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【チャンプ】 The Champ 1931
監督:キング・ヴィダー 脚本:フランセス・マリオン 撮影:ゴードン・アヴィル 出演:ウォーレス・ビアリー / ジャッキー・クーパー / アイリーン・リッチ / ロスコー・エイツ 他 1931〜1932 アカデミー賞脚本賞 (フランセス・マリオン) 1979年製作のリメイク作ではフランコ・ゼフィレッリ監督がメガホンをとり、主演のジョン・ヴォイトとリッキー・シュローダー父子が感動のドラマを見せてくれたものですが、こちらは1931年に製作されたオリジナル。 かつてはボクシングでヘビー級王者を極めながら、いまは酒とギャンブルに溺れた日々を送る中年男アンディ。 そんな父親をひたすら慕い、"チャンプ" と呼ぶ息子のディンク。 輝かしい栄光の日々と息子ディンクの為に、アンディは再びリングに立ちます。 リメイク作も公開当時から話題になったもんだから、このストーリーは知られたところですね。 自分も「素直に泣ける映画」としては、1979年度版のリメイク作を迷わず選びます。 こちらのオリジナルもほとんど同じストーリー。 (当たり前かっ) ただ父親のアンディのダメダメ度が際立ってます。(笑) でもこの時代の映画らしく、どんなダメ男でもその個性がコミカルに描かれ憎めないんですよね。 その代わりに、息子ディンクの大人びた熱演も際立っております。 まぁ、それだけに "悲痛" な感覚も漂ってるところなんですがね。 ディンクを演じるジャッキー・クーパーは 主に子役として活躍した方なんですが、クリストファー・リーヴが演じた 『スーパーマン』 シリーズでの デイリー・プラネット社の編集長・ペリー・ホワイト役が有名ですね。 ともあれ 自分としても先にリメイク版で泣かせてもらったもんだから、あの時のような感動を得ることは難しいところでした。 でもやっぱ 泣かせるシーンは泣かせますねぇ。 富豪の母親の元で育つことが息子のディンクにとって大事だと思いなおした父親のアンディが、留置所の鉄格子越しにディンクを突っぱねるシーンやら、その息子が母親の元を飛び出して父親アンディの元に帰ってくるシーンなんか、現代では失いかけてる親子愛と言うものを感じざるところですなぁ。 このオリジナル作はリメイク版より話はシンプルですが、そこがストレートに胸にグッと来るところですね。 |

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