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ミヒャエル・ハネケ監督祭りの一発目は、もちろん映画監督としてのデビュー作品という事で、これです。 【センブス・コンチネント】 DER SIEBENTE KONTINENT 1989 オーストリア
監督・脚本 ミヒャエル・ハネケ 製作 ファイト・ハイドゥシュカ 出演 ビルギッド・ドール / ディーター・ベルナー / ウド・ザメル / ゲオルク・フリードリヒ ほか (ロカルノ映画祭受賞作品) 映画のタイトルになっている "セブンス・コンチネント" とは、"7番目の大陸" という意味です。 しかし、この地球上に存在する大陸は6大陸。 7番目の大陸と名づけられた意味は・・・。 オーストラリアに移住しようとする、一家3人 (父親、母親、娘) の3年間にわたる日々を淡々と、まさにハネケらしいタッチで描いて行きます。 そしてその結末に驚愕する訳なんですが・・・。 まぁ、どの監督でもそのデビュー作品というのは、その監督らしいスタイルを理解するのに格好の材料だと思っております。 デヴィッド・リンチしかり、スティーブン・スピルバーグしかり、まさに "原点" を観るにはもってこいと言う感じで、かならずその監督のデビュー作品は観ておりますが、本作はそういう意味において、まさにミヒャエル・ハネケの原点が見てとれます。 お得意のワンカットの長回し撮影など、この監督の特徴のひとつなんですが、この作品ではシーンのつなぎ目に暗転を多用しています。 ・・・で、この映画の結末を書こうか? 書くまいか? ちょいと悩みましたが、万が一、この先鑑賞する方の為にもラストの結末を書くのはやめておきます。 重要な職務に抜擢された父親。 眼科医の母親。 小学生の娘。 映画は一見何の問題もないと思われる家族の日々を映し出してゆきます。 冒頭、登場人物の姿を避けて (手と体の一部のみ) 撮影され、やっと映し出された顔もこれと言って表情は無く、どちらかと言うと無表情。 台詞も少なく、あきらかに観る側の解釈が必要な物語です。 そして映画が進むにつれて、その一家に漂う不穏な空気が次第に大きくなって行きます。 突然泣き出す母親。 目が見えないと、嘘を言う娘・・・後半には、その夫婦に取り憑いた "呪縛(モノ)" を破壊するシーン。 紙幣、現金をトイレに流すシーンなど、タブーを臆することなくアッサリと淡々と描きます。 そして迎える結末・・・。 監督自身は、この映画をあるニュース記事を読んだことがキッカケで構想した作品だと言います。 なぜ、そういう行為に至ったのか? なぜ? ただそういう思いが頭の中を駆け巡りますが、この映画をただの悪趣味な映画だと言い切ることは出来ません。 その作り手の意図する所を考えるだけでも興味シンシンな一作だと個人的に思います。 監督デビュー作品からこういう調子で来られると、なぜか嬉しくなる自分でした。( ̄∀ ̄*) ・・・劇中何度か出てくる、この↓映像が印象的です。 |

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トンカチなどの道具は一体何に使うんでしょうか?なんか怖そうな感じがしますけど…。
2007/2/12(月) 午前 7:36
ええっ?気になる気になるラスト。上のトンカチみてたらつい連想して怖くなってきた。。。ニュースになるような事件。。。まさか?ハネケのデビュー作はうちの田舎のレンタルにはなさそうです。。。現金トイレに流すくらいならワシにくれ!って安達由美か。古。
2007/2/12(月) 午後 10:44
ポスターがダリ風(?)かな。。。(^v^)
[ esu**i123 ]
2007/2/14(水) 午前 7:51
観たいんですが、近くのレンタルショップには置いてないんです。残念です★★どっかで見つけたら絶対観みようと思ってますが、、、なかなかなくて・・。それにしても気になりますww
2007/2/14(水) 午後 4:59
>つららさん。この道具はね、破壊に使うんですよ〜。ちょっと怖そうでしょ。( ̄∀ ̄*)
2007/2/14(水) 午後 7:00
>ぽえこさん。あはは、自分にもくれっ!って思いました。(^o^;気になりますか、ラスト。 う〜ん違う意味で怖い映画ですよ、これは。レンタルはないですかぁ〜?そっかぁ〜、DVDボックスが出てからレンタルも出て良いはずなんですがねぇ。(/ω\)
2007/2/14(水) 午後 7:03
>esupaiさん。そうですね、ダリもこんな感じで描いてますね。もっと奇妙だけど。(^o^;
2007/2/14(水) 午後 7:04
>かりめろさん。そうですか、レンタルがありませんか〜。気になります? この監督のスタイルは、やっぱ気になるよね。また見かけたら借りて観てや〜。(・ω・)bグッ
2007/2/14(水) 午後 7:05
いやいやぁ。なんか想像してたのとはまた違った怖さでした。痛くて怖い作品だよね〜。洗車シーンが印象的でした。作中、やたら数字がクローズアップされてる意味は何だったのかな?空虚とリアルの対比?何かと奥が深いです。。TBさせてくださいね。
2007/2/15(木) 午後 11:19
>pu-koさん。そうですね、独特の作風ですね、ハネケは。「痛くて怖い」って感じが良く似合うますわぁ〜〜。う〜ん、思わせぶりなシーンがいっぱいあったけど、やっぱ観る側の解釈を必要とさせる映画だよねぇ。(^o^;TBどうも!
