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トロント&サンダンスで最高賞獲得、早くも2冠  『Precious』

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連休バカンスのため ここで書くのが遅れましたが、先の19日に発表になった 第34回トロント国際映画祭
リー・ダニエルズ監督、オプラ・ウィンフリー製作の 『Precious』 が最高賞となる観客賞を受賞です。

この 『Precipus』 は以前、サンダンス関係の記事で受賞を報告させてもらいましたが、今年のトロント国際映画祭でも最高賞の受賞を成し遂げました。 サンダンスとトロントのダブル受賞は史上初の快挙。

サファイア著の 『Push』 を原作に、1987年のハーレムを舞台に、父親との2人目の子どもを妊娠した読み書きのできない10代の少女が、あるひとりの教師に出会ったことで自身の価値を見出していくというお話。

昨年の 『スラムドッグ$ミリオネア』 の怒涛の快進撃も このトロントから始まりましたよね。

近年 アカデミー賞レースとの直結度が高いとされるトロント映画祭ですが、サンダンスとのダブル受賞も大きな話題となり、アカデミー賞レースに絡んでくるような期待を持たせてくれます。

オプラ・ウィンフリーのプロデュース、レニー・クラヴィッツマライア・キャリーの出演も話題。
しかし何より、そのドラマの質の高さに期待できそうです。

アメリカでの公開は11月から。 ・・・来年のオスカーでは台風の目になりそうな予感マンマンです。



座頭市

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tiff.2003 The People's Choice Award (観客賞) 受賞  『座頭市』

【座頭市】 日本 2003

監督・脚本・編集 北野武   製作 森昌行 / 齋藤恒久   原作 子母沢寛
出演 ビートたけし / 浅野忠信 / 夏川結衣 / 大楠道代 / 橘大五郎 / 大家由祐子 / 岸部一徳
    ガダルカナル・タカ / 石倉三郎 / 柄本明 / THE STRiPES ほか

2003年 ヴェネチア国際映画祭 : 監督賞 受賞
2003年 日本アカデミー賞 : 音楽賞・撮影賞・照明賞・録音賞・編集賞 受賞


北野武監督が、俳優ビートたけしとして主演にも挑んだ "新 座頭市"
相性の良いヴェネチア国際映画祭では監督賞受賞の一作でもあります。

ご存知、1962年に初めて勝新太郎が演じて以来 26作にも及ぶシリーズ化となった "座頭市" を、北野武監督が現代風に解釈を施してリメイクした作品なのですが〜。




まぁ、どうしても勝新太郎の座頭市と比べられるのも当たり前の話ですが・・・でもでも、比べる方が野暮なことなのは承知しております〜。 なので そのあたりは控えめに。

でも〜この作品、勝新太郎の 『座頭市』 や北野監督の他の映画を観たことが無いと言う方にとっても、これまた楽しめた時代劇なんではないでしょうか。 CGを要所要所に使用したスピーディーな殺陣のシーンを全面に押し出し、北野監督らしいコントを交えながら、最後まで飽きさせることなく作られております。

金髪の座頭市というのは、勝新に比べると いささか都会的で迫力不足なのはいなめませんが、何か新しい座頭市を作ろうとする北野監督の意気込みはビシビシ伝わってきますよね。 タップダンスの群舞シーンも、"それが必要か?" とも感じられますが、あれはあれで面白い。

キャストも皆さん 良い味を出しておりまして。
オマージュとしての大楠道代 (旧芸名・安田道代) の出演なども、この作品では重要なところです。

浅野忠信も鋭い刀さばきを見せておりますし、その個性にあった役どころは好きな方ですが、もっと激しい演技を見せても良かったのではないか? とも思いましたが。

ガダルカナル・タカは、もう狂言回し的な役。 道化に徹した演じ方も良いとしましょう。
・・・正直に言えば、あの "笑い" は苦手な方なんですがね。 ちょっとウザかったけど。(^o^;

悪役の岸部一徳・石倉三郎・柄本明などは、もうさすがです。 脇をこういう実力派で固めるのは良いです。
でも、おせいおきぬの姉妹役 (ホントは姉と弟役) の大根な演技は頂けませんが。( ̄∀ ̄;)

ともあれ、これは "股旅もの・やくざ時代劇"。
勝新の座頭市の時代は、こういう作品が無数に作られていた時代であります。

いわゆるアウトローなアンチヒーローという事を考えれば、この北野監督も ある意味アウトローなお方。
その映画制作も遊び心があって、今の時代に合ったアウトローぶりなのではないでしょうか。
アクション・エンタメ時代劇として作ったのが正解だと思います。

