やっと観ましたよ。
主演の染谷将太と二階堂ふみがヴェネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞 (新人俳優賞) を受賞した事でも話題になりましたが、15歳の少年少女の再生的物語な内容も気になっていたのです。
それを園子温監督のテイストで描くといかなる内容になるのか、そっちの方でも期待させます。
で、ストーリーの説明は省いて、ざっくり感想を言わせてもらうこととして・・・。
なんですか、この舞台背景になってるのが東日本大震災の後の被災地なんですよね。
なんだかそれについて賛否もあったようですが。(被災地は物語上に関係ない、とか)
それについて自分はどうこう言う気はサラサラないので、やっぱり映画的な面白さが大事です。
でもこの作品、園子温の映画にしては珍しく、原作を基に映画化しているんですよね。
原作は未読なので映画化に際してどこまで忠実に描かれてるかは分りませんが、やっぱ「園子温」ですね。
一部の人たちは残酷だけど、どこか滑稽でユーモラスな登場人物。
人間の性を思いっきりデフォルメしたような登場人物の描写はこの監督独特やもんね。
『冷たい熱帯魚』 で怪演したでんでんも、また同じような役どころで登場してはるし、でも凄く人間くさい役だし。
過去の園子温作品で観られたようなキャラクターもチラホラしてるらしいです、この映画では。
個人的には二階堂ふみのキャラクターが良いですねぇ。
なんだかんだ言ったって、人間は自分を大事にしてくれる人が居る事が救いになるのですよ。
全編通してブレの無いキャラクター茶沢景子 (二階堂ふみ) は強烈です。
それ以上に、社会問題を余すところ無く描写し続ける園子温監督の眼差しはインパクト充分。
観始めたら、一気に観れた作品でした。
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