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ローリング・サンダー

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今じゃもう隠れた傑作かも。  『ローリング・サンダー』 1977

http://www.geocities.jp/jkz203/blog17/rolling.jpg


脚本家ポール・シュレイダーが 『タクシードライバー』 ('76) に引き続き、ベトナム戦争後遺症を題材に据えた作品でございます。 

ベトナムでの8年間に及ぶ捕虜生活から解放され 故郷のテキサスに帰還した空軍大佐チャールズ・レーン (ウィリアム・ディヴェイン) 。 しかし帰還した彼を待ち受けていたのは 形だけの歓迎と妻の不貞。

レーンの心はますます閉ざされ、気が滅入るばかり。
そんなある日、チャールズに授与された銀貨を狙ってならず者の集団に襲われます。

そのならず者に妻と子供を殺され、自らは片腕を砕かれたチャールズ。
復讐を決意したチャールズは犯人の逃亡先であるメキシコへと向かいます。


ザ・ヤクザ』 ('74) でも脚本を書いたポール・シュレイダーらしく、この物語はどこか任侠のニオイが漂います。
寡黙なチャールズの個性、耐えぬいた怒りを爆発させ、戦友のジョニー (トミーリー・ジョーンズ) と共に敵に向かいます。 このあたりのくだりは仁侠映画の常道とも言えそう。

クライマックスのメキシコの売春宿でのバイオレンスアクションの凄まじさ。
ドライタッチな描き方ですが、バイオレンスな報復劇。

チャールズと行動を共にするジョニーを演じるトミー・リー・ジョーンズの男気もさることながら、やはりインパクトがあるのは主役のウィリアム・ディヴェイン。 義手の爪、銃身を切り詰めたショットガン姿の彼はそれだけでインパクトありでした〜。

こちらの映画、当時に公開された時にも結構話題を集めたんですが、ちとB級なバイオレンス・アクションとして見られたせいもあるのか? 今に至ってもDVD化がなされてないんですよね。

そしてクェンティン・タランティーノ監督のお気に入り映画として知られています。
どのくらいお気に入りかと言えば、自分の会社に この映画のタイトルを付けてしまったぐらい。
彼はこの作品を本国でリバイバル上映させてるんですよねぇ〜。


で、この映画の主役のウィリアム・ディヴェインさん。


最近では 『24』 のシーズン5〜6でジェームズ・へラー長官役としても元気なところを見せています。

【ローリング・サンダー】 ROLLING THUNDER 1977

監督 ジョン・フリン 製作 ノーマン・T・ハーマン 脚本 ポール・シュレイダー / ヘイウッド・グールド
出演 ウィリアム・ディヴェイン / トミー・リー・ジョーンズ / リンダ・ヘインズ 他



マイ・ウェイ

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こちらの映画 1975年に日本で公開された当時、"泣ける感動ドラマ" という文句が飛び交ったほど話題になった一作だったんですよ。 映画の主題歌に使われてるのは名曲 【マイ・ウェイ】。

ポール・アンカ作詞、フランク・シナトラが歌ったスタンダードナンバーですね。
ともかく、この 【マイ・ウェイ】 を劇中で効果的に使い、ラストには泣かずに居られないぐらいの感動を誘ったドラマでありました。

オリンピックのマラソンで金メダリストだったウィル・マドックス。
いち労働者から建設事業で名を興し、何事にも "No.1" になることが彼の持論でした。

しかし、その強引過ぎる性格に反発した息子たちは、やがて彼の元から去って行きます。
しかも3人の息子のうち、ひとりは事故死。 もうひとりは下半身不随の不遇に見舞われます。

ウィルは失意の中、父親として そして男の意地を賭け、マラソン大会に出場する事を決意します。


と、まぁ記憶してる粗筋はこんなところなんですが・・・。

老境に達しようとする男・ウィルが、身も心もボロボロになりながら ゴールに向けて走る姿にちょっとした感動を受けたものでした〜。 

そんあ場面で使用されるのが 【マイ・ウェイ】 だったんですよね〜。
この楽曲が、もう憎いぐらいに感動を誘う訳なんですよね。 ぴったりハマってたました。


思い出せば、この時期 (1970年代) の作品って、まだまだDVD化されてない掘り出し物が沢山あるんですよ。
個人的にも、もう一度再見したと思う映画のタイトルが思い出されるんですが、せめて話題になった映画ぐらいは掘り起こして製品化して欲しいもんです。