これがトロントの映画祭で観客賞を受賞したのは意外だったけど、こういう判りやすさも海外の人にはウケるところなんでしょうか〜。

・・・んん、誰か今度は 『木枯らし紋次郎』 をリメイクして〜!(*`◇´*)/


★ 追記:いま思ったら、↓ この締めくくりって 『スラムドッグ$ミリオネア』 だよなァ〜〜!(´▽`*)アハハ


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再会の時

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tiff.1983 The People's Choice Award (観客賞) 受賞  『再会の時』

【再会の時】 THE BIG CHILL 1983

監督・脚本・EP ローレンス・カスダン 製作 マイケル・シャンバーグ 脚本 バーバラ・ベネディック
出演 ウィリアム・ハート / トム・ベレンジャー / グレン・クローズ / ケヴィン・クライン
    メグ・ティリー / ジェフ・ゴールドブラム / ジョベス・ウィリアムズ / メアリー・ケイ・プレイス

1983年アカデミー賞 : 作品賞、脚本賞、助演女優賞 (グレン・クローズ) ノミネート

『白いドレスの女』 ('81) で監督デビューしたローレンス・カスダンの第2作目になる作品です。
ジョン・セイルズ監督のデビュー作、『セコーカス・セブン』 ('80) を下敷きにしたと思われる物語。

1960年代、固い友情で結ばれていた仲間たちが、10数年の時を経て集うことになります。
その理由は、仲間のひとりであったアレックスの葬儀に参列するため。
学生時代と変わらぬ友情を保ってる仲間ですが、社会に出て様々な経験を積んだ現在を描き出していきます。

キャストは 今じゃもうビッグネーム揃いですが、皆この作品あたりからステップアップしましたね。
60年代モータウン音楽をBGMに使い、いかにもアメリカらしい友情物語を描き出しています。
シリアス展開になるかな・・・と思うと、ユーモアを織り交ぜたシーンを出してみたり。

当時から評判は良い作品なんですよ、これ。
あの 『セント・エルモス・ファイアー』 なんかと共通する感覚ですが、こちらは大人。

ひとりひとりを取り上げてたら 記事が長くなるので控えますが、大学時代の "子供" だった名残りを随所に見せ (会話などのやり取り)、大人になった現実を痛感させてくれる描きが巧いですね。

唯一、死んだアレックスの彼女だったクロエ (メグ・ティリー) が客観的な目で見つめる役どころも良いと思います。 劇中、体の柔らかいところを見せるシーンは ナニゲに萌えポイントです。( ̄∀ ̄*)

ただこの映画は観る側の年代によって評価も大きく変わると思んですよ〜。

普通に観れば、仲間が寄り集まって ただ日常を描いてる風にしか見えませんが、会話やらエピソードがいちいち頷ける部分が多いんですよね〜。 ・・・ただ女性の一人が仲間内の男性に "種付け" を頼むと言うのはちょっと共感できませんが。

先に書いたように、この作品の評価は結構高いです。
でも ・・・ 個人的には好みじゃない映画なんですよね〜、じつのところ。
こういう感覚の "仲良し仲間" の話って好きになれません。 これは あくまで個人的な好みです。

でもサントラは最高です。(笑)


今年は9月10日〜19日開催 第34回トロント国際映画祭 (tiff 2009)


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昨夜の、アカデミー賞ノミネート関係のネタに引き続き … 近年 アカデミー賞レースの幕を切って落とす国際映画祭として注目度が高いトロント国際映画祭ですが、今年は少し早めの開幕となりますね。

過去記事でも書きましたが、近年トロント国際映画祭で上映される作品が、翌年のアカデミー賞との直結度の高さを示してるみたいなんですよ〜。

という訳で、またまた新しく書庫を作り "トロント国際映画祭関係" の作品をボチボチ書いていこうと思っております。 ・・・まぁ、ホントにボチボチとやるんですがね。( ̄∀ ̄*)

いや〜、しかし来年のオスカーを語るには早すぎると思いますが、ふと思ってみたら もうオスカー作品は出来上がってるんですよね。 公開がまだ、というだけで。

そういう意味でも、今年このトロント国際映画祭でプレミア上映される作品は要チェックですよね。

自分としては振り返る意味で、この映画祭で過去受賞の作品を取り上げて行きます。(・ω・)bグッ

オスカーレースの、ひとつの指針 "トロント国際映画祭"

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           【2008年 観客賞受賞作 『スラムドッグ$ミリオネア』 ダニー・ボイル監督】


11月には入りましたが、いまアメリカではアカデミー賞レースに関わる作品の公開が花盛りのようですね〜。

近年、そんなオスカーレースの先陣を切って開催される映画祭が トロント国際映画祭
1976年に創設され、毎年9月にカナダの都市 トロントで開催される 今や北米最大の映画祭。

