|
【彼女が消えた浜辺】 DARBAREYE ELLY イラン 2009
監督・脚本:アスガー・ファルハディ 撮影:ホセイン・ジャファリアン 音楽:アンドレア・バウアー 出演:ゴルシフテ・ファラハニ / タラネ・アリシュスティ / シャハブ・ホセイニ / メリッラ・ザレイ 他 2009 ベルリン国際映画祭:銀熊賞 (監督賞・アスガー・ファルハディ) イラン人監督のアスガー・ファルハディは初見になりますが (とは言っても、本作が日本初登場)、ヒューマンドラマとしては見せる技に長けた映画作家とお見受けしました。 テヘランからカスピ海沿岸の避暑地にバカンスにやって来た男女数組が、その中の女性エリ (タラネ・アリシュスティ) の突然の失踪をキッカケに、謎と疑惑と混乱にさらされる人たちをミステリアスに、またサスペンス風にその問題を浮き彫りにして行く一作でした。 イランと言えば、もう今では多くの映画などでその社会背景や問題点などを知ってるつもりで居ましたが、やはりまだ未知の部分が多いのも事実ですよね。 この作品では中産階級の人たちが主人公となってるんですが、休日のバカンスをエンジョイする開けた様子なんかは興味深いものでした。 車は日産の4駆、ビーチでバレーを楽しみ (男性のみ) 陽気に振舞う。 もちろん女性はベールを被ってますが、バレーのボールを足で蹴って、それを男性陣がたしなめるところなんぞ、昨今のイランにおける女性の在り様も面白い。 その女性の在り様がこの映画ではひとつ重要なキーとなってるんですが。 セピデー (ゴルシフテ・ファラハニ) は我が子の保育園の先生であるエリをバカンスに誘います。 このエリは何かしら問題を抱えてそうな雰囲気。 エリは子供たちの海水浴を監視する役目を頼まれます。 しかし、その中の子供の一人が溺れかかり大騒ぎになってしまいます。 バレーに興じていた父親たちは必死で海を捜索。 その最中、気が付いた時にはエリの姿が忽然と消えていました。 ここから物語は一気にミステリー風へと様子を変えていきます。 露わになるイスラムの伝統的な価値観。 文化的には少し開けたようでも、女性の地位はまだその価値観の縛りにあってる。 エリをバカンスに誘ったセデピーの苦悩。 中盤からは、なんらかの "理由" が見て取れて、その謎解きに似た物語の進行が興味深い。 ラストは少し捻ってくるのかな?とも思ってたので、ちょっと肩透かしみたいな感じになりましたが、この映画は "それ" を求める作品ではないんですよね。 それは鑑賞後にジワジワと感じます。 まだまだ "遠い国イラン" の "今" が良く理解できる秀作でありました。 |

>
- エンターテインメント
>
- 映画
>
- 映画レビュー




イランのまた違う状況が垣間見れそうですね
うーん興味深い
溺れかかった子は大丈夫だったのかしら
謎解きな感じもあるのね
よし、見るっ!(*`▼´*)b オッケィ♪
[ 翔syow ]
2011/5/18(水) 午前 8:33
映画でその国の内情が少しでも分かれば面白いですね。
たかが映画。されど映画ですね。
ボクが観ても内情が分かるかどうかですが・・・。
興味深い映画のようですね。(@_@)
[ - ]
2011/5/18(水) 午後 6:39
サムソンさん。
うん、これはミステリアスな作りだったなぁ。
おぉ、やはりヒューマンドラマはお好きですな。(・ω・)bグッ
そのうちイッといてください、ぜひ。
2011/5/18(水) 午後 7:01
pu-koさん。
おぉ、気になってましたか。
そうですね、今のイランという国を見るという意味では非常に興味深いものでした。
そのうち、ぜひ。(・ω・)bグッ
2011/5/18(水) 午後 7:02
おまけさん。
そうでしょ〜!
この国で、こう来れば、なにか当局が絡んだ事情を思うでしょ。(笑)
いや^、でもヒューマンドラマなんですね、じつは。
非常に面白く観れました、自分は。(・ω・)bグッ
2011/5/18(水) 午後 7:03
あきりんさん。
あはは、DVDは当分消えてなくならないと思うので、ごゆっくりどうぞ。(笑)
2011/5/18(水) 午後 7:04
翔さん。
イランという国を垣間見るには良い作品ですよ〜。
内容は観てのお楽しみですよ〜。
謎解きと言うか、そのういう感覚もアリでしたな。
ぜひ。(・ω・)bグッ
2011/5/18(水) 午後 7:06
サイババさん。
イランという国に対しての常識的な知識があればOKですね。
興味があれば、どうぞ。
2011/5/18(水) 午後 7:07
まだまだ遠い国
なるほどなぁ。いい表現ですね。
これなかなか評判よさげだったように記憶しています。
うん、見たいですねー♪
2011/5/18(水) 午後 9:09
これはぼくエリちゃん観た時に予告だけ観ております(^-^;
そかぁ〜今のイランを理解できる作りになってるんですねぇ。
後からジワジワくる作品って好みです。観たいわ〜
2011/5/18(水) 午後 10:55
みゆぽん。
まだまだ、と言うか、ホントに遠い国なんやけどね。(笑)
評判は良かったよね〜、噂どおりでした。
そのうち、どぞ。(σ・ω・)σ
2011/5/18(水) 午後 11:24
じゅりさん。
あぁ、エリちゃんの時の頃かぁ〜。
そうですな、今のイランのひとつの顔ですな、これは。
また機会があれば、どぞ。(・ω・)bグッ
2011/5/18(水) 午後 11:26
そそラスト捻ってくるのかな?って期待しちゃって肩透かしだったんだけど、これはそういう映画ではないんですよね。
イランならではの社会事情がわかるお話でした。TしょぼですがBします。
2011/5/21(土) 午後 0:38
あくまでヒューマンストーリーだったね。
でも興味深い作品でした。
TBどうも!
2011/5/21(土) 午後 6:49
も〜そんなこといって〜
工場長 しょうかいしてあげるよ〜
TBおねがいします
2011/5/21(土) 午後 11:20
る〜さん。
工場長には一度お会いしたいモンですなっ。
TBどうも!
2011/5/22(日) 午後 6:48
小さなウソを重ねていく様にイライラ度が高まりました。これが映画
の狙いだったでしょう。やっぱり「女性の地位はまだその価値観の縛りにあってる」というお話なんでしょうね。TBさせてくださいね。
2011/6/18(土) 午後 11:03
ググっと中盤あたりからサスペンス調に変わって
かなり惹きこまれましたよね〜
彼女に何が!?と思ってたけど
こういうラストでOKなんだな〜と感じました。
TBします(●´∀`)ノ
[ 翔syow ]
2011/6/22(水) 午前 8:54
いや〜、ぐいぐい惹きこまれちゃいましたね〜、これ。
緊迫感、ハンパないし! ってな感じでぐいぐいでした。 はい。
ぐいぐいっとTB、お願いしますっ。 (σ・∀・)σ
2011/7/24(日) 午後 4:04
観終わって、この兄貴の記事読ませてもらって
"遠い国イラン" の "今"って言葉がすっごく痛感出来ますね〜
そう、イランってこんな感じ?なんて思いながら見れますもんね。
すっごく西洋文化浸透って思いきや、女性のあのスタイルはまだ、あのままなんですよね。
ん〜もっともっとイラン映画観たくなりましたよ。
「ペルシャ猫〜」近いうちに観ますね(´∀`*)
TBさせてくださいね〜
2012/2/15(水) 午前 1:09