`*)アハハ
2006/4/13(木) 午前 1:24
いきなりのコメントですみません。この映画の記事があったものですから。
これもですが「ホーリー・マウンテン」もカルティックですよね。
「サンタ・サングレ」では割合普通になってましたけれど。
そう云えば、最近この監督はどうしてるんでしょうねぇ。
[ miskatonic_mgs_b ]
2008/11/9(日) 午前 0:22
>どうもコメントありがとうございます。(・ω・)bグッ
う〜〜ん、この監督、いまどうしてるんでしょうね〜?
ホンマ噂は聞かなくなりましたが、これはインパクトありすぎた一作だから、未だに忘れる事が出来ませんなぁ〜〜。
2008/11/10(月) 午後 7:57