【マイ・ウェイ】 THE WINNERS (MY WAY) 南アフリカ・イギリス 1975

監督・製作・脚本 エミール・ノファル  共同監督 ロイ・サージェント
出演  ジョン・スチュアードソン / マリー・デュトワ / ケン・リーチ / リチャード・ローリング
     ジョン・ヒギンズ 他


ちなみに この映画、続編の「2」が製作されましたが、作品の評価は芳しくなく 話題だけで終わりました。

牡丹燈籠

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お岩、お菊、お露は 怪談の3大ホラークィーン 『牡丹燈籠』 1968

【牡丹燈籠】 大映 1968

監督 山本薩夫   製作 永田雅一   原作 三遊亭円朝   脚本 依田義賢
出演 本郷功次郎 / 赤座美代子 / 小川真由美 / 西村晃 / 志村喬 / 大塚道子 ほか

ジメジメと暑くなってきたら思い出す、『四谷怪談』、『番町皿屋敷』 と並ぶ 日本3大怪談の一作ですね。

これらの怪談は映画やドラマなどで数多く製作されていますよね。
この 『牡丹燈籠』 は映画だけでも18作ぐらいは製作されたんじゃないでしょうか。

1968年製作のこの作品を観たのは たぶん小学生ぐらいの時期で、近所の古びた映画館でロードショー落ちで回ってきたのを観た記憶があります。 でも、これが面白かったんですよね〜、恐いと言うより、"面白い!" と言う感じでしたね。

三遊亭円朝の原作として、落語の演目として有名な怪談噺 "牡丹燈籠" を映画化したものでして。
監督は、『白い巨塔』 ('66)、『金環蝕』 ('75)、『あゝ野麦峠』 ('79) などの巨匠 山本薩夫
この監督の怪談映画なんて面白いですよね〜。

浪人の新三郎 (本郷功次郎) が知り合った 吉原の遊女お露 (赤座美代子)。
意にそぐわない縁談話を強いられてる境遇を聞いた新三郎は、お露に惹かれて行きます。
下女のお米 (大塚道子) の頼みで、盆の間だけ逢瀬を重ねる事になった2人。

そんな時、同じ長屋の町人 伴蔵 (西村晃) は2人の姿を目撃します。
しかし お露とお米は自ら命を絶って もうこの世のものでない事を聞いてる伴蔵。

そんな話を聞きつけた易者の白翁堂 (志村喬) は、新三郎の顔に死相が出ている事を告げます。
それを防ぐ手立ては、お露が新三郎に逢えないよう、護魔符で封印したお堂に新三郎を閉じ込める事でした。

骨になるまで愛しぬく』 という言葉があるやもしれませんが、この怪談は まさにそれ。

怨みツラみで幽霊と化すわけでなく、この "お露さん" の場合は、愛しい男に逢いたいという "情念" で幽霊として彷徨うワケなんですね〜。 ここが通常の怪談とは違うところであり、また気に入ってる点でもあります。

カラ〜ン、コロ〜ンという有名な下駄の音も、この映画では 地を這うように滑る映像表現で描いてます。
日本の幽霊に "足が無い" と言うのがスタンダードなところですが、それを踏襲した映像表現だった訳ですね。

夜な夜な、愛しい男に逢うべく 下女を従えて彷徨うお露の姿に、情念の恐さと強さを子供心に感じた訳なんですが、エロチックな感覚も強かった気もします。 お札を貼ったお堂の外で、『新三郎さま、お札を、お札をはがしてくださいませ』 と懇願するお露がエロ恐いですよ、えぇマジで。

おどろおどろした幽霊としてではなく、あくまで情念の恐さを幽玄的に描いた怪談映画じゃないでしょうか。
監督の山本薩夫の演出が冴えてますよね、そのあたりは。


チョット前までは この季節になるとTVなどで "怪奇十三夜" などと題する怪談ドラマが放映されたりしていたんですが、それを観て季節感を感じるという風情もありましたねぇ。 そういう意味で、この映画もまた再見したいところなんですよね〜、DVDにならへんかな〜〜?

