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【プレシャス】 PRECIOUS : BASED ON THE NOVEL PUSH BY SAPPHIRE 2009
監督 リー・ダニエルズ 製作総指揮 オプラ・ウィンフリー 他 原作 サファイア 『プッシュ』 脚本 ジェフリー・フレッチャー 撮影 アンドリュー・ダン 音楽 マリオ・グリゴロフ 出演 ガボレイ・シディベ / モニーク / ポーラ・パットン / マライア・キャリー / レニー・クラヴィッツ 2009インディペンデント・スピリット賞 作品・監督・主演女優・助演女優・新人脚本賞受賞 2009ゴールデングローブ助演女優賞受賞 2009アカデミー賞 助演女優・脚色賞受賞 他映画賞多数受賞 80年代後半、ハーレムで暮らすアフリカ系アメリカ人のプレシャス (ガボレイ・シディベ) は16歳にして一児の母。 そのお腹には2人目の子供を妊娠中。 彼女を孕ませたのは実の父親によるレイプ。 プレシャスは母親から、自分の夫を奪ったとして精神的にも肉体的にも虐待を受けて育ってます。 母のメアリー (モニーク) はずっと福祉の世話になり、その金を受け取るために彼女を手離そうとしない。 プレシャスは自分の容姿にコンプレックスを持ち、おまけに読み書きの出来ない事で 「誰からも愛されない」 という思いを強く感じて毎日を過ごす少女。 この映画のタイトルになっている主人公のミドルネーム "プレシャス" という愛らしい名前とは裏腹に、何とも過酷な物語だけど、この彼女が持ちえてる想像力 (または妄想力) が映画にユニークな味わいを醸し出しているんですね。 その想像力は "現実逃避" の手段として、あるいは生きていくための知恵としてプレシャスの助けになっているところが哀しくもあり、また勇気づけられるところでもあります。 他の映画でも少女の想像力が描かれてる作品は多くありますが、こちらはその想像すること事態がリアルで過酷なこと。 生まれたての子供を床に放り投げるプレシャスの母親メアリー。 怠惰で暴力的で精神不安定、こんな母親の元に居たら その子供の将来は無きに等しい。 プレシャスのその将来に希望の光を与えたのが "教育" なんですねぇ。 その重要性を説き、必死になってプレシャスを導こうとするレイン先生 (ポーラ・パットン) の毅然とした美しさは、母親役を演じるモニークの迫真の演技に負けないくらい光っております。 ・・・眠たそうな目をしてたマライア・キャリーもイイと思いましたがね。(笑) スタッフやキャストはほとんど黒人。 作品数こそ少ないけど、リー・ダニエルズ監督の洗練された映画作りにも "力" を感じます。 70年代流行ったブラック・パワー・ムービーなんかとは同列には語りませんが、やはりそのパワーを感じる重量級の作品なのであります。 エンド・クレジットで 「〜全ての女の子に捧げる」 と出たと思います。 ここで自分なりの解釈で、この映画の言わんとするところがヒシヒシと伝わってきました。 原作者サファイアのメッセージもそうなんでしょう、きっと。 映画の結末もそうハッピーな締めくくりじゃありませんが、人生を生き抜く "ひとつの知恵" としても輝く作品であると思います。 同時にインディペンデント・パワーも強く感じますよね。 |

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わ〜すばらしいレビューですね。
これはまだ私のところでは公開になっていなくて、来るのを待ち焦がれています。
人生を生き抜く一つの知恵ですか。早く観たいです。
2010/5/7(金) 午前 9:03
これは、やっぱり見に行かなくっちゃ
いそげ〜
2010/5/7(金) 午前 11:00
>SHIGEさん。やっぱパワーのインディペンデントですよねぇ〜。
映画界もホントに様変わりを見せてますね、最近。(・ω・)bグッ
あ、やっぱポーラ嬢もかなり印象的ですよね。(笑)
んん、TBどうも!
