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現地時間9月18日に閉幕した、今年のトロント国際映画祭で最高賞に当たる "ピープルズ・チョイス・アワード (観客賞)" を獲得したのは、レバノン・フランス合作の 『Where Do We Go Now?』 監督は 『キャラメル』 で注目を集めた、あのナディーン・ラバキー女史ですね。
 
物語は、中東のある国を舞台に、キリスト教徒とイスラム教徒の対立から村を守ろうと立ち上がる女性たちの姿を描いたヒューマン・コメディ風な一作だと聞いております。
 
なんでも上映終了時にはスタンディング・オベーションが起こったというから、ガッチリとトロントの観客の心を掴んだみたいですね。
 
 
 
 
近年、オスカーの前哨戦としてトロント国際映画祭は重視されております。
 
スラムドッグ$ミリオネア』、『プレシャス』、『英国王のスピーチ』 など、トロント受賞作はオスカーに直結して、ますます注目度の高い映画祭として認知されてるので、今年は例年以上にハリウッドの有名どころが多数出品して臨んだ映画祭でしたが・・・。
 
面白いですね〜、結局トロントが選んだのはレバノン・フランス合作映画でした。
イイね、こういう受賞結果って。(笑)
 
アカデミー賞の位置としては、外国語映画賞でのエントリーになるんでしょうかね。
またその結果も楽しみでございます。
それに比例して、このアラブ人女流監督ナディーン・ラバキーのこれからの動向も楽しみです。
 
あ、監督自身も 『キャラメル』 に引き続き、出演者のひとりとして頑張ってますよ。
 
 

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【ステイク・ランド 戦いの旅路】 STAKE LAND 2010 (未)

監督・脚本・編集:ジム・マイクル  脚本:ニック・ダミチ  撮影:ライアン・サマル
出演:ニック・ダミチ / コナー・パオロ / マイケル・セルヴェリス / ショーン・ネルソン / ダニエル・ハリス
    ケリー・マクギリス 他

2010年トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門 観客賞 (最高賞)

   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241366_24?1315420430


今年もトロント国際映画祭を目前に控えてますが、ちと去年の受賞作を鑑賞したので書いておきます。

この "ミッドナイト・マッドネス部門" と言うのは、ホラー映画に特化した部門。
「ホラー映画の聖地」とも述べられてることもあってホラーファンには注目の的のようですね。
去年、その最高賞を受賞したのがこのインディペンデント作品。

ヴァンパイアの蔓延る世界で安全な聖域 "ニュー・エデン" を目指して旅をする2人、 "ミスター" と呼ばれるヴァンパイア・ハンターの男と少年マーティンの終わりなき戦いを描いた一作でございます。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56241366_25?1315420430


ゾンビ映画スタイルとロードムービーの要素を掛け合わしたホラー映画。
最近多く作られてますよね、こういうロードムービースタイルが。

この作品ではヴァンパイアなんですが、基本的にはもうゾンビと変わりありません。
でもラスト近くには知能を使ったヴァンパイアが出現するので、その点ではただ人を襲うゾンビとは違ったところ。

ヴァンパイア増殖のためにアメリカも秩序が崩壊。
大統領は死んでしまい、政治家たちは安全な外国の地へと逃げ出してるんですね〜。

目の前でヴァンパイアに両親を殺された少年マーティン (コナー・パオロ) は、そのとき助けてもらったヴァンパイア・ハンターのミスター (ニック・ダミチ) と行動を共にすることになります。

目指すは、ヴァンパイアの脅威が届かない北の地 "ニュー・エデン" です。


自分、結構この作品は気に入ったんですよねぇ。
何と言っても、その "余計なものを削ぎ落としたスタイル" がいいです。

ヴァンパイア・ハンターの男と少年の旅に焦点を当てて、その他の登場人物のエピソードを絡ませて理屈っぽくしない点も良いです。 旅を共にする女性の登場人物も居ますが、妙に恋愛話を絡ませようとしない点も好感。

敵はヴァンパイアだけかと思ったら、狂信者集団 "ブラザー・フッド" なるものが行く手を阻む事になるんですが、こいつらがまた、思いっきりタチの悪いヤツら。 どさくさに紛れて国を我が物にしようと思ってるんですよね。

自衛しながら秩序を守って暮らしてる人の村へ、なんと捕まえたヴァンパイアを投下爆弾よろしく投げ込み。
壊滅状態にして、後は自分たちの集団で支配しようとするのですねぇ。

ミスターとマーティンは旅の途中で、シスターをレイプしようとした男たちを抹殺。
その男たちがブラザー・フッドのメンバーだった事から命を狙われるハメになるんですね〜。
ヴァンパイア相手だけでも厄介なのに、その上に狂信者集団とも戦わなければいけない事に。

