ティム・バートン監督が 『シザー・ハンズ』 ('90) に続き、ジョニー・デップと組んだ一作。
"史上最低の監督" と呼ばれた、エドワード・D・ウッド・ジュニア、通称エド・ウッドの伝記的作品です。
【エド・ウッド】 ED WOOD 1994
監督・製作 ティム・バートン 脚本 スコット・アレクサンダー / ラリー・カラゼウスキー
撮影 ステファン・チャプスキー 音楽 ハワード・ショア
出演 ジョニー・デップ / マーティン・ランドー / サラ・ジェシカ・パーカー / パトリシア・アークエット
ジェフリー・ジョーンズ / ヴィンセント・ドノフリオ / ビル・マーレイ / リサ・マリー 他
かなり賛否の分かれている映画のようですが、個人的にはこういう映画は大好きです。
監督自身が相当なオタクじゃなければ、誰がこの "エド・ウッド" という人物を取り上げるでしょうか。
何よりティム・バートンが温かい目でユーモア溢れる作風に仕上げている事が楽しいです、はい。
ルドルフ・グレイ著の伝記 『エド・ウッド』 を原作として映画化してると聞きましたが、多くの人がこの "エド・ウッド" という名を初めて聞いたに違いないですよね。 自分自身も、この映画でその名を知りましたが、マーティン・ランドー演じる往年の怪奇役者ベラ・ルゴシの名は知っていました。
と言っても、名を聞いたことがあるという程度で、その出演映画も観たことも無い。
劇中出てくる製作映画、『グレンとグレンダ』、『怪物の花嫁』、『プラン9・フロム・アウター・スペース』 など、最低といわれる映画がどれほどのものか? この映画を観てかなり興味が湧きました。
このエド・ウッド、私生活では女装趣味、アルコール依存症などの特異性を持った方だったらしいですが、この作品ではティム・バートンの描くキャラクター像によって、かなり愛すべき人物に感じます。
とりもなおさず、それはジョニー・デップの演技も大いに貢献しているところでしょう。
オカマのビル・マーレイをはじめ、当時の人物、背景等をソックリそのまま再現してる部分も素晴らしいと思います。 個人的には、この演技でオスカーの助演男優賞を受賞したマーティン・ランドーの演技がメチャクチャ良かった。 ランドー自身と、実際の役者ベラ・ルゴシのキャラクターがカブって見えたのは自分だけでしょうか?
映画オタクによる、映画オタクへの愛情あふれる一作だと思います。(・ω・)bグッ
エドワード・D・ウッド・Jr Edward D. Wood Jr.
アメリカ・ニューヨーク州出身 1924/10・10〜1978/12・10
舞台役者出身。 監督としては、1948年に 『Crossroads of Lared』 を製作するが資金不足で未完に終わる。
1953年の『グレンとグレンダ』 で監督デビュー。この映画ではダニエル・デイヴィスという芸名で主演もこなす。 晩年のベラ・ルゴシと親交を持つ。 脚本、製作もこなし、いわゆる "最低映画" を世に送り出した。
小さい時からの女装癖、またアルコール依存症などの特異性の持ち主であった。
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