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バルスーズ

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勃つことこそ、これ人生なり  『バルスーズ』 1973

【バルスーズ】 LES VALSEUSES フランス 1973

監督・脚本 ベルトラン・ブリエ   脚本 フィリップ・デュマルセル
撮影 ブルーノ・ニュイッテン    音楽 ステファーヌ・グラッペリ
出演 ジェラール・ドパルデュー / パトリック・ドヴェール / ミュウ=ミュウ / ジャンヌ・モロー
    ブリジット・フォッセー / イザベル・ユペール 他


えぇ〜、こちらの映画は個人的にインパクトが大きかった作品なのです。
なんせ初めて観た時は、まだ中学生でしたからね〜。

いわゆる、思春期の入り口で こういう映画に出会ってしまったのが災いしたのか?
その後の人生に大きな影響を与えた一作となってしまいました。(大げさだけど)

キャストの名前をご覧になっても判ると思いますが、今じゃフランス映画界の重鎮が揃っております。

ジェラール・ドパルデューパトリック・ドヴェールが演じる、本能の赴くままに生きる男2人と、ミュウ=ミュウ演じる女がひとり。 20代の奔放な若者の性を、じつに開けっぴろげで描いた一作でございます。



       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_62122206_25?1257567267


ルネ・クレマン監督の名作、『禁じられた遊び』 で少女ポーレット役を演じたブリジット・フォッセー
ここでは、列車内で男2人に責め立てられる若妻役を演じてます。

個人的に、観た当時は このシーンで強烈なエロチックさを感じました。 もう〜ビンビン。(笑)



       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_62122206_26?1257567267


出所したての女性を演じるジャンヌ・モロー
当時では もう大女優の彼女が、若い男2人の愛撫を受けて身悶えるところを見せます。

そして、銃で衝撃的な自殺。 ・・・その撃った部分が衝撃でしたね〜、当時は。
なんで、そこやねん!? って感じですわぁ〜。


       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_62122206_27?1257567267


イザベル・ユペールは当時20歳。
出番こそ少ないのですが、これまた男2人に身を捧げるシーンで印象的なところ。

・・・でもなぁ〜、あそこのニオイを嗅ぐなよっ!(´▽`*)アハハ


この映画のタイトル "バルスーズ" は、フランス語のスラングで "きゃんたま" を意味します。
フランスらしい大胆な性描写ももちろんですが、コメディ要素を含んだ作りもまた可笑しいのです。

エピソードごとに ひとりの女優さんが絡んだ展開になっていて、ナニゲに短編映画を見てる感覚もありますね。
全編通して登場する女はミュウ=ミュウ演じる 不感症の女。
このエピソードも後で大笑いできるところです。

無軌道な奔放さを表現しながら、最後はフランスっぽく締めくくるのかな・・・とも思われるでしょうが、こちらは 全編まさにアッケラカンとした表現で終わり。 ヌーヴェルヴァーグ作品の感覚で観ると、ちとワケが違う。

でも、そのスカしブリが正直でイイ。(笑)

ともかく、当時この性描写は まだ若い自分にとっては衝撃でしたよ〜。
だからこんな大人に育ってしまったんでしょうか?(´▽`*)アハハ  笑とる場合か。



       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_62122206_28?1257567267

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水の中のつぼみ

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萌える人は ・・・ んん、萌えるでしょう (* ̄∀ ̄*)  『水の中のつぼみ』

【水の中のつぼみ】 Naissance Des Pieuvres フランス 2007

監督・脚本 セリーヌ・シアマ  製作 ベネディクト・クーヴルール / ジェローム・ドプフェール
出演 ポーリーヌ・アキュアール / アデル・エネル / ルイーズ・ブラシェール ほか

 2007セザール賞・有望若手女優賞 (主演3人の女優に対して)、 新人監督作品賞 ノミネート

15歳の少女マリーは親友のアンヌが出場するシンクロの競技場で、そのチームのキャプテン 上級生のフロリアーヌの美しさに魅了されます。 マリーは彼女に近づきたい一心でシンクロのチームに体験入部。