・・・そそ、この 『牡丹燈籠』 って、元々は中国の話なんですよね。


ホームボーイ

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もうかなり前のことなんですが、日本のTVバラエティ特番で 『あの人は、今?』 的なテーマで、ボクシングの元世界チャンプ2人ミッキー・ロークの自宅を訪れインタビューをしている放送を観た事があったんですよ。

日本の元世界チャンプ2人を相手に 気さくにインタビューに応じてたミッキー・ロークでしたが、この時期はスランプの真っ只中。 『でも仕事が無いのは寂しい事だよ…。』 と、最後に呟いた言葉がまだ頭に残ってるんですよ。

個人的には、1991年製作の 『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』 あたりから影が薄くなってきた感じですが、この作品はその全盛期の終わり頃に輝いた作品だと 今も思っています。

流れ者のボクサーが試合で頭に障害を負い、死を宣告されたにも関わらず 好きな女の為にリングに上がる、というあら筋なんですが・・・。 原案もミッキー・ローク自身が書いたもので、公開当時には辛口の評論家などからは、「思いっきりナルシストな作品」、「マスターベーション映画」などと叩かれた一作でした。

そう言いたくなるのは判る気がするんですよ。
ともかくミッキー・ロークをカッコ良く見せるシーンが満載なんですよね、それも彼流の好みな感じで。
ストーリー的にもラブストーリーとしては ど真ん中的な気もするし。

でもクリストファー・ウォーケン演じる友人ウェズリーとの描写なんかは泣かせるものがあるんですよ。
男的な目線で見れば、このミッキー・ロークのカッコよさはOKです。
このナルシストな雰囲気こそがミッキー・ロークたるものだとも言えますよね。
エリック・クランプトンの音楽も良いですよ、サントラも聴きモノです。


でもこの映画の後に、あの "猫パンチ" で 一気に下降線を辿った頃ですから、かなり損をした一作とも言えるんじゃないかな〜。  『レスラー』 で見事に本格的カムバックを果たし、また大スターの道を歩き始めましたからね、ミッキーさん。 この作品もDVD化して良いんじゃないですか〜、もう。


【ホームボーイ】 Home Boy 1988

監督 マイケル・セラシン 原案 ミッキー・ローク  製作 アラン・マーシャル/エリオット・カストナー 
脚本 エディ・クック     音楽 エリック・クランプトン
出演 ミッキー・ローク / クリストファー・ウォーケン / デブラ・フューアー 他


シカゴ・ドライバー

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やっぱり人生いろいろ、タクシー乗車で人間模様 『シカゴ・ドライバー』

【シカゴ・ドライバー】 CHICAGO CAB アメリカ 1999 (未)

監督 マリー・シブルスキ、ジョン・ティントリ   脚本 ウィル・カーン
出演 ジョン・キューザック / ポール・ディロン / ジュリアン・ムーア / ジリアン・アンダーソン
    マイケル・アイアンサイド / ジョン・C・ライリー / モイラ・ハリス

この 【DVD化なってない?】 の書庫で、何か書き忘れてるぞ〜〜? って思ってたんですよ〜。
それがこの作品。

数年前に鑑賞したっきりなので、簡単ではありますが こちらでメモの意味も込めて書いておきます。

この映画、元は舞台劇として上演されていたものなんですが、その舞台劇を見たジョン・キューザックが気に入り、自ら製作総指揮を買って出て映画化された一作。 出演者は見てのとおり、結構な豪華俳優陣であります。

クリスマス・シーズンを迎えたシカゴの街でタクシーを走らすドライバー。
ポール・ディロンが演じるタクシー・ドライバーがメインとなって、そのタクシーに入れ替わり乗り込んでくる様々な人たちを、淡々としたタッチで描いた 一種の群像劇。

このタクシー・ドライバーが、これまた人の良い兄ちゃんなんですよ、見かけは強面なんだけどね。
優しくて、少し気の弱いところに味があるんですね〜、でもイマイチうだつの上がらない役どころ。

そのタクシーに乗り込んでくるのが・・・。

放火犯と思われる謎の男を演じるジョン・キューザック
カップルで乗り込んでケンカを始める女性にジリアン・アンダーソン
レイプされ茫然自失で乗り込むジュリアン・ムーアー
イヤな実業家のジョン・C・ライリー、などなど。
こういう客たちに翻弄される様を綴ってるわけなんですが、観ているうちに 何か沁み入る味があるんです。

舞台がシカゴの街という事もあるのでしょうか ・・・ 今、自動車産業の衰退でこの製作当時よりも もっと厳しいものがあると思いますが、そこに展開される人間模様が荒んだ時代に堪えるのであります。

ジョンキューは謎の男でホンのチョットの出演ですが、結構インパクトある存在感であったような気がします。
こういう淡々とした小粋な映画は大好きなんですよね〜〜。(・ω・)bグッ

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