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【スカイライン -征服-】 SKYLINE アメリカ 2010
 
監督 コリン・ストラウス / グレッグ・ストラウス 出演 エリック・バルフォー / スコッティー・トンプソン / ブリタニー・ダニエル 他
 
 
 
 
 
『AVP2 エイリアンズ VS. プレデター』 ('07) のストラウス兄弟監督が手がけたSFパニックですが。
こちらは某レンタル店が "借りれるのは○○○だけ" と言うセコイ商売を行なっているリリース作品。
だいぶん前から気になってたけど、ようやく某レンタル店で借りてやったぜっ。

手っ取り早く最初に感想を書かせてもらったら、これはB級SFなんだよと言うコトを理解してれば、そこそこ楽しめる作品でしたよ。 それも思いっきりCGを見せたがいが為のSF映画なんだと・・・。

ロサンゼルスの高級マンションで仲間内のパーティーを開いた男女。
その夜、空から青色の閃光と共にエイリアンによる地球侵略が開始されるのを目撃。
その3日間の様子を描いた作品ですねぇ。

そんなに予算は無かったのに、CGに大部分を使っちゃいましたって感じです。
エイリアン母船、エイリアン本体、モンスターエイリアン、米軍 VS. エイリアン編隊の空中戦、などなど。
それだけ見てれば、結構巧く出来てますよ。

でも肝心のストーリーがアカンかった・・・、と言うより、ヒューマン・ドラマな部分がいかにもTV向けって感じ。

おまけに舞台のその殆どがマンション内。
そこで繰り広げられる内輪もめを中心に話を組み立ててるから、なんとも・・・。

恋人に浮気がバレた兄ちゃん、妊娠してる恋人を連れて、どうしても脱出したいと言い張る兄ちゃん。
ただ逃げればイイってワケじゃない! とツッパるネエちゃん、等々。
 
まぁ、内容も 『インディペンデンス・デイ』、『宇宙戦争』 なんかのパクリ的感じやし。

で、こういうエイリアン・パニックものには付き物の、逃げ惑う人々の姿もほとんど無いっ。
なんだか少しお寂しい内容なんだけど、CGだけはやたら頑張ってる。
 
でもB級SFとしたら奇想天外なオチにも親近感が出てくるから不思議ですよね。

これ当たったら、と言うか、評価が良ければ続編を作るつもりやったんでしょうね、あのラストは。
ハイブリットなエイリアンが世界を救う物語、って線やったんかなぁ。

キャストも馴染みがない俳優ばっかだったけど、主人公ジャロッドを演じてる兄ちゃんはどこかで見かけたぞ。
そう思って思い出したら、『24 TWENTY FOUR』 シーズンⅠのマイロ役の人やん。

でも哀しいかな、登場人物全員のキャラが弱かった。
 
 
 
 
 
今までこの書庫はWikiで書いてたけど、これからコッチでイコ。
イメージ 1 【エッセンシャル・キリング】
  ESSENTIAL KILLING ポーランド 他 2010 
   
 監督 イエジー・スコリモフスキ
 製作 イエジー・スコリモフスキ
      エヴァ・ピャスコフスカ 
 脚本 イエジー・スコリモフスキ
      エヴァ・ピャスコフスカ
 出演 ヴィンセント・ギャロ
      エマニュエル・セニエ



                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


2010年度のヴィネチア国際映画祭でW受賞 (男優賞・審査員特別賞) をやってのけた、ポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督渾身の一作ですね。

ヴィンセント・ギャロがアラブ人ムハマンド (タリバンの一兵士) に扮し、米軍からひたすら逃げる役どころを熱演です。

ギャロのセリフは一切なし。 正確な場所の説明も一切なし。
時々、幻覚で見せるムハンマドの背景がぼんやり分るぐらい。

荒涼とした冬山をひたすら逃げ、発する声は喘ぐ声だけと言う、まったくもってシンプルな物語ですねぇ。

タイトルからも分るように、ESSENTIAL=不可欠、KILLING=殺害、と言う "本質的な殺害" を表現するにはこれ以上無いと言ったシチュエーションでありますね。追われる恐怖と大自然の脅威を相手にした時、人は殺人など本能的に行なっててしまうものだと言う事を真正面から見せつけてもらいました。