やがてマリーは、フロリアーヌの男性関係の華やかさと同性から嫌われてる現状を目の当たりにしますが…。




監督・脚本を担当するのは、これがデビュー作となる女性映画人のセリーヌ・シアマ
デビュー作にして、いきなり2007年のカンヌ国際映画祭に正式出品されたそうな。

ん〜、なんと言うんでしょうかァ ・・・ 女の子の思春期と言うのは、想いを寄せる対象が同性・異性に関わらず
曖昧な境界線上にある とでも言うのでしょうかァ・・・。 

乙女の祈り』、『ヴァージン・スーサイズ』 などの "ガールズ・ムービー" などとは違って事件性は無いんですが、ティーンを描写した作品としては結構良い方なのでは。

淡々と、淡いエロチックさも交えながら 三者三様の恋心の形を描き出しています。

マリーを演じるポーリーヌ・アキュアールちゃん (↓ 中央) は、この中では一番ティーンらしい個性なんですよね。 胸も少し膨らみかけた体型で、意外と大胆な事もやっちゃうワケなんですが。

そのマリーの親友アンヌを演じるルイーズ・ブラシェール (↓ 左) が、これまた意外と興味深い。
ポチャ体型をしてながらシンクロやってるというのもチャレンジャーな訳ですが、好きになった男に振り向いてもらいたいが為に 胸をはだけた洋服を着てみたり、あれやこれやの頑張りを見せます。 全裸姿も披露してるんですよね、この子。

そして美人でタカビーなフロリアーヌを演じるアデル・エネル (↓ 右)。
仲間の女子からは、「お盛んな女」として嫌われています。 でもホントは初体験前。

そんな彼女に想いを寄せるマリーの同性愛。 アンヌは好きな男の子まっしぐらの異性愛
フロリアーヌは、これまた凄い頼みをマリーに持ちかける訳なんですが・・・両性愛者とも言えましょうか。

そんな分かりやすい三者三様の "形" をフランス映画らしく、淡々と、しかも思春期特有のちょっとした残酷さで描き出した一作でもありました。 男性にとっても興味深い話でしょうか〜。


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屋敷女

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ともかく、めっちゃ痛そう  『屋敷女』 フランス 2007

こちらフランス産のバイオレンス・ホラー映画。
邦題のタイトルは意味不明、でもそんな事を言ってる場合じゃないぐらい「痛い」思いをさせてもらいました。

夫を自動車事故で亡くしたサラは、出産直前の妊婦さんです。
そしてクリスマス・イヴの夜、サラの元に "ある女" が訪ねてくるんですね〜。
不審に思ったサラは、家の中に招き入れるのを止め 女に帰るよう促します。

でもその途端に女は態度を豹変させ無理やり家の中に押し入ろうとするんですね〜。
おまけに女は、サラが妊婦である事、夫を自動車事故で亡くした事を知ってるんですね〜。
恐いですね〜〜、どうしましょ。(/∇\)

その "ある女" を演じるのが、『ベティ・ブルー』 ('86) で一躍有名になったベアトリス・ダルです。

サラは警察を呼んで 一旦は落ち着くんですが、なんとその女はもう部屋に侵入してたんですね〜。(/∇\)キャ-!
そこからバイオレンスなホラー劇が幕を開けるんですが・・・。

いやぁ〜、久しぶりに 『痛い!痛ぁぁぁ〜〜〜!!』 って叫びたくなる映画を観た感じですわァ。
描写が痛いんですよね、もう。 こういうスプラッター・ホラーは見慣れてるハズなんですがね。

ハサミ、ド突き、傷また傷 ・・・その他もろもろ、まぁ やはり妊婦さんを襲うというのがキツいですよね。
これは絶対に妊婦さんは観ない方がいいです。 いや、観てはダメですよ〜!

その女がドーしてサラを襲うのか? まぁ、これにもワケがあるんですが・・・。
救いようがない結末に、陰々滅滅です。(/ω\) プシュー

物語的にも、そして観る側にしても、めちゃくちゃ胎教に悪いわっ!
最近のフランスのホラーものってスゴいですな。


原題 A l'interieur フランス 2007
監督 ジュリアン・モーリー / アレクサンドル・バスティロ
脚本 アレクサンドル・バスティロ
出演 ベアトリス・ダル / アリソン・パラディ / ナタリー・ルーセル 他

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あの胸にもういちど

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この作品、初めて観たのは中学生の頃だったかな〜。
たしかTVで放映されてたのを観た記憶があって、なにやら妖しく危険なイメージを感じさせてくれた作品でした。
その後にビデオで一度だけ観たなぁ。

