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女の子に ・・・ なりたいかぁー!? 『ぼくのバラ色の人生』【ぼくのバラ色の人生】 MA VIE EN ROSE フランス / イギリス / ベルギー 1997
監督・脚本 アラン・ベルリネール 製作 キャロル・スコッタ 脚本 クリス・ヴァンデール・スタッペン 出演 ジョルジュ・デュ・フレネ / ジャン=フィリップ・エコフェ / ミシェル・ラロック ほか 1997年ヨーロッパ映画賞 脚本賞受賞 7歳になる少年リュドヴィックの将来の夢は "女の子になること"。 家族共々、郊外の一軒家に引っ越してきたリュドヴィックは、近隣の住民によるウェルカム・パーティーの場で 化粧して入念なおめかしで登場。 早くも学校で好きな男の子を見つけたり、スポーツより人形遊びに専念するような男の子でした。 そんなリュドヴィックを両親は思いやりのある気持ちで接していましたが・・・。 物腰は モロ女の子で、同世代の少年たちとは明らかに違うリュドヴィックくん。 7歳の少年が、「女の子になりたい」という一心で純粋な気持ちを持ってるから、その行動を責めるワケにも行かないんですよね〜。 でも、その立ち振る舞いが周囲 (近隣の住民) や、その子供たちに影響を及ぼす ・・・ と大人たちは考えるのです。 本人にとってみれば、自分が "男" で生れてきたのは何かの間違い。 だから女の子になりたい、それだけなんですよね。 あくまで純粋な気持ちです。 全編カラフルな感覚の映像やら、リュドヴィックのイメージが登場するシーンなんかは、ある意味ファンタジックなところもあるんですが、後半から重い雰囲気が漂ってきています。 家族崩壊の危機であったり、父親の失職やら、母親の感情の爆発、近隣や学校などからの差別などなど、映画は結構シビアな面も描ききってました。 テーマとしたら、やはり "性同一性障害" と、それを取り巻く社会の偏見や差別を描いてるんだと思います。 ここでは少年ですから、あくまで "女の子に憧れる" という意味合いで描かれてますが、テーマは先に書いたような雰囲気がアリアリと感じ取れたんですよね〜。 それを、明るい雰囲気の映像とコミカルさも交えて描くところに "押し付けのメッセージ" を感じさせない作品に仕上がっていたと思います。 なんというかバランスが良いんですよね、この作品は。(・ω・)bグッ 母親役のミッシェル・ラロックは 『メルシィ!人生』 にも出演してた女優さんですね。 ・・・ そういや、自分が小学生の時も こういう男の子が居たわぁ〜〜。( ̄∀ ̄*) |

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まぁなんでも、2007年のカンヌ国際映画祭 "国際批評家週間" のオープニングを飾り、観た人がどう反応して良いやら 大いに頭を悩ませた一作と言うから、これまた興味ありますよね〜。 話は、TV局で公開番組の前説でスタジオの観客を盛り上げることを職業とするエンターテイナーの男ピエールが、崇拝してやまない国民的歌手を誘拐・監禁するという物語なんですがね。 ジャケットの解説を読んだら、ユーロ・スリラーの新星だとか、デヴィット・リンチの再来だとか書かれてるんですが ・・・ っていうか、邦題を決める時に困ったら何にでも "変態" って付ければイイのか! って事なんですがね。 原題は "Heros" ですからねぇ〜〜、まぁ困ったもんですが。 でも "変態ファン" の自分としては、どうしても観てしまう一作でありますが。( ̄∀ ̄*) まぁ作品自体はそんなにブッ飛んだ映画とは思いませんでしたよ。 グロい描写がある訳でなく、主人公ピエールの奇行を (あえて言い換えれば) リンチ風に演出してる訳です。 自分が崇拝してる歌手を誘拐・監禁する男ですから、もうその論理は 訳が分からなくて当たり前、ってなモンでしょうか。 新人監督が張り切ってるなァ〜、っていうのが目に見えて分かります。(・ω・)bグッ ただ、この映画のラストが気に入ったんですよ、自分は。 まぁ、個人的にはこういう映画は好きな方ですから、「興味があれば観てよ!」ってな映画ですね。 原題 HEROS フランス 2007
監督 ブリュノ・メルル 脚本 ブリュノ・メルル / エマニュエル・デトレモ 出演 ミカエル・ユーン / パトリック・シェネ / エロディ・ブシェーズ ほか |

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写真家アントワン・ダガタの世界観【ファインダーの中の欲望】 UN HOMME PERDU フランス 2007 (未)
監督・脚本 ダニエル・アルビド 撮影 セリーヌ・ボゾン 出演 メルヴィル・プポー / アレクサンダー・シディグ / ダリナ・アル・ジュンディ / ヤスミン・ラフィッテ ★ 2007年カンヌ国際映画祭出品作品 個人的に写真を撮るのも観るのも好きなので、写真家が取り上げられてる映画というのは好んで観てます。 こちらの映画は、あの世界的な写真家集団 "マグナム MAGNUM PHOTOS" 所属のフランス人写真家 アントワン・ダガタの世界観をヒューマンドラマにした一作。 この写真家、自らもセックスしながら またはカップルを被写体に、その表情や裸体を荒れた粒子にブレた残像、または闇の中の暗いイメージで撮る方であります。 その他の作品もありますが、この映画で取り上げられてるのは、このイメージ。 舞台は中東のヨルダンとレバノン。 邦題とその宣伝文句から観れば かなりエロチックなイメージの作品ですが、冒頭は社会派ヒューマンドラマを思わす始まりであります。 記憶を無くし、20年以上に渡って中東の国々を放浪する男 (アレクサンダー・シディグ) 。 その男が出会った一人のフランス人写真家 (メルヴィル・プポー)。 写真家の男は、男女の営みをカメラで撮る事を趣味としている男。 金もなく困っている放浪男は、写真家に助手として雇われ 生活費を稼ぐ事になりますが、写真家の男の要求はセックスのシーンをカメラで撮らせて欲しいと言うものでした・・・。 アントワン・ダガタの世界観を表現してる映像と物語なんですが、この写真家のことを知らなければ "ただの変態?"、"だから何?" と言った言葉が飛び出してきそうな作品であります。 記憶を無くした男の失われた過去が明らかになってゆく過程も、この写真家にどう関わりを持つのか? 唐突に幕切れを迎え 解決など示さない物語で、どこか "混沌" とした後味を残す作品ですが、まさにそれがアントワン・ダガタのイメージなのかもしれません。 猥雑、混沌、刹那的・・・ 多くの言葉が浮かんでくるイメージのあるドラマだと感じます。 |

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