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【LE SALAIRE DE LA PEUR 】 1953年のフランス映画。 サスペンス映画の醍醐味を存分に見せてくれる作品ですね。 札付きの男やら食いっぱぐれのヤツらが集まる中米の街、ラス・ピエドラス。
そんな日、500キロほど離れた山上の油田で大火災が発生し犠牲者がでます。 油田会社は一刻も早い消火のため、ニトログリセリンを使用する事を決意。 そのニトロを火災現場まで運搬するため報酬付きで、マリオ、ジョー、ビンバ、ルイジの4人を選ぶ。 かくして男4人はトラック2台で現場へと向かうが・・・ 前半、吹きだまりの街に生きる、何とも焦燥感漂う男達の描写。 一攫千金を狙い、ニトロ運搬に命を懸ける心情も頷ける。 映画中盤からのサスペンスは見応えあります。 橋を渡るシーン、原油だまりの池で仲間の足を轢いてまで渡りきろうとするシーン、そして何とも皮肉なラストシーンなど、リアルな恐怖感を味あわせてくれます。 また男たちの人物描写も映画に最大の効果を引き出しています。 出演、マリオ役にイブ・モンタン。ジョー役にシャルル・ヴァネル。 ルイージ役にファルコ・ルリ。ビンバ役にペーター・ファン・アイク。 マリオの恋人リンダ役にヴェラ・クルーゾー、他。 監督、脚本には、あのヒッチコックがライバル視していたというアンリ=ジョルジュ・クルーゾー。 それも頷けるサスペンス映画の傑作です。 1977年にはウィリアム・フリードキン監督によってアメリカ映画としてリメイクされてます。
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