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【ディアトロフ・インシデント】THE DYATLOV PASS INCIDENT 米・英・露 2012
監督:レニー・ハーリン 出演:ホロー・ゴス/マット・ストーキ/ルーク・オルブライト 他
『カットスロート・アイランド』('95)、『ロング・キス・グッドナイト』('96) あたりから低迷をはじめ、やや盛り返し気味(?)だったレニー・ハーリン監督による一作。
本作では、いわゆるモキュメンタリー(ファウンドフッテージ)のスタイルで挑み、「監督もなんだか試行錯誤してはんねや〜」って思わされる仕上がりでございました。まぁ最近ではTVシリーズの監督もこなしてるようですが。
1959年、旧ソビエトのウラル山脈でスノートレッキングをしていた男女9名が謎の怪死を遂げた実際に起こった事件 "ディアトロフ峠事件" (事件の詳細はWikiでどうぞ)を取り上げ、その調査に乗り出したアメリカの男女5人の大学生グループが体験する驚愕の顛末を描いた一作なんですよ。
なんでもこの地は事件後の3年間は立ち入る事さえ許されない禁断のエリアだったそうで、当時のソビエト政府の秘密主義を反映してるかのような事件ですね。
その事件に惹きつけられた一人のアメリカの女子大生が仲間を募って、ドキュメンタリー映画製作のためディアトロフ峠へと行くワケなんですが、マイナス30度と言う極寒の地はそう簡単なもんじゃございません。
やっとの思いで現場に辿り着いた途端、ホラーな出来事がグループを襲うワケです。
噛みちぎられた舌、謎の積雪の足跡etc...、姿を見せない何者かが、この極寒の地に居るというフリなんですけど、・・・いやぁ〜正直言ってその正体と結末は、想像してた展開とは思いも寄らない方向へ行っちゃった、ってモンでして。
ネタバレになるから言えないけど、 "そっち系" は好みの題材なんですよ、えぇ。
ニワトリが先か?タマゴが先か? そういう話は大好きでございます。
でもね、ファーストクレジットに 「これは実話である」なんて記しても、誰が信じる?(笑)
思いっきりSFホラーなフィクションですやんか。
そういう遊び心も良いと思いますが、もっと信憑性に満ちた物語にしても面白かったのでは?
かと言って、本作がツマらないというワケじゃないんですけどね。
とりあえず、レニー・ハーリン監督のカムバックを心よりお祈りしております。
けっこう楽しませてもらいました。
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