劇中で一番秀逸に感じたのは、空腹と言う飢餓に襲われたギャロが行きずりの奥さんのオッパイをチュウチュウ貪ってしまうシーンですね。

幼子にオッパイをあげてるところに遭遇したギャロが、銃を片手に奥さんを威嚇し胸にかぶりつく場面。
監督特有のユニークさも見せながら、これこそ本能なんだと十二分に感じさせてくれる名シーンですよね。

・・・て、自分が書くと絶対エロ目線で言ってると思われそうだけど。(笑)
とりあえず奥さん、○輪デカすぎ。

ま、そう言うことで、「ひと言ぐらい喋れよ」ってなツッコミも出来そうだけど、"ESSENTIAL KILLING" を表現するには言葉なんて必要ない、と言わんばかりの演出にアッパレでございました。

真っ赤な血に染まった白馬の背中で終るラストも、なんかイイ。(なんか、って)


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_57463192_21?1350323265


                      https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_28?1270722808

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今頃やっと 『悪人』

イメージ 1 【悪人】 日本 2010

 監督 李相日
 原作 吉田修一 
 脚本 李相日・吉田修一
 出演 妻夫木聡・深津絵里
      満島ひかり・岡田将生
      樹木希林・柄本明
      宮崎美子・光石研・余貴美子




                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288



めっちゃ遅ればせながら本作を鑑賞致しました。
2010年度の日本アカデミー賞を 『告白』 と共に盛り上げた話題作でしたね。

まんず、ひと言で言わせて貰えば "秀作" ですよね。
ダレることなく全編鑑賞させていただきましたよ。

不器用な青年・祐一 (妻夫木聡) が、あるキッカケで殺人者になってしまい、その後に出会った女性・光代 (深津絵里) と出口の見えない逃避行へと走り、加害者、被害者が関係する者たちの人間模様を交えて描いたヒューマンなドラマ。

とまぁ、意外とステレオタイプの典型的な設定だと思いました。
逃避行でたどり着いた先が灯台なんて言うのも結構ベタですよね。

でもこの物語はステロタイプを扱いながらも現代的なリアリティーを大事にしてるので、観る側はそこに感じるものが大きいのではないかと思いました。

長崎や佐賀のいち地方の町を舞台にしているところも良い部分だったと思います。
これが大都市を舞台にしてたなら、あぁいう独特の刹那なトーンはまた違ったものになってただろうし。
祐一や光代が感じてる、あの閉塞感は地方の人間ならではでしょうか。

演技陣はみなさん良かったです、もちろん。
個人的に秀逸だと思ったのは妻夫木聡の演じる祐一のとあるシーン。

満島ひかり演じる被害者となる佳乃と祐一の待ち合わせシーン。
佳乃はその場で偶然会った好意を抱く大学生・圭吾 (岡田将生) と共に、祐一の目の前から去って行きます。

屈辱を味わった祐一は車の中で突如の感情変化。
スカイラインGTRを急発進させ2人の乗った車の後を追う、と言うシーンですね。

あの瞬間的に湧いて出た "悪" の感情のシーンは、この映画のテーマの全てを凝縮してかもしれませんねぇ。

"ウザい女" の満島ひかりもキャスティングがピッタリ。

でも秀作にも難点があるのは確かでして、リアリティーを出そうとするあまりちょっと各エピソードの中途半端さが不満かな。 樹木希林演じる祖母や余貴美子が演じる母親との背景にも、もうちょっと深く入りこんでも良かったかも。

それより何より、やっぱこの物語の役どころには妻夫木聡は男前過ぎますね。(笑)
深津絵里は中年に差しかかった女性の悲哀が良く出ていて良かったと思いますが。

まぁ〜リアリティー重視でやるならベッドシーンはもっと過激にやるべきだったと思う。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_62650023_22?1346214112


                      https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_59280818_28?1270722808

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『モールス』 Let Me In

イメージ 1 【モールス】 アメリカ 2009
   LET ME IN
   
 監督 マット・リーヴス
 原作 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 
 脚本 マット・リーヴス
 出演 クロエ・グレース・モレッツ
      コディ・スミット=マクフィー
      イライアス・コティーズ
      リチャード・ジェンキンス



