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【追想】 LE VIEUX FUSIL フランス 1975 (セザール賞 作品賞・主演男優賞・音楽賞受賞)
監督・脚本:ロベール・アンリコ 出演:フィリップ・ノワレ / ロミー・シュナイダー 他
公開当時に劇場鑑賞してるんですよ、この映画。 その後にTV放映なんかで2回ほど観たでしょうか・・・。
そのせいで (?) 個人的には、"ちょっと軽いトラウマ映画" という位置づけにある一作なんですよねぇ。
監督は 『冒険者たち』 ('67) の名匠ロベール・アンリコ。
主演の医師ジュリアンには、『ニューシネマ・パラダイス』 の映写技師アルフレードを演じたフィリップ・ノワレ。
ジュリアンの妻役にはロミー・シュナイダーという申し分ないキャストであります。
舞台は、連合軍のノルマンディー上陸作戦下のフランス。
ナチス占領下ですが、連合軍の反撃によりジワジワとナチスドイツ軍が劣勢に回ってる時。
その混乱を予想して、ジュリアン医師は妻と娘を田舎 (生家の古城) に疎開させるんですが、ナチス小隊により惨殺されてしまいます。 現場を訪れたジュリアンは、城に残ったナチス小隊にたった一人で復讐を開始。
再見したのはかなり久しぶりとなってしまいましたが、何がトラウマなのかと言いますと・・・。
↑ 麗しのロミー・シュナイダーが、なんと火炎放射器で焼き殺されてしまうんですよ。
今になって見返してみたら、そんなにエグいシーンでもないんですが、当時はこれがショッキングでねぇ。
当時ヨーロッパ各地を占領していたナチスドイツによる蛮行としては、こう言うことも多々あったものですが。
映画は、医師ジュリアンの復讐劇と交差しながら、妻との出会いからを追想するような形で描いています。
自由奔放な女性と、どちらかと言えば堅物っぽいジュリアン医師。
そんな女性に一目惚れをした出会いから、愛を育む結婚生活までのロマンスが、古城での復讐劇の間に挿入されてるもんで、テンポ良いとは言えませんが、勝手知ったる生家の古城のリベンジは面白いと思います。
現代のようなリベンジ映画とは違い、最後には虚しさも哀しみもギュッと詰まっているので、その点はリアルなヒューマンドラマとして感じられるところでもあるのかな。
最近では、この映画のクライマックスをタランティーノが 『イングロリアス・バスターズ』 の元ネタとして使ったようなんですが、どうアレンジしてるかは本作を観てお確かめください。
原題は "古い銃" と言う意味です。
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