2010/5/7(金) 午後 7:50
>honeyさん。あ、予告だけでも、かなり胸に来る感じだったでしょ。
本編も強力ですが、不思議と希望に満ちた物語でもあるんですよねぇ。(・ω・)bグッ
2010/5/7(金) 午後 7:52
>pu-koさん。やはり人間には「モノを知る喜び」という本能があるんですよね。(・ω・)bグッ
原作者の方が見聞きした経験の物語でしょうが、これは重量級でしたね。
んん、そそ、子供を手離さない彼女がステキでしたな。(・ω・)bグッ
TBどうもです!
2010/5/7(金) 午後 7:54
>miyuぽん。おぉ〜満員だったのかぁ〜〜!
うん、これは名作だったね〜、パワフルだし。
観ておいて損は無いと思うから、もう一回いっとく?(σ・∀・)σ
2010/5/7(金) 午後 7:56
>翔さん。あ、これは遠くの映画館なのかな?
いや〜でも観ておいて損は無いよ〜。
んん、半分諦め状態なのか!?(´▽`*)アハハ 困ったー!
2010/5/7(金) 午後 7:57
>おまけさん。あぁ、これはまだ公開されて無いんですね!?
そうかぁ〜、日本が早いと言うのも珍しいね。(笑)
そそ、この想像力も生きていくための知恵なんだと思います。
そうすることが彼女の助けにもなってたと思うしねぇ。(・ω・)bグッ
2010/5/7(金) 午後 7:58
>る〜さん。おぉ、じゃ早く急いでくだされ!
んん、行け〜!(´0`σ)σ
2010/5/7(金) 午後 7:59
やはりとても良質な作品そうですね。
環境と云うか教育はやっぱり大きいですよね。
こう云うインディペンデント系の映画がアカデミー賞でも評価されるところが最近のアメリカの現状を物語っているような気もしますね。
[ miskatonic_mgs_b ]
2010/5/7(金) 午後 8:18
>miskaさん。これは質が高い作品ですなぁ〜。
やっぱ教育の喜びって、人間の「知る本能」なんですよね。
環境が苛酷であればあるほど・・・って感じかな〜。( ̄^ ̄)ムーン
そそ、インディペンデント系がパワーを見せる現状ですなぁ〜〜!(・ω・)bグッ
2010/5/7(金) 午後 8:28
舞い戻ってきました!
TBさせてもらいますね。
2010/5/7(金) 午後 10:13
TB拒否られました〜
なんでっっ!!!
2010/5/7(金) 午後 10:16
>くみょんさん。あ、どうもどうも、おかえり。(笑)
えぇ〜TB出来なかった!? また不具合やなぁ〜〜。
まったく困るね〜、こういう不具合は。
また試してみてや! さんきゅ!(・ω・)bグッ
2010/5/7(金) 午後 11:03
自分が親から辛い目に遭ったからこそ、子供には優しくしよう・・・そんな母性あふれるプレシャスを応援したくなりました。レイン先生も根気よく生徒と向き合っていましたね〜。おかんは、とても怖かったぁ〜。TBさせてくださいね。
[ - ]
2010/5/23(日) 午前 2:45
>あはは、あのモニークの演技は只者では無かったですね。(笑)
沁みいる秀作だと思います、TBどうもです!(・ω・)bグッ
2010/5/23(日) 午後 4:14
や〜すごかったけど、なんか「サラリ」とした印象なんだけど
演出のせいだよねきっと
TBおねがいします
2010/6/12(土) 午後 10:57
>まぁ、それは演出でしょうな、監督の。(・ω・)bグッ
TBどうもです。
2010/6/13(日) 午前 1:05
もっとドップリ暗いかと思ってたら
プレシャスの妄想?のおかげで見やすかったのかもw
やっぱモニークだけど。
TBしま〜す
[ 翔syow ]
2010/11/27(土) 午前 9:02
>翔さん。ただシリアスじゃない演出がイイよね、これ。
いや〜、でもモニークには敵わんですか!(/∇\)キャ-!
TBどうも!
2010/11/27(土) 午後 6:56