                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


個人的に本作のオリジナル版となるスウェーデン映画 『ぼくのエリ 200歳の少女』 は傑作と思ってるので、そういう意味でもハリウッド製リメイク版がオリジナルを超えるなんて、まず有り得ないのですよ。

だから本作のリメイク版での興味は、キャストのハマり具合なんかを楽しむべきだと思ってますが。
まぁ、どのリメイク作品でもオリジナルを超えると言うのは、言うだけ無駄な事なんですよね。
オリジナルと言うのは、どう転んでもオリジナルなんだから。

クローバーフィールド / HAKAISHA』 のマット・リーヴスが監督を努めた本作でしたが、ハリウッド製だからストーリー設定や演出をガラリと変えてくるのかな? と思いきや、ほとんど同じ設定とストーリーだったので、ある意味それが驚きでしたねぃ。

クロエ・グレース・モレッツ演じるヴァンパイア少女アビーが血に飢えた時の顔つきなんか、そこはCGを使って化け物化しておりましたが・・・。

でも主演の2人は頑張ってハマッてたと思いますよ。
オーウェン役の少年コディ・スミット=マクフィー君なんかは、オリジナルの子役君のような憎たらしさは感じられませんでしたが、どちらかと言うとコディ君のような役どころが一般受けしやすいでしょう。

ヴァンパイア少女アビーの世話係 (昔は恋人だった) を演じるリチャード・ジェンキンスも出しゃばり感が少ないので、主演の2人を引き立てるにはちょうど良い感じ。(でも、いずれはオーウェン君もあんな末路を辿るのかと思えば、それはそれで戦慄)

でも、クライマックスのプールでの惨殺シーンはオリジナルの方が何倍も上だったなぁ。

ともあれオリジナルを観ずに本作だけを観たなら、かなりの評価を受けることでしょうね、これは。
やはりオリジナルとリメイクを比べること自体に無理があるんですよね。

別物の作品として観れば、それに越したことはないと改めて感じた次第です。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56012932_21?1343621197


                       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_54749697_10?1319518691

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イメージ 1 【アリス・クリードの失踪】 イギリス 2009
THE DISAPPEARANCE OF ALICE CREED
   
 監督 J・ブレイクソン
 製作 エイドリアン・スタージェス 
 脚本 J・ブレイクソン
 出演 ジェマ・アータートン
      エディ・マーサン
      ジェシカ・スティーヴンソン
      マーティン・コムストン



                        https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56445124_23?1268842288


イギリス映画界の新鋭、J・ブレイクソンが監督と脚本を手がけた長編監督デビュー作。

刑務所仲間だった2人の男、ヴィック (エディ・マーサン) とダニー (マーティン・コムストン) は、ある富豪の一人娘アリス (ジェマ・アータートン) を誘拐。借り切ったアパートの一室で拘束監禁し、身代金200万ポンドを要求。

用意周到な計画で、事は上手く運びそうな様相を呈していましたが・・・。

全編、登場人物はこの3人のキャストのみで二転三転するストーリーを緊迫感と共に描ききってましたね。
ネタバレになるのでこの程度の荒筋しか書けないけど、登場人物の思惑が交錯するストーリーとしては面白く最後まで飽きずに観れました。

タイトルが、「誘拐」じゃなく、「DISAPPEARANCE = 失踪」となってるのも観終わって納得。
そのあたりを念頭に入れて観ておいたら幾分ネタバレなので、そこはスルーと言うコトで。

しかし面白い作品だけに気になったところを少し。

登場人物が持ってる "隠し玉" 自体はそうサプライズではなかった点。
これは心理面をメインに描いていたら、もっと活きて来たかと思います。

そして、どうしても疑問が残る箇所&箇所。
細かいと思われたら心外なんですがね。(笑)
ストーリー上、けっこう大事な部分を説明無しにあっさり描いてますから。

それはどういう部分? と聞かれても、先に書いたようにネタバレに触れるので止めておきます。
そんなところに少し脚本の雑さが目立ったと言うところでしょうか。

でもアリス演じるジェマ・アータートン始め、キャストの魅力も楽しめたので良いですよ、これ。
J・ブレイクソン監督も期待の新鋭ですね。


   https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_56328769_27?1338405232

                       https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/e0/a7/jkz203/folder/1502344/img_1502344_53469829_38?1277921437
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