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【乱暴者 (あばれもの)】 THE WILD ONE 1953
監督:ラズロ・ベネディク 製作:スタンリー・クレイマー 原作:フランク・ルーニー 脚本:ジョン・パクストン 出演:マーロン・ブランド / メアリー・マーフィ / リー・マーヴィン / ロバート・キース / ジェリー・パリス 年末になると、なんか昔の映画が観たくなるのは何故でしょうか。 という事で、年の瀬恒例の (?) クラシック映画特集です。(と言っても、この一本だけなんやけど) 特に、バイカーなどにはバイブル的な支持を得てる本作。 主演のマーロン・ブランドが "不良像" を確立させ、当時の若者にもファン層を広げた一本ですね。 この頃のマーロン・ブランドは 『欲望という名の電車』 ('51) で、そのカリスマ的な演技で評価も上々でしたが、やはり本作がその人気を決定付けた作品とも言えるんじゃないかなァ。 物語は、マーロン・ブランド演じるジョニーが率いるバイク・チームが、あるレースで締め出しを喰らい、田舎町に集団で押し寄せ大騒ぎを起こすと言った始まり。 そしてそこの町で別のバイカー集団とトラブルを起こし、その町の住人が彼らを排除すべく立ち上がると言ったあらすじでございます。 ジョニー率いるバイカーたちのファッションは、もう定番となった黒の革ジャンとジーンズ&ブーツ。 マーロン・ブランドはハンチング・キャップみたいな帽子でキメておりますが、この帽子もジョニー・キャップと呼ばれるほどに有名になりました。 面白いのは、ジョニーとトラブルになるバイクチームのチノを演じるリー・マーヴィンのファッション。 ↓ このスタイル、海賊風にキメた不良ファッション。 こんなメンツが揃い、アンチ・ヒーロー像の先を行くスタイルで描いた反骨心溢れる一作。 常識に背を向け、権力を嫌うハミだし者のドラマなんですが、ジョニーとカフェの女性 (メアリー・マーフィ) とのロマンスも見どころでございます。 ロマンスと言っても一晩限りの出会い。 メロドラマとは違い、アウトローのロマンスはやっぱクール。 ラストに見せるマーロン・ブランドの微笑には、どこか切ないカッコ良さが伝わってきますねぇ〜。 やはり、この頃のマーロン・ブランドのフェロモンは尋常じゃないくらい飛びぬけてますね。 『欲望という名の電車』 でも野性味溢れる魅力があったけど、本作でも別の魅力を見せてました。 そして映画の製作にあたったのがスタンリー・クレイマー。 この後、映画監督業に進出して、『見知らぬ人でなく』 ('55)、『手錠のまゝの脱獄』 ('58)、『渚にて』 ('59) などの社会派を絡めた娯楽作を生み出しています。 ・・・けど、この映画のマーロン・ブランド演じるジョニーは設定では20歳なんですよね。 ちと、無理もあるけどなぁ〜〜、20歳って。(笑) 他のバイカーたちもリー・マーヴィンも、もろオッサンなんやもん。(´▽`*)アハハ まぁ、そんなことはエェか。 |

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