主演のマリアンヌ・フェイスフルの 『やわらかい手』 の公開もあって、また脚光を浴びた形になった一作ですが、 その波に乗って再見いたしました。

もう有名なのは、黒革のバイクスーツに身を包んでハーレーの1200にまたがり疾走するマリアンヌさん。
実際、運転してるのはスタントさんなんでしょうが・・・。

そのお相手は、これまた妖しい色気が充満のアラン・ドロン。 大学教授と新婚の妻の不倫ドラマです。
とは言いましても、普通のメロドラマとは趣が異なる作品でありまして。

監督は撮影技術出身のジャック・カーディフ
耽美派として知られるアンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ原作の「オートバイ」を映画化したもの。

耽美的な表現や描写が豊富だけに (いま観れば大した事はないのですが)、作品の捉え方もそれぞれ違ってくる感覚ですね。 アメリカでの公開じゃ、ソフトポ○ノ扱いだったと聞きますが・・・。

冒頭、夢のシーンで出てくる 鞭を打たれるシーン。
早朝、ベッドから起き上がった彼女は 夫の寝顔におさらばして 愛しいダニエル (アラン・ドロン) に逢いにバイクを飛ばします。 裸の素肌に黒革のバイクスーツ・・・もうこれだけで、当時子供だった自分はイッちゃってた記憶がありますが。

バイクを飛ばすマリアンヌさんの笑顔は無邪気で、愛しい恋人に逢える喜びを全身で表現していました。
股間に伝わるバイクの振動、涙さえ流す笑顔には "不倫" という後ろめたさなど微塵も感じられません。
"自由恋愛" を謳歌するテーマそのものが、いかにもこの時代らしいです。

元々、歌手だったマリアンヌさんですが、この時期あのミック・ジャガーとも付き合ってたらしいですね。
日本では、あの "峰不二子" のキャラクターの原型にもなってたようだし。

いま見直すと、あのショッキングなラストは どこかニューシネマチックです。



原題 LA MOTOCYCLETTE 英題 THE GIRL ON A MOTORCYCLE フランス・イギリス 1968
監督 ジャック・カーディフ
原作 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ
脚本 ジャック・カーディフ / ロナルド・ダンカン
出演 マリアンヌ・フェイスフル / アラン・ドロン / ロジャー・マットン 他

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インド夜想曲

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シューベルトの楽曲がミステリアスを誘う・・・かな。  『インド夜想曲』

【インド夜想曲】 NOCTURNE INDIEN フランス 1988

監督・脚本 アラン・コルノー  脚本 ルイ・ガルデル   原作 アントニオ・タブッキ
出演 ジャン=ユーグ・アングラード / クレマンティーヌ・セラリエ / オットー・タウシグ 他

 1989年セザール賞 撮影賞 (イヴ・アンジェロ)

イタリアの作家、アントニオ・タブッキが著した原作を基に映画化されたフランス映画。

失踪した友人のグザヴィエの行方を探し求める男 ロシニョル。
ボンベイ、マドラス、ゴアとインド各地を彷徨うロシニョルの本当の目的は何か、という事なんですが。

その ほんの少しミステリアスさが漂う進行に思わず魅入られてしまった一作なんですが。




じつは詳しいストーリーを知らずに見始めたんですね〜。
インド各地を巡る紀行映画の雰囲気を併せ持ち、じつは魂の遍歴を追う"うたかた" な話。

主人公の男ロシニョルは各地で友人のグザヴィエの手掛かりを得ます。
その "影" を追って、マドラスの教会、病院、リゾートの海辺、やがては最終地の豪華ホテルにたどり着く事になるります。

そこで出会ったカメラマンの女性クリスティーヌに 事の次第を話し始めます。
彼の追ってる相手は本当に存在しているのか? 何の目的があって?

インド各地の風景は他国の者にとって これほどまでに幻想を抱かせる地なのだという事なんですね。
もちろん スラム街や一般市民が利用するバス待合所、そして病院など、現実感のエピソードもありますが、主題となるテーマが "泡沫 うたかた" 過ぎるゆえ、それらの風景さえもが幻にさえ思えてくるのですね〜。

インドを舞台にした映画としては独特の雰囲気を持つ作品だと思います。
他国の者が抱く幻想的なインドのムードにハマれば、じゅうぶん観れる一作ででしょうな〜。

シューベルトの楽曲が主人公の心情に上手く溶け合ってます。
・・・楽曲名は知らんけどね。( ̄∀ ̄*)

このアラン・コルノー監督、社会派の巨匠コスタ=ガヴラス監督の元で助監督を務めいたことがあるそうな。


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