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マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、『アナライズ・ユー』、『ギャング・オブ・ニューヨーク』 の脚本家ケネス・ロナーガンが初監督をした、ファミリードラマ。 個人的には隠れた名作だと思うんですが。 そして、その弟役に 『エターナル・サンシャイン』 などのマーク・ラファロ。 息子役にカルキン兄弟の末っ子、ロリー・カルキン。 会社の上司役に、こういう役どころはめずらしいマシュー・ブロデリック。 2000年製作のアメリカ映画です。 サミー(L・リニー)は田舎町で銀行に勤めながら一人で息子ルディ(R・カルキン)を育てている。
幼い頃両親を交通事故で亡くし、家族は弟のテリー(M・ラファロ)だけ。 ある日しばらく音信不通だったテリーから連絡があり、大喜びのサミー。だがトラブルを起こし借金をしに帰って来ただけだった。その一方、銀行には新しい支店長(M・ブロデリック)が転属してきた。 しかし、その支店長はとても細かい男で、次第にサミーもイライラが募りだす・・・。 実はこの映画、これだけの秀作にもかかわらず現在ではまだDVD化はされてないようです。 現在どういう基準でDVD化がなされてるのかは分かりませんが、これがビデオのみだとは勿体無いです。 映画は姉と弟、そしてその兄弟の置かれた現状をほのぼのと、そしてちょっとコミカルに描いた作品。 何と言ってもローラ・リニーのシングルマザーぶりが良いです。 ちょっと不真面目な弟に心配させられ、息子を女一人で育ててゆく、その奮闘振り。 この女優さんは "普通のどこにでも居そうな感じ" の女性を演じさせれば最高に魅力的。 『エミリー・ローズ』 の女性弁護士役も魅力がありましたが、『ラブ・アクチュアリー』 などで見せる役どころも印象的です。 そして支店長役のマシュー・ブロデリックも面白い。 ちょっと嫌味な役を演じますが、その仕事人間ぶりが妙に憎めなく笑わせてくれます。 こういう役のマシューを観たのも初めてかもしれないです。 少し盛り上がりに欠けるかもしれない地味な感じですが、マーティン・スコセッシの 『アリスの恋』 あたりの映画に通じる味のある一作だと思います。 ・・・結構お薦めです。 |

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