そんな戦いを、あくまで硬派スタイルで描ききったホラー作品。

途中で旅を共にする仲間も5人に増えます。
レイプから救ったシスターと妊娠中の女。 そして海兵隊崩れの黒人。

このメンバーで旅をする事になりますが、これがまた非情なんですよね。
それを躊躇い無く描ききってるところがクールと言やぁクール。

そのシスターを演じるのがケリー・マクギリス
『トップ・ガン』、『告発の行方』 の美貌はどこ行ったん? と言いたくなるようなオバチャン化ですが。
まぁ、そんなことはどうでもイイことですが。

少年マーティンを演じるコナー・パオロは、『ミスティック・リバー』 ('03) で少年時代のショーンを演じてた子役さんですね。 この作品では逞しいところも見せています。

ヴァンパイア・ハンター "ミスター" を演じるニック・ダミチは監督と一緒にこの作品の脚本も手がけてます。
味のある雰囲気を持った役者さんですね、この人。

監督は俊英のジム・マイクル
この作品がたぶん2作目になるのかな? 『ネズミゾンビ』 ('06) の監督です。

インディペンデント・ホラーとしてはなかなか上出来だと思いますが。



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今年も早いもので、第36回トロント国際映画祭9月8日から開幕されます。
 
昨年は 『英国王のスピーチ』 が最高賞となる観客賞を受賞して、その勢いでオスカーもゲット。
その前年はダニー・ボイル監督の 『スラムドッグ$ミリオネア』。
 
これでもお分かりのように、オスカーの前哨戦として (オスカーへの直結度も高く) 近年のトロント映画祭は見逃せないものになっており、その注目度も年々アップしております。
 
そのせいもあって、ハリウッドもこの映画祭への意気込みはヒートアップしてるところでしょうか。
ハリウッド勢の今年のラインアップで目に付くのがジョージ・クルーニー
 
クルーニー自身の監督作と主演作が2作品登場するようです。
ラインナップされた、そのハリウッド勢の作品を少しばかり・・・。
 
 
『The Ides of March (原題) 』 監督:ジョージ・クルーニー、主演:ライアン・ゴズリング (政治サスペンス)
 
『The Descendants (原題)』  監督:アレクサンダー・ペイン、主演:ジョージ・クルーニー (コメディ)
 
『A Dangerous Method (原題) 』 監督:デヴィッド・クローネンバーグ
 
『Albert Nobbs (原題) 』  主演:グレン・クローズ
 
『マネーボール』  主演:ブラッド・ピット
 
『W.E. (原題) 』  監督:マドンナ
 
『Take This Waltz (原題) 』 監督:サラ・ポーリー、主演:セス・ローゲン
 

と、まぁ有名どころを中心に書き出してみましたが。
 
クルーニー自身の監督作品も「らしい」ところ。
サイドウェイ』 のアレグサンダー・ペイン監督作品はコメディと言うので、これもまた楽しみですね〜。
 
クローネンバーグ監督のトロント登場は 『イースタン・プロミス』 以来かな。
『Albert Nobbs (原題)』 の主演、グレン・クローズはその演技で今からオスカーの期待もアリとか。
 
サラ・ポーリーとセス・ローゲンのコラボも楽しみです。
 
トロント映画祭も以前はインディーズ作品が多数を占めてたんですが、昨今の風潮 (オスカー前哨戦) で有名メジャー作品も多くなってきましたね。
 
でもトロントの観客たちは目が肥えてるから、選ぶべき作品を選ぶことでしょう。
9月の開幕が楽しみです。

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注目だった今年のトロント国際映画祭の最高賞にあたる「観客賞」が決定したようですね〜。

受賞したのは 『The King's Speech』。 監督はイギリスの俊英トム・フーパー

主演のコリン・ファースが、吃音症を抱えたジョージ6世を演じてますね。

その克服に手助けをするのが、ジェフリー・ラッシュ演じるオーストラリア人医師ライオネル。

1936年に兄の退位によって即位することになったジョージ6世ですから、そのあたりが時代背景でしょうか。


今年のトロントではこの作品はノーマークだったらしく、マスコミの注目度も低かっただけに今のところ情報が少ない。 でも 並み居る強敵 を押しのけて、この受賞でアカデミーレースにも絡んでくるのは必至でしょうなぁ。
これからの公開情報などが楽しみです。

また厳しい評価の多いIMDbでの評価もかなり高いし。

監督のトム・フーパーは、ヒラリー・スワンク主演の 『レッド・ダスト』 ('04) で一度拝見しておりますが、こんなに早く脚光を浴びるとは思いもよりませんでした〜。 これからも楽しみな監督ですね。


で、自分が何故にこの映画祭に注目するかと言えば、近年のアカデミー賞レースにおいて重要な位置を占めるという意味もあるんですが、最も気に入ってるのが "審査員は観客" だからなんですよ。

少し前にチラッと書きましたが、「審査員を選出して、作品を選ぶ他の映画祭」 とは大いに異なる点がお気に入りなんですよね。(笑)


さぁ、この映画、来年のアカデミー賞ではどこまで食い込んでくるか〜?

