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アラウンド・ザ・ワールド ! 映画で世界一周 〜 ベルギー

お久しぶりでございます。 前回の 『コルチャック先生』(ポーランド)から、約3ヶ月のブランクがありましたが、まだやってるんですよ。(^o^;

今回のベルギー産のこの映画。 どこをとっても昨今のバイオレンス映画とは一線を画する、ある意味非常に面白い一作でございます。

【ありふれた事件】 C'EST ARRIVE PRES DE CHEZ VOUS (1992) 製作国 ベルギー

監督 レミー・ベルヴォー / アンドレ・ボンゼル / ブノワ・ポールヴールド
出演 レミー・ベルヴォー / アンドレ・ボンゼル / ブノワ・ポールヴールド

【簡単ストーリー】 連続殺人犯の素顔とその犯行の様子をドキュメンタリー映画の撮影クルーがフィルムに収めてゆく、と言う設定で作った映画。 本物の殺人が行なわれている錯覚を起こさせる一作。


レ・アルティスト・アノニム (無名芸術家) を名乗る、レミー・ベルヴォーアンドレ・ボンゼルブノワ・ポールヴールドの若者3人が映画学校の卒業制作の短編映画を使い、共同で監督・製作・脚本・出演を手がけて作った、異色の犯罪映画。

生活のため平然と殺人・強盗・強姦を行なう男ベンの日常をドキュメンタリー映画の撮影クルーが追うという設定。
インディーズ映画にふさわしく、全編モノクロフィルムを使っていますが、このモノクロの質感が余計にリアルさを増して本当に犯罪が行なわれてるのかと錯覚します。

主人公の殺人犯ベン(ブノワ・ポールヴールド)のキャラクターがこれまた愉快。
…と言ったら語弊があるけど、この殺人犯ベン、インテリジェンスあふれるようで、実はおバカな極悪非道人。

しかし、平然と笑いながら殺人をやってのけ、結構笑わせてくれるキャラクターの主人公に親近感する湧いて来るから、これまた不思議。 老人、黒人、子供など、もう全てにおいてブラックの極致とも言えるを吐き続ける、この主人公のキャラクターは今までの犯罪映画に登場するキャラの中でも秀逸。

製作した3人の、若さゆえに作りあげられた作品ですが、ある意味スゴいインパクトを持った一作です。
こんなの観たら真似するヤツが出てきそうで、実にアブない映画ですが、このセンスは買えます。http://www3.tcn.ne.jp/~kz344/blog2/nika.jpg

・・・っていうか、どこが「ありふれた事件」やねん! ┌(`Д´)ノ)゚∀゚ )ピシッ

・・・お次もまだまだヨーロッパだよ〜〜。

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