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この作品、アカデミー賞録音賞を受賞しているのですが、当時はまだ特殊撮影賞が設けられて無かった時代。 この作品の特撮の素晴らしさにおいて、以後アカデミー特殊効果賞が設けられる事になったそうです。 見どころは何と言ってもクライマックスのハリケーン襲来のシーンです〜。 物語りは 南太平洋諸島の緑豊かな仏領マヌクラ島に暮らす若者テランギ (ジョン・ホール) と、酋長の娘マラマ (ドロシー・ラムーア) の波乱万丈の話。 航海士でもあったテランギはマラマと結婚直後、タヒチでの航海でいわれの無い罪を宣告され捕らわれの身になります。 自由を求めて何回も脱獄を繰り返し、そのたびに捕まり なんと16年の刑を宣告されてしまいます。 やっと脱獄に成功して、故郷の島マヌクラへと帰りますが、待っていたのは 島を統治するフランス人総督 (レイモンド・マッセイ) の容赦ない追及。 しかしその時、島に襲いかかってきたハリケーンが猛威をふるいます。 法の絶対遵守の総督、そしてそれを非難する医師を演じるトーマス・ミッチェル。 けっこう脇のドラマに重みがあり、主人公2人のラブストーリーは付け足しみたいな感じがしました。 まぁそれも仕方ないですね〜、だって主人公2人は どう見たって現地人に見えないし。 もろ白人なんですもん〜〜。(/∇\) そんな事より、やっぱハリケーン襲来シーンなんですよ、この映画は。 高波が襲ってくるシーン、木が根っこから折れ曲がる強風のシーン。 風雨荒れ狂うシーンのリアルさと迫力は、今の時代でもじゅうぶん通用するぐらいですよ〜。 このオープンセットも凄い。 ミニチュアを使ったシーンも "それ" と分かるところもありますが、CGなど無かった時代で ここまで表現するのは恐れ入りました。 このハリケーンのシーンを観るだけでも じゅうぶん価値ある作品ですなぁ〜〜。 ラストの総督が人間味を見せるエピソードも、ちょっとイイ感じです。(・ω・)bグッ 原題 THE HURRICANE 1937
監督 ジョン・フォード 原作 チャールズ・ノードホフ 脚本 ダドリー・ニコルズ / オリヴィア・H・P・ギャレット 音楽 アルフレッド・ニューマン 出演 ジョン・ホール / ドロシー・ラムーア / レイモンド・マッセイ / メアリー・アスター トーマス・ミッチェル / ジョン・キャラダイン |

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