2007/2/19(月) 午後 7:11
コードアンノウンの後に観ただけに?展開的には結果があったと変に安堵感すら起きたかも(笑)変哲も無い生活、胴体から下の映像、これらとかほんと、あの家族の決断が身近な恐怖として感じられました(>_<)怖い怖い^^;
[ yuka ]
2007/2/19(月) 午後 8:31
>ゆかさん。そうだね、この監督の作品は、みょうにリアル感があるから、また怖いんだなぁ〜、これが。(^o^;「コード:アンノウン」も、もうすぐ観るわぁ〜。楽しみやん。(・ω・)bグッ
2007/2/19(月) 午後 9:18
この監督、これがデヴュー作とは・・驚きです。しかし凄い映画だな〜と思ってしまいました。衝撃的です。この次、感情の氷河期、第2作目のベニーズビデオみようと思ってますが少し感覚あけます^^;TBお返ししますね。すいません遅くなっちゃって^^;
2007/5/16(水) 午後 9:10
>らぐなっち。いやぁ〜〜、お疲れ様です。(^o^;でしょ、これがデビュー作とは思えないぐらいでしょ。 おぉ、「ベニーズ・ビデオ」も観ますか!? 体調の良い時に観てや! TBどうも!(・ω・)bグッ
2007/5/17(木) 午前 2:07
DVD BOX を買いながらやっと2本目です。
一本目はもう一年も前に観た 「71フラグメンツ」。
なぜこんなに空いたかというと、実はかなり苦手です。
でも観ずにいられない。
不快極まりないけど怖いモノみたさ、みたいな。
これがデビュー作というのは驚きですね。こんな表現をのっけからやってのけるなんてそりゃただ者ではありません。
2008/5/30(金) 午後 9:25
>あっしさん。あぁ〜〜、あの「71フラグメンツ」以来の鑑賞でしたか!?
いやぁ〜〜苦手なのは分かります。
このデビュー作は驚愕しますよねぇ。
でもよく観たら、この監督作品はめっちゃ深いです。(・ω・)bグッ
2008/5/30(金) 午後 11:24
こんな結末とは
それまでも十分すぎるゾワゾワ感でしたけどね
はじめての監督作がコレなんてっ
なんともクセになる〜
次は何にしようかな(ノε`*)ンププ
TBします〜
[ 翔syow ]
2011/2/12(土) 午後 10:25
>翔さん。あはは、そうなんですよね〜。
これが初監督作ってんだから、もうね。(笑)
でもクセになるのは分かるでしょ〜!
TBどうも!(・ω・)bグッ
2011/2/12(土) 午後 11:31
いや〜、あの破壊行為は思わず震撼しちゃいましたねぇ。
ハネケっ、ハネケっ、ハネケっ! ってな感じなんですかね。 (どんな感じなんだ)
んん、衝撃な一作でしたね。 TBしますっ!
2011/2/20(日) 午後 11:20
>サムソンさん。おぉ、やっぱり「ハネケっ、ハネケっ、ハネケっ!」ですよね。(・ω・)bグッ
んん、どんな感じだ!
TBどうも!
2011/2/20(日) 午後 11:40