これからはそこが一番面白いところです。 ・・・あ、もち日本公開もね。(笑) 

★ 『The King's Speech』 → YouTube

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さてさて 来月9月9日から19日までの11日間 (現地時間)、いよいよトロント国際映画祭が開幕です。

昨年の観客賞受賞 『プレシャス』 といい、一昨年の 『スラムドッグ$ミリオネア』 といい、近年このトロント映画祭で注目を集めた作品は必ずアカデミー賞に絡んできております。 それだけアカデミー賞に直結度の高い映画祭という事で各映画会社もヒートアップ気味。

まぁ、このトロント映画祭の観客の目の肥えてるところも要因でしょうね。

で、今年のラインナップはちょっと目を見張るモノがあるので参加作品を記しておきます。
(全作品ではありませんが、わりと知られたところを)



 『Another Year』  監督:マイク・リー
 『The Bang Bang Club』  監督:スティーヴン・シルバー
 『Barney's Version』  監督:リチャード・J・ルイス
 『Beginners』  監督:マイク・ミルズ
 『The Big Picture』  監督:エリック・ラティゴ
 『Biutiful』  監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
 『Black Swan』  監督:ダーレン・アロノフスキー
 『Brighton Rock』  監督:ローワン・ジョフィ
 『リミット』  監督:ロドリゴ・コルテス
 『Casino Jack』  監督:ジョージ・ヒッケンルーパー
 『CIRKUS COLUMBIA』  監督:ダニス・タノヴィッチ
 『In a Better World』  監督:スザンネ・ビア
 『The Debt』  監督:ジョン・マッデン
 『Potiche』  監督:フランソワ・オゾン
 『Rabbit Hole』  監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
 『Tamara Drewe』  監督:スティーヴン・フリアーズ
 『The Trip』  監督:マイケル・ウィンターボトム

  こちら俳優出身監督さんたち

 『The Conspirator』  監督:ロバート・レッドフォード
 『Conviction』  監督:トニー・ゴールドウィン
 『Jack Goes Boating』  監督:フィリップ・シーモア・ホフマン
 『Little White Lies』  監督:ギョーム・カネ
 『Trust』  監督:デヴィッド・シュワイマー
 『Miral』  監督:ジュリアン・シュナーベル
 『The Town』  監督:ベン・アフレック
 『The Way』  監督:エミリオ・エステベス
 『You Will Meet a Tall Dark Stranger』  監督:ウディ・アレン

 

 『Dhobi Ghat』  監督:キラン・ラオ
 『Easy A』  監督:ウィル・グラック
 『Fire of Conscience』  監督:ダンテ・ラム
 『The Housemaid』  監督:イム・サンス
 『I Saw the Devil』  監督:キム・ジウン
 『The Illusionist』  監督:シルヴァン・ショメ
 『It's Kind of a Funny Story』  監督:アンナ・ボーデン
 『Janie Jones』  監督:デヴィッド・M・ローゼンタル
 『The King's Speech』  監督:トム・フーパー
 『L.A. Zombie』  監督:ブルース・ラ・ブルース
 『The Legend of Chen Zhen』  監督:アンドリュー・ラウ
 『Lope』  監督:アンドルーチャ・ワディントン
 『Love Crime』  監督:アラン・コルノー
 『Made In Dagenham』  監督:ナイジェル・コール
 『Mysteries of Lisbon』  監督:ラウル・ルイス
 『わたしを離さないで』  監督:マーク・ロマネク
 『Norwegian Wood』  監督:トラン・アン・ユン
 『Outside the Law』  監督:ラシッド・ブシャール
 『Peep World』  監督:バリー・W・ブラウスタイン
 『Score: A Hockey Musical』  監督:マイケル・マッゴーワン
 『A Screaming Man』  監督:マハマット=サレー・ハルーン
 『Stone』  監督:ジョン・カーラン
 『Submarine』  監督:リチャード・アヨエイド


マイク・リー監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督など、今年のカンヌでは受賞ならずだったけど評判の高かった作品も参加ですね〜。 今年のトロントでは、カズオ・イシグロの原作小説を映画化した 『わたしを離さないで』 も前評判が良いという事ですが・・・。

個人的にはジョン・キャメロン・ミッチェルの新作なんか観ておきたいところなんですがね。(笑)

スザンネ・ビアやジョン・マッデン、フランソワ・オゾン、マイケル・ウィンターボトム、スティーヴン・フリアーズ、ダーレン・アロノフスキー。 そしてフィリップ・シーモア・ホフマンの初監督作 などなど、あげてたらキリが無いぐらい。

でも、これだけのビッグネームが揃う映画祭なんて、そうザラに有るもんじゃないですよね。
自分がトロントの観客なら毎日プログラムと睨めっこで、期間中ずっと映画鑑賞やろな〜。(笑)

この中から最高賞の "観客賞" を手にするのはどの作品でしょうかねぇ。

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