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ミロスラフ・ティッシー Miroslav Tichý (チェコ共和国キヨフ・2011年4月12日に死去)
ちょっと驚いた人物なので、ここで書かせてもらいますね。
この方、ミロスラフ・ティッシーさんという方で、チェコ共和国に在住してた人です。
何が驚いたかと言うと、まず・・・
45年間に渡って社会から隔絶し、いわゆる隠遁者となり、ダンボールや輪ゴム、金属片などによる手作りカメラを使い、チェコの街キヨフの女性たちを撮り続けた人なんですよ。
これがカメラと言われても、「ホントに撮れんの?」 ってもんですよね。
キヨフの街では、ボロ布に身を纏い自作カメラで徘徊するこの人物を、"変態" "奇人" と思ってたでしょうねぇ。
まぁ、撮るのは女性ばかりだから。
自分も最初はただの変態と思ってた訳なんですが、この人の背景を知るにつれて、ただそれだけじゃない事情を感じたんですよね。
元々はプラハの芸術大学で絵画を学んでた人だったそうですが、当時のチェコと言えば共産主義の政変でソビエトの衛星国家となった時代。 後の60年代には 「プラハの春」 の民主化運動も武力で弾圧されましたよね。
ここでこの人物の事についてアレコレ書くとあまりにも長くなりそうなので、興味のある方はこちらでどうぞ。
早く言えば彼の生き様は、"個" を必要としない体制への静かなる反抗だったかもしれませんね。
それはともかく、2004年に発見されたその存在は "アウトサイダーアート" として世界の注目を集めた訳です。
どうあれ、その女性たちの姿を撮り続けた写真は立派な記録でもあり、またアートとしてもOKなのではないかと思う次第です。 撮る事が好きな自分にとって、何らかのインパクトを受ける人物です。
じゅうぶん映画にもなりえる生き様やね、ホンマ。
関連リンク Miroslav Tichý
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