期間中に公開される作品も300を超える映画が揃い、来場者数でも あのヴェネチア映画祭を上回る数を誇り、世界3大映画祭の一角を脅かす存在になりつつあるようです。

このトロント映画祭ではコンペ部門が無いため、賞としては "観客賞 (The People’s Choice Award)" が最高栄誉賞となってます。 で、近年の観客賞受賞作をズラッと見れば、アカデミー賞レースに絡んでくる映画が揃っており、なかなか興味深い受賞結果。

1996年からの受賞作を見ても、そのチョイスがオスカーレースに影響を与えてるのも頷けますな〜。


観客賞 受賞作一覧

1978年  『ガールフレンド』 クローディア・ウェイル監督
1979年  『Best Boy』 アイラ・ホール監督
1980年  『ジェラシー』 ニコラス・ローグ監督
1981年  『炎のランナー』 ヒュー・ハドソン監督
1982年  『テンペスト』 ポール・マザースキー監督
1983年  『再会の時』 ローレンス・カスダン監督
1984年  『プレイス・イン・ザ・ハート』 ロバート・ベントン監督
1985年  『オフィシャル・ストーリー』 ルイス・プエンソ監督
1986年  『アメリカ帝国の滅亡』 ドゥニ・アルカン監督
1987年  『プリンセス・ブライド・ストーリー』 ロブ・ライナー監督
1988年  『神経衰弱ぎりぎりの女たち』 ペドロ・アルモドヴァル監督
1989年  『ロジャー&ミー』 マイケル・ムーア監督
1990年  『シラノ・ド・ベルジュラック』 ジャン=ポール・ラプノー監督
1991年  『フィッシャー・キング』 テリー・ギリアム監督
1992年  『ダンシング・ヒーロー』 バズ・ラーマン監督
1993年  『スナッパー』 スティーヴン・フリアーズ監督
1994年  『司祭』 アントニア・バード監督
1995年  『アントニア』 マルレーン・ゴリス監督
1996年  『シャイン』 スコット・ヒックス監督
1997年  『The Hanging Garden』 トム・フィッツジェラルド監督
1998年  『ライフ・イズ・ビューティフル』 ロベルト・ベニーニ監督
1999年  『アメリカン・ビューティー』 サム・メンデス監督
2000年  『グリーン・デスティニー』 アン・リー監督
2001年  『アメリ』 ジャン=ピエール・ジュネ監督
2002年  『クジラの島の少女』 ニキ・カーロ監督
2003年  『座頭市』 北野武監督
2004年  『ホテル・ルワンダ』 テリー・ジョージ監督
2005年  『ツォツィ』 ギャヴィン・フッド監督
2006年  『Bella』 アレハンドロ・ゴメス・モンテヴェルデ監督
2007年  『イースタン・プロミス』 デヴィッド・クローネンバーグ監督
2008年  『スラムドッグ$ミリオネア』 ダニー・ボイル監督


『スラムドッグ$ミリオネア』 は、あの世界的クイズ番組 『クイズ ミリオネア』 の決勝まで勝ち進んだインド人青年のドラマらしいのですが、なかなか高評価なイギリス映画のようです。 公開も楽しみですね〜。

今はアカデミー賞の行方を占おうと、批評家やメディアがこぞって有力作をピックアップしてる最中。

ニクソン大統領とジャーナリストの舞台劇の映画化 『フロスト / ニクソン』 (ロン・ハワード監督) や、デビッド・フィンチャー監督の 『ベンジャミン・バトン / 数奇な人生』 などなどの作品の名前があがっております。

演技賞部門でも、先のヴェネチア映画祭で受賞した 『レスラー』 (ダーレン・アロノフスキー監督) のミッキー・ローク『フロスト / ニクソン』 のニクソン大統領役フランク・ランジェラ、そしてブラッド・ピットショーン・ペンらの演技も高評価を得てるようですな〜。

あっ、あの 『ダークナイト』 はアカデミー賞開催前の再公開も決まってるとか。
ヒース・レジャーへオスカーをもたらそうと 配給側も猛アピールのようですね。(・ω・)bグッ

そしてトロント映画祭と時期を同じくして開催される 同じ北米最大の映画祭 "モントリオール世界映画祭" で今年の最優秀作品賞を受賞した日本映画 『おくりびと』 が、外国語映画賞でのノミーネートがなるかも気になるところですな〜。

ともかく、このトロント国際映画祭はアカデミー賞に影響を与えつつある 大きな注目映画祭でもあります。

■ トロント国際映画祭 (Toronto International Film Festival